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2016年3月 2日 (水)

心を開く

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるテレビでこんな言葉が流れていた。

  「人は理屈で固められると心を閉ざす」

なるほど、と思った。

  心を閉ざす、心を開く。

現代の人間社会は、文字や言葉という文明の開発により、より明確なコミュニケーションや詳細な意味を追求する傾向に向かっている。

  しかし、我々人間の歴史はどうだったのか?。

文字や言葉が生まれるずっと以前から、我々の祖先達は表情や動作、行動を以ってお互いに意思疎通を図る時代を過ごしてきた。

  相手の表情や動作から相手の心を読む。

最近はそれを、相手の顔色を見るという悪い意味で使っているのであるが、本来は相手の顔色を見るということは、当然の意思疎通の手法だったのである。

  そして現代は逆に相手の顔色が読めない時代でもある。

顔色よりももっと明確に詳細に意思疎通を図る「文字」「言語」というツールが優先され、更にはその優先度合い非常に高まってきているのだろう。

  それを加速させたのが「SNS」の一般化。

お互いの意思疎通が、その場に現実にいない相手との会話まで一般化させてしまい、そちらの意思疎通のウェイトがリアルな意思疎通よりも高い頻度になってきてしまったのが要因であろう。

  目の前に意思疎通を図る相手がいない。

この事が、我々人間から「相手の顔色を見る」という意思疎通の手法を奪ってしまったのが現実である。

  そしてその延長線上に人間社会の仕事が存在する。

仕事場は更に文字や言語でお互いの仕事の役割の繋がりを結んでいく。
組織で仕事をしていく我々の社会では、それぞれの個人の役割が存在し、その集合体としての組織としての競争力が問われる時代である。

  その意思疎通の強さが問われるのである。

そして、その意思疎通の強さは、お互いの心の強さでもある。

  心の強さ。

それは、心が開いているか閉ざされているかという、目に見えない世界。
そして、冒頭の言葉に戻る。

  「人は理屈で固められると心を閉ざす」

その理屈とは、文字や言葉に代表されるツールことだ。
そしてそれらを駆使して造られた理詰めの世界。

  理詰めの世界。

誰もが納得せざるをえない世界。
だから、理詰めには誰も反論できない。

  当たり前のことを言われたら、反論できない。

そんなのは百も承知のことである。

  しかし人間はそんな単純な生き物ではない。

反論しない代わりに、心も閉ざしてしまう。

  “わかっちゃいるけど、現実はそんな単純な世界じゃない”

そんな単純ではない心の感情の世界にまで入り込んで、心を開いてやることの方が、理詰めで説得するよりはるかに効果の高い場合もある。

  人間とは、簡単そうで難しく、難しそうで単純なのだ。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうぎざいます。
何事も穏便に済ませたいと言う願いから日本人は(笑)を多用しますね。

投稿: てっちゃん | 2016年3月10日 (木) 23時01分

私も良く(笑)を使います。仕事中はなるべく使わないようにしたいですが。(笑)

投稿: かわらい | 2016年3月10日 (木) 21時48分

パセリさん、コメントありがとうございます。
(笑)。
私もよく使いますね。
文面だけではいろいろな解釈がされてしまう可能性を考えると、最後に(笑)を入れると丸く収まる感がありますからね。

投稿: てっちゃん | 2016年3月 4日 (金) 10時11分

ラインやメールなど、文章のやりとりが苦手で、よく主語と述語がないと嫁に怒られます!
冗談で、送信しても、相手の顔が見えないと何かと不安ですね。
(笑)が、すべてを丸くする、最強の暗号か!

投稿: パセリ | 2016年3月 3日 (木) 22時28分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
人間社会、組織社会の中では、知の管理だけでなく情の管理との組み合わせが問われるものです。特に、40歳を超えてからは情の管理をしっかりと身につけたいですね。

投稿: てっちゃん | 2016年3月 3日 (木) 07時20分

理屈や白黒の判断だけでは人生味気ない物になってしまいますね。鬼の目にも涙・敵に塩を送る・建前と本音・・・理屈では語れない人間味があってこそ人生は深く・豊かになっていき更には成長もあるのでしょう。建前と本音を見抜くのは自身を守るためにも磨かねばなりませんね(笑)。

投稿: dadama | 2016年3月 2日 (水) 08時49分

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