試食の効果
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
夕方の賑わいの一環として実施している試食。
味が分かると言う販促サービス。
食べる前に味が分かると言う試食サービスは一番のコト販売ではないだろうか。
例えば、塩鮭。
塩鮭と言っても、世の中にはいろいろな種類が存在する。
新巻鮭。
塩時鮭。
塩銀鮭。
塩紅鮭。
等々。
鮮魚の商品群の中でも、抜群の主力品である塩鮭。
そのカテゴリーでも上記のようにいろいろな塩鮭が存在する。
そして、その一つ一つに塩分濃度の違いがある。
塩分3%の塩紅鮭。
塩分5%の塩紅鮭。
それぞれに、どんな違いがあるのか。
それを、主力販売する場面でお客様に味を知っていただくことは、販売数量の面で大きく異なってくることであろう。
特に、年末のお客様が急増する場面では大いに効果ありである。
“タダ食いされるからなぁ〜”
そんなマイナスの発想を持っていては、この年末は乗り越えられない。
年末のご馳走シーンで、味を知るということは、どれほどの効果をもたらすのか。
それは、普段から試食でお客様の心を掴んでいる部門ほど効果大だ。
そして、試食において一番大切なのは、試食を提案する販売者が自信を持ってその試食をお客様に提案しているかということであろう。
本部から提案されたから実施している。
そんな企業や部門もあるかもしれない。
しかし、試食とは売場の担当者が、この食べ方が美味しいと信じて提案することが一番の結果に結びつく。
それは、勧める時の顔に出るから。
さらに、pop等に表現されるから。
それは、その担当者の表情や文章などに必ず表現され、試食の味と共に味わったお客様に必ず伝わるものであるからだ。
特に際物のシーズンでもある。
この数日間で大陳して大量販売する商品が目白押し。
特に最大ピークになる日や時間帯に試食を出して、その謂れや味をしっかり提案することによって、その商品の瞬間的な支持は相当に高まるだろう。
年末商材を買いに来るお客様。
そんなお客様に是非とも、自信を持って謂れ多い、そして食べて美味しい商品の試食販売を、タイムリーに実施して瞬間的な爆発を引き起こしていきたいものである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
集客力のある日だからこそ、試食の効果は絶大だと思われます。
投稿: てっちゃん | 2016年1月 2日 (土) 23時23分
クリスマスイブの24日、ある店舗で試食を出しまくりました。全然出てなかったので。(笑)ローストビーフや焼き豚、メローゴールドなどお客様がダイレクトに反応してくれる商品も。奨励していきたいですね。
投稿: かわらい | 2016年1月 2日 (土) 21時33分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
忙しい時こそ、この原理原則を忘れたくないですね。
投稿: てっちゃん | 2015年12月30日 (水) 06時24分
新商品や価格に不安がある商品の試食の効果は絶大ですね。但し販売員付きの試食でないと効果は少ないですが。味は分っても買おうと思う方は小数。販売員の後押しで買わねばのスイッチを入れさせる事がポイントですね。
販売員も商品知識がなければ推販出来ませんから試食販売はお客様にも従業員にも良い体験の場なのでしょう。
私は日本酒の試飲でいつもやられてますが(笑)。
投稿: dadama | 2015年12月29日 (火) 22時20分