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2016年3月25日 (金)

競合を絞る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店。

  その存在に大いに左右される小売業。

そして、左右される競合店が増えれば増えるほど、その影響度は複雑に絡み合ってくる。

  “なぜ今日は先週よりも売り上げが伸びないんだろう”
  “なぜ今年の彼岸商戦の生花は低調なのだろう”
  “なぜ今週の曜日サービスは強いんだろう”

その影響が何に起因するのか?。
競合が増えれば増えるほど、その特定は難しくなってくる。

  今日の売り上げ低迷はあの競合の創業祭の影響。
  今年の彼岸商戦の生花はあのGMSの花屋の価格。
  今週の曜日サービスはあちらの競合の店舗改装。

そこには、思いもよらぬ競合店の変化に起因しているのだが、それを一つ一つ特定しても後の祭りである。

今回出店する地域にも、3K商圏に絞った地域でも競合店は10店舗ほどにも上る。
これら10店舗を一つ一つ検討し対策してもコストがかかるばかり。
まだ出店前でもあり一応全店を調査してみたが、即影響のある競合、ほとんど影響の無い競合が存在する。

  そろそろマークする競合店を絞らなければならない。

勿論、至近距離の競合店は最重要マーク店舗ではある。
しかし、店長として目指すべき、あるべき姿を有した競合店を1店舗、学ぶべき店舗といて位置付けることとした。

  その理由は、自社には無いイベント強化店舗であるから。

至近距離の競合店舗だけマークしていては、自らの成長は期待できない。

  重要なのはお客様対策。

その為には、競合店をマークするだけではなく、地域のお客様の暮らしに徹底して近づいていくこと。

その為には更にレベルの高い売場や企業から、その考え方と売場作りに学ぶことだ。

  そして、その相手を絞ること。

幸いにして、そんな競合店が存在することは嬉しいことでもある。

  3k以内にはあるが直接の競合関係にはない。
  地域の中では圧倒的に集客力のある競合店。

そんな存在から胸を借りる姿勢。

  特に、イベントに対しての取り組み。

ここぞの場面での平常からのダイナミックな変化。
平常の売場作り、マネジメント、オペレーションの確立は普段の積み重ねを本気で取り組めばレベルは向上していくもの。

  しかしイベントに関してはどこまで思い切って取り組んだかどうか。

その取り組みの回数と変化のダイナミックさが要求され、その度合いの深さで次回の売場のレベルが高まっていくもの。

  その経験を補うものは他者からの学びである。

自分の経験不足を補う他店舗のMR。

  そして、素直に真似ること。

そのことが、自分の経験不足を完全に補ってくれる要素である。

  思い切って、真似てみる。

この思い切りの良さが、その後の売場作りに役立つのである。
そして、それは発注につながり人材の育成につながり利益につながる。

  このお店のストアコンセプト。

そこにも当然52週という考え方を取り入れていく。

  そんな頭でっかちの状態が続いております(笑)。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
新しい街に作られていく中での出店。
逆に新しい文化を御社のお店で創造していくことも可能だと思います。
先手必勝で出店した地域。地域の文化を先導する商売で地域の信頼を絶対的なものにできれば、後々の競合出店も苦にならないと思います。

投稿: てっちゃん | 2016年3月29日 (火) 07時14分

競合も遠く、お客様も少ない地域に新規出店した当社。(笑)地域のお客様の暮らしに徹底して近づこうと思います。

投稿: かわらい | 2016年3月28日 (月) 22時44分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
競合店が増えて商圏が狭まっていく中で食品小売業が売り上げを維持するポイントはワンストップショッピングにあるのではないでしょうか。言い古された言葉ではありますが、これはどこまでいっても各部門が集合して営業する店舗の基本中の基本だと思います。1店舗で全てが揃うと言う安心感がそのお店に本当に備わっているのだろうかという足元の見直しも必要かと。

投稿: てっちゃん | 2016年3月26日 (土) 07時09分

こちらの地域もそちら程でないにしても競合店の影響は大きいですね。日本でも有数の生産性を誇るスーパーの創業地であり地方百貨店的GMS、ドラッグの乱立・・・複数の競合環境下でターゲットを絞り攻める事は結果他の競合の差別化にも繋がりますから一番闘い甲斐のある競合をベンチマークせねばなりませんね。価格軸、商品軸に中庸の当社の立ち位置が一番辛い立場ではあるのですが(笑)。

投稿: dadama | 2016年3月25日 (金) 20時26分

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