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2016年1月26日 (火)

上司と部下の信頼関係

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある社員が相談に来た。

  上司と合わないらしい。

上司と部下の関係。
その関係は、ほとんどの場合、上司が握っていると言っても過言ではないだろう。

  職位の権限から二人の関係は常に上司がリードしている。

そして、その一方通行的な流れが、部下をして合う、合わないという評価として下される。

  上司は常にあるべき状態を目指そうとして部下と向き合う。
  部下は上司のあるべき状態を目指そうとチームを立て直す。

部下は常に与えられたあるべき姿に標準を合わせていく。
しかし、上司はあるべき姿が達成されれば、更にその上をあるべき姿に設定していく。

  ここに上司と部下との評価のズレが常に発生していくのである。

そして、場面場面を見てあるべき姿を小出しにするのが上司。
小出しにされた場面場面をつなぎ合わせていくのが部下。

そう考えると、部下にとって、「合う上司」とはほとんど不可能に近い確率でしか存在しないのではないだろうか(笑)。

しかし、それでもあるべき姿を模索していく上司と部下の関係は、売場という視点においては致し方ないとは思っている。
そのような関係の繰り返しから、売場のレベルは高まっていくのだろうと思うからだ。

  しかし、上司と部下との信頼関係は別物。

部下にとっては、上司のこのようなあくなき高みへの模索は着いていけるのである。
しかし、それはある一つの前提があっての話である。

  それは、上司への信頼。

よく出てくる言葉でもある。

  上司への信頼。

それはどういうことか?。

それは、上司に着いていくという行為と、着いてきた部下をしっかり守ってやるという上司と部下との契約が成り立っているかどうかであると思っている。

  “信頼関係って、契約かい?”

そう問われる方もいるだろう。
でも、私はある意味このような契約的要素が含まれていると思っている。

  その契約が履行されているから上司と部下は内面でも信頼し合っていると。

守られているという安心感。
それは、企業と個人の労働契約と同じ関係であると思う。

  個人は労働の対価として賃金を得ている。
  部下は追随の対価として安心を得ている。

特に、その上司に着いていく限りは、社内で誰からも守られている。
更に、お客様や取引先競合店からも自分は守られているという認識。

このことが、如何にその部下をして働きがいにつながっているか。
店長や組織のリーダーは部下の信頼を得るには、自分が盾になってでも部下を守る覚悟が必要な時がある。

  それは、上司の判断と指示で部下を行動させた時だ。

それによって、部下が他者から批判に晒された場面。
このばかりは、上司の行動が分かれる場面が多い。
そんな時に、上司は自分を危険に晒してでも、部下を守れるかどうか。

  そこで上司と部下との信頼関係がその瞬間で決定してしまう。

それは、上司が部下を守る姿勢を示すかどうか。
この瞬間に、部下は上司を判断する。

  この一瞬で部下の上司への評価が下される。

長い長い付き合いの結果ではない。
それが、上司と部下との関係だと思わなければならない。

  上司と部下。

自分が部下の時代に何を想ったか?。
部下の時代に学ぶべきことが多いと思うのです。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
部下の信頼を得る。
まず自分が信頼を得るだけの上司の責任を果たしているのか、という自問自答があるかと思います。それには、部下の期待とは何かを認識し、その本質を期待以上に担っているかという事実。全てということではなく、その本質を捉えることが大切かと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2016年1月28日 (木) 14時52分

上司と部下の信頼関係、確かに部下にしか判断できないかもしれませんね。上司はそれを信じるのみ。(笑)上司や部下との関係も自分がまず信頼することで構築していきたいと思います。

投稿: かわらい | 2016年1月27日 (水) 20時00分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
販売面で店長が関わると言う部分に関しては、積極的に関わる店長、商品部に丸投げしている店長等、店長毎に異なるようですね。店長と言う仕事柄、自分の仕事のスタイル以外なかなか他の店長の仕事のスタイルが見えないところがありますね。この部分に関しても自分のキャリア上、自分の上司だった店長の姿に多大な影響を受けてしまうのもです。そのような意味でも、大いに販売に関わる姿を見せることも必要かもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2016年1月27日 (水) 10時33分

売場は生き物で同じ商品を並べていてもちょっとした売り方で売れ数は大きく変わる。これは現場でしか体験できない事でマニュアル化出来ない事。マニュアル化する事でリスクの低い売上は取れるでしょうが当社の得意は単品量販型の売場。所謂お客様が「殺気」を感じる売場の構築は現場で伝授するしかないと思います。商売の成否はお客様により多くの商品をお買上げ頂き結果より多くの利益を会社に残す事。この原則だけ肝に落とせば手法は千差万別であり個の商売感が大きく影響する=会社にとってはリスクとなり得るのでしょうが現場を預かる者としては与えられたメンバーで最大の売上、利益を目指すのが職務であり個人的には「物が売れる楽しさ」をメンバーと共有・高め合って行きたいと思います。
もちろんメンバーや部下の構築した売場との軋轢は生じる事もありますが、結果が全てですし口出しした以上は責任は取る覚悟も必要・・・必然的に商品の勉強もせねばなりませんが(笑)。

投稿: dadama | 2016年1月26日 (火) 22時02分

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