「お義父さんと呼ばせて」から②
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今週の「お義父さんと呼ばせて」が第7話。
こんなに面白くなってくるとは夢にも思わなかった。
遠藤憲一主演ということもあって、何やら面白そうな気配のドラマだったから何気無く録画し始め見ていたのだが、毎週毎週面白みが増していき、更にその笑いの波が間髪入れずにドラマの進行に合わせて押し寄せてくるスピード感も増していき、いつの間にか翌週が待ち遠しい番組となってしまった。
いつの間にか、残り3話となってしまった。
このドラマは、いろいろな部分で面白さが凝縮しているところ特徴であろう。
全体的なセッティングの面白さ。
一回ごとのテーマ設定の面白さ。
細部の役者同士の役柄の面白さ。
そのいずれもが抜群に新鮮であり息が抜けない細部のちょっとした面白さであり、毎回のテーマがありそうでありえない、そして共感してしまうユニークさがあり、全体としては50男がお互いの人間臭さを認め合っていく姿がまた新鮮みを増している。
むさい50男が20代女性と結婚というあり得ないストーリー。
更に50男が大企業の役員になるというあり得ないストーリー。
家族にいろいろな裏の顔がありその顔があり得ないストーリー。
どうにも、現実にはあり得ないストーリーにも関わらず、そのあり得なさが破天荒であり、その破天荒さをカバーするメッセージの真実性。
そして、そのドラマに登場する役者たちの露骨な表現が更に笑いを誘う。
完全にコメディー路線のこのドラマではあるが、その中で娘のフィアンセの50男が家族一人一人の心に入り込んでいくストーリーが心を打つのである。
家族一人一人の心を変えていく50男。
人間の内面に入り込んでいく50男の無骨さ。
しかしそれは、今まで経験したことのない人間のリアルな接触でもあった。
人間と人間のリアルな接触。
ネット社会の中にあって、人間のリアルな接触は大変な疲労や苦労を伴う時代になってしまったのかもしれない。
しかしそれが人間の心を安らげる。
古来より人間は連帯という行為により地球を制してきた歴史がある。
人間同士の連帯に最高の安らぎと喜びを感じるのである。
そんな喜びが、花澤家に包まれていく過程が、このドラマのもう一つの面白さであろう。
そしてフィアンセと娘の父の共に50男の対比。
これもこのドラマの見どころ。
「お父さん、紀一郎にそっくりね(笑)」
まさか、家族からそう思われているとは、私も紀一郎だったのかと愕然としてものだった(笑)。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
紀一郎に似ているところ。
何事にも「上から目線」のところだと思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年3月10日 (木) 23時19分
回を追うごとに大袈裟な演技に拍車がかかってきましたね!てっちゃんが紀一郎に似ているのはワイン好きなところですかね。(笑)
投稿: かわらい | 2016年3月10日 (木) 22時23分
dadamaさん、パセリさん、コメントありがとうございます。
そして、おやすみなさい(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年3月 6日 (日) 23時07分
kazuさん、コメントありがとうございます。
真田丸も週を追うごとに面白さも増してきましたね。
更に今後、話題の役者も登場してくるようで、ますます人気が高まっていくでしょう。
投稿: てっちゃん | 2016年3月 6日 (日) 23時06分
・・・
投稿: パセリ | 2016年3月 6日 (日) 22時27分
・・・
投稿: dadama | 2016年3月 6日 (日) 22時26分
kazuです。
お義父さんと呼ばせて 面白そうでがまだ見たことがありません。ここで紹介されたテレビは外れがないですもんね。
真田丸もここで紹介されてから 久しぶりにはまってしまった番組です。先日は長野県上田市の真田丸大河ドラマ記念館に行って来て真田丸を全身で感じて来ました。
投稿: kazu | 2016年3月 6日 (日) 20時51分