後悔しない生き方
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は分岐点について記した。
そして今日は「後悔」。
分岐店毎に、自分の意思を明確にして自ら進む方向性を確認して実行していく。
しかし、振り返ってみると、ああしておけば良かった、こうしておけば良かったとの後悔が付いて回る。
後を振り返って後悔する。
人生の中でもよく経験することである。
私自身も、今でも思い出したくない思い出がたくさんある。
なぜあのときあんな行動を取ってしまったのか。
それは、今から思うと、自分の卑しさがもろに出てしまった場面が多い。
小さいところでは、自分の欲が出てしまった行動や言動。
大きなところでは、リーダーとしての虚しい行動や言動。
個人的にも組織的にも、自分のあるべき姿とは掛け離れた行動や言動に対して、その時は何気ない行動であると思ったことが、後々振り返ってみたり他人から言われて気づく事がある。
特に、人生の分岐点での行動、言動の時だ。
どちらに進もうかと迷う場面、どんな行動を取ろうかと迷う場面。
しかし、後々考えると、後悔する部分。
いずれも、そこには安易な思想が蔓延った時だ。
どちらが簡単に片付けられるか。
どの方向が楽に現状からすり抜けられるか。
場当たり的な思惑で意思決定した時ほど、後々の後悔が見えてくる。
そんな時に、分岐点でのブレない自分の仕事観や人生観が基準となる。
人生の原理原則。
商売の原理原則。
組織の原理原則。
その分岐点で立ち止まった時に、自分が理解する原理原則に従って判断し行動する。
この事で、後々の後悔は無くなるものだ。
なぜなら、原理原則とはいつの時代にも通ずる原則であり、それは歴代の経験者達の後悔の集大成だからである。
壁を乗り越える努力で、自分が成長できる。
とは言っても、乗り越えようと努力しない人間には理解できない。
努力をし続けても乗り越えられなかった人間だからこそ、理解できる原理原則なのである。
そして、その繰り返しが別の壁を乗り越える手法に結びつくのだ。
更に、そんな経験が、分岐点での匂いを察する能力にも通づるのであろう。
ここは自分にとっての大事な場面だぞ。
それが、ここぞと言う場面で本来の力を発揮できる能力に結びつくのだろう。
それは、もはや知識では到底理解できない、匂いである。
経験から得られる知恵なのであろう。
本番に強いと言う体質は、そんな心の余裕と強さの内面から生まれるものなのだろうと思う。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
思い出したくない思い出。
悔しいければ、そのような挫折が大切なのだと思いますよ(笑)。
それを楽しく語り合える友の存在も重要かと。
投稿: てっちゃん | 2015年12月13日 (日) 21時26分
私も思い出したくもない苦い思い出、ありますね。昨日もコメントしましたが、繰り返すうちに壁を回避するクセがつかないようぶつかるしかないですね。
投稿: かわらい | 2015年12月13日 (日) 01時58分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
一時的に後悔することはいろいろな意味で自分や過去を振り返って未来へ繋がると思いますが、大切なのは未来に向かわない後悔を早々に断ち切ることではないでしょうか。
その上手が後悔の仕方を若い頃はなかなか出来ずにつまずいていたように思いますね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年12月11日 (金) 07時31分
私も振り返ってみると後悔には必ず「甘さ」とか「妥協」が関わってますね。真剣な取組みにに対しての結果であれば後悔は残らないですね。後悔とは原因が判っているからこそ悔いれるのであって同じ後悔をしない為の成長点とすれば後悔も反省へと変化出来るのでしょう。
ネガティブな思考をポジティブにする力が欲しいですね。中々卓越できませんが(笑)。
投稿: | 2015年12月10日 (木) 23時03分