応募理由
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今回の採用面接は、第二回目。
既存店の面接との違い。
そんな違いを、新店開店にあたり応募してきた方達の言葉から推測すると
「全員が同じ段階からのスタート」
そう口を揃えて、多くの方が言っていた。
要は、入社時にレベルの差が無いという状態。
その状態が、自分をしてスーパーという仕事に応募させた要因だという。
自分を含めた全員が同じレベル方スタートするという安心感。
これから一緒に働く自分の仲間たちが、自分同様に全くの素人から研修を受けて成長していくという平等感が安心なのだろう。
既存店の場合はベテラン社員の中に放り込まれる。
その不平等感と自分が一番の素人という周囲への引け目を感じながら新人従業員としての一時期を過ごすという劣等感が多少なりとも存在するのだろうが、新規出店に際しての新規採用ともなれば、周囲も自分と同様に素人からスタートする。
そんな意識が「自分も知らない世界に飛び込んでみよう」
そんな気持ちにさせてくれるのだろう。
今回の応募理由をそこに持つ方が多かった。
なんでもそうだが、新規事業にその初期から関われるという気持ちが、自分をして大丈夫と思えてしまうのだろう。
そして全員が同じ教育課程を経て仕事を覚えていく。
そこには、平等感と共に仲間意識も生まれ、そこから新たな人間関係も生まれていくだろうから、そんな期待も当然にあるのだろう。
この職場を自分の新しい人間関係の場としたい。
そんな期待感も大いにあるだろう。
そう考えると、今回の募集に関しては、未経験者も大歓迎である。
そして、そのことを採用チラシにももっとわかりやすく記載すべきであったことを人事担当者と話し合った。
どんな小さな採用チラシにも未経験者の方大歓迎とは記してはある。
しかし、それがどれだけの歓迎なのかは、隅の方に小さく書いてあればあるほど応募される方の意識は減退していく。
全くの素人さんほど大歓迎です。
そんな書かれ方をすると、未経験の私でも応募してみようかしら、と心が動いてしまうものだ。
応募の間口を広げることから始める。
そのような気持ちから採用チラシの作成をしていかないと、蒔いたチラシのコストばかりがかさみ、効果が全く得られないという状況にもなってしまう。
応募された方に、面接官がどう解きほぐしていくか。
そんな面接を通して、どの部門も大切なスーパーの部門であり、生鮮ほど重要な集客要素の高い部門となっていくのであり、そこに我々のお店は全力で取り組んでいくという旨の話を、面接時にお互いに納得いく形で進められれば、その後の応募者の心理も大きく変わっていくだろう。
当初から希望部門の情報が大切な部分を邪魔させてしまっている。
そんな風に思うのだ。
新規オープンするスーパーという職場で、素人の私でも都合の良い時間帯に都合よく働いてみたい。
主婦が一番感心を持つスーパーである。
その関心の高いスーパーで、気軽に働いてみたい。
そんな心理に、新規出店という平等感を併せ持てば、応募という間口は相当に広がるであろう。
そこをどう応募チラシにまとめるか。
それだけでも、応募者が大きく異なるのであろう。
そんな話を、空いた時間に人事担当者とじっくりと話し合ってみた。
今後のあ採用チラシが楽しみである。
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (0)
最近のコメント