一年を振り返って
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、一年の〆めである。
大晦日。
しかし、一般の方と我々との大きな違いは、今日が一年で最大の商売機であり今日の売上が昔から一番尊い売上金額として位置づけされてきたことだ。
一年を今日の売上で評価する。
極端に言うとこのような日なのである。
それは、この日の努力と言うよりも、この日の為に一年間誠実に商売をしてきた結果として、お客様が来店されそのお客様に対応した売場を提案し、それらの商品を来店されたお客様が年越しの為に購入されていくという、一年を通してのお客様との信頼関係の結果としての、今日の売上金額となるわけである。
だから、この日1日の努力ではなく、1年を通しての我々の努力の結果として、この1日の売上を持って自ら評価する日なのである。
以前から何度もこのブログで記してきたこと。
それは、今日の売上は既に決まっていたということだ。
それは、お客様が最後の31日の買い回りは、どこで何を購入するかという事前計画が既に決定しており、その時間にそのお店を訪れ、期待して展開されている商品を期待通りに購入するというお客様の行動が事前に決定されていたということ。
我々は、そのお客様の期待を予測して事前計画を立案し、売場を作ってお迎えしたということである。
だから、結果としての売上はお互いの期待から大きくズレ込むことはない。
しかし、僅かな差であっても、昨年を割ったという事実を重く受け止め、この一年間の反省と次年度への自らの向上を誓うのである。
だから、この商売に携わるものとして、1年で一番痺れる日となる。
さて、私自身にとって、2015年はどんな年だったのだろうか。
2015年は昨年の増税の反動から始まった。
2014年の消費増税の8%への引き上げが、4月1日より実施。
その反動で、3月の不振と4月の好調と大きく白黒がついた状態でスタート。
しかし意外にその後の好景気に後押しされた売上が乗ってこない。
そんな硬直状態がお盆以降も続き、安定はしているが決して好調に推移した1年ではなかった。
そん中での競合店の改装と道路の開通。
11月後半から急激に環境が変化していった。
競合が休業中の客数増と改装後の不振。
更に道路開通前と後の道路付けの激変。
そんな環境の中で、12月商戦や年末商戦になだれ込んだ。
その環境の変化にいち早く対応してくことが、我々の使命である。
そして、競合の環境が変化していくときほど、我々の売場はあるべき姿を維持するという店舗としての意思統一をしっかり図らなければならない。
競合店の環境の変化を我々の組織強化に結びつける。
そんな視点が必要だということを、改めて思い知らされた12月の商戦であった。
そして、視点をてっちゃん会に向ければ、メンバーが100人を突破して、現在105名。
特に女性が数多く参加して盛り上がっている(笑)。
素晴らしいことである。
そして、定期大会は第9幕を終え、来年2月にはいよいよ第10幕の開催を迎える。
1年3幕だから、4年目に突入。
こちらも早いものである。
続く仕組みを作ったとはいえ、本当にここまで続くとは思ってもいなかった。
それも、メンバーも大幅に増員され、愛知を中心に支部会も開催され各現場でも日々のネットワークの絆を強めている。
本当に素晴らしいことである。
それぞれのメンバーが自主的に自らの商売というレベルを高めたいという思いがお互いの絆を更に深めているのであろう。
何れにしても、来年の第10幕は一つの節目。
そこから、更に、参加メンバーの期待と想いを叶えられる会にしていけたら本望である。
この節目を自分なりにどう捉えるか。
それをどう整理付けて、来年一年を日々乗り越えていくか。
そんな心境でおります。
今年も一年間、このブログにお付き合い頂きありがとうございます。
そして、来年、またお会い致しましょう。
それでは、良いお年をお迎えください。
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