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2016年2月 9日 (火)

ワインの地殻変動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、通勤途中のラジオからこんな話題が流れていた。

  近年、ワインの地殻変動が起こっている。

“ワインの地殻変動!?”

  なんじゃ、そりゃ?。

要は、国内ワインの流通が増えてきているということらしい。

  いい事じゃん。

国産ワインを愛する私としては、喜ばしい事であると思える。

  早速、国産ワインをネットで調べてみた。

国産ワイン。
日本ワイン。

  なにやら、区別しなければならないらしい。

国産ワイン 〜 海外原料(濃縮ジュース)を国内工場で加工生産。
日本ワイン 〜 国内生産の葡萄を国内工場で加工生産。

  なるほど。

日本にワイン法がないため、国産ワインが生産されているが、ワインを生産・輸出しているほとんどの国にはワイン法があり、法律により原料産地や葡萄品種等多くのことが規制されているため、海外原料を国産ワインとして流通している国は日本だけらしい。

しかし、私は現状のままでいいとも思っている。

  国産ワインだって、美味しいと思えるものはたくさんあるから。

そして、何より安い。
500円〜1000円で充分に美味しいワインを味わえるからだ。
それが、ワイン法が制定されて、安価なワインが出来なくなるのであれば、それは論外である。

  ただ、国産ワインと表記できる現在の規定の見直しを必要であろう。

それは、国産ワインという表記自体に誤解を生む表記法である事は明白である。

  我々販売者だって気付かずに販売しているのである。

そして、それに対抗するために表記している「日本ワイン」。

  国産という表記自体、原料が国産というイメージを持つ。
  それに対抗した日本ワインが格下のようなイメージ(笑)。

その是正は必要であると思われる。
そして、私はこのブログでも何度も記してきたが、我々日本人は同じ気候で育った国産原料の葡萄を使用したワインが絶対に体に受け付けると思っている。

そして、その国産原料を使用したワインの人気が年毎に高まっているという地殻変動。

  非常に喜ばしいことではないか。

私も、ワインはよく飲むが、高級志向ではない。

  ワインの飲みやすさにつられて飲んでいるだけである。

また最近はビールもお腹に溜まってあまり飲みたいとも思わなくなってきた。

  ましてや、日本酒は嗜好ではない(笑)。

よって、国産の原料を使用したワインがもっと安価になり購入しやすい価格になってくるのであれば、コンコード種を使用したワインをどんどん生産して欲しいものだ。

もっとも、以前からワインブームは何度も到来し、今ではスーパー各社のワイン売り場の充実が差別化にならなくなってきている時代である。

  ワインに合うおつまみ。

それも言い古された感がある。
新たな、産地での差別化が始まるのだろうか。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
これからは、ワインの勉強は必須ですよ(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年2月12日 (金) 12時52分

ワインの勉強が必要ですか?(笑)日本酒の勉強には熱心に取り組めるのですが。

投稿: かわらい | 2016年2月10日 (水) 22時29分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ブルスケッタ?。
バラケッタ?。
ナンノコトカ、ワカリマセン(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年2月10日 (水) 16時50分

ワインの国内消費量が増えていると共にチリ産がフランス産を抜いて一位になったそうです。ワインの大衆化は確実に進んでおり健康的?なアルコールとしてワインが日常の食卓を飾る日が来ている。若い世代に提案するためにも極悪一辺倒ではなくカタカナメニューにも興味を持たねばなりませんね・・・ブルスケッタをバケラッタと言っている場合ではないですね(笑)。

投稿: dadama | 2016年2月10日 (水) 12時30分

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