採用と配属
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログでも記してきたことであるが、
新店の採用と配属に関しては全て私の責任で進めている。
まずは、採用するかどうか。
どの部門に配属するかどうか。
本人への採用と配属部門の通知。
当然、自分の第一希望と違う配属も多い。
それも全て、私の採用・配属の考え方従っての行為である。
だから、自分の配属に対しての不満からこの度の採用に関して辞退された方もいたのかもしれない。
それは、辞退の理由には挙げていないが、その不満が大きな要因の方もいたのかもしれない。
毎回の新店での出来事であるが、やはり心が痛む瞬間である。
“もしこの辞退者が希望通りの部門に配属されていたなら”
そう思うと、全てを負った私の責任は重い。
しかし、指をくわえて見ていたら、鮮魚や精肉には誰も配属できなくなる。
そして、説得して承諾していただいた方の多くは、今回のオリエンテーションに快く参加されていた。
そんな方々の入社後の笑顔を見ると涙が出てくる。
この方達を、絶対に不遇には遭わせない。
そんな覚悟が沸々と湧き上がってくるのが自分でもわかった。
今まで何度も新店に携わってきたが、今回ほど厳しい採用状況は無い。
とにかく鮮魚と精肉の採用は厳しい。
従来は、それでも鮮魚と精肉には最優先に人材を配属してきた。
そこには、全責任を負って採用通知に際に上記二部門の魅力と採用者の能力を評価しての配属であることを告げてお願いしてきた結果があった。
とにかく応募者の全てをこの部門へ配属するという意欲。
その意欲で面接から採用通知、そして配属部門をお願いしてきた。
そうしなければ、この二部門の採用が後回しになってしまうからだ。
この二部門に関しては、とにかくスタートダッシュが必須である。
後に回せば回すほど、この部門を強化することはほとんど不可能になってくる。
開店前に徹底して教育時間を確保すべきがこの部門の特性であるから。
そうしなければ、この二部門を武器に競合店と戦うことは不可能となる。
特に、グロサリーとレジとベーカリーは、後に回しても人材は確保できる。
とにかく鮮魚と精肉は先手必勝である。
それが成功してきた過去の採用状況。
しかし、今回はとにかく厳しい状況が続く。
“何か妙案はあるか”
こんな時に人は成長するのだろう。
そして、こんな時に必要とする人材が応募してきてくれるものだ。
今までもこんな時にそんな方が現れてくれたものだ。
そんな執念だけは失わずに、採用・配属に全責任を持って取り組んでいきたいものである。
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