« 折れない心 | トップページ | てっちゃん会第9幕顛末記 »

2015年11月13日 (金)

既存店の改革

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新店の立ち上げ。

  ゼロからの立ち上げであるから苦労も一入(ひとしお)。

しかし新店ほど、初めにしっかりと基本を定着させそれを崩さずに開店から維持させていけば、その後はその企業のルールをしっかり踏襲してブレずに歩んでいってくれる。

  新店ほどはじめが肝心である。

私も一度経験して初めてわかったのは、ゼロからのスタートは何も知らないパートさん達であるから、これから始めていく全ての教育が全て全員が統一されて同じ教科書から学んでいくことであり、その過程をしっかり踏んで教育されていくことによって、後から入社された方もその環境に馴染みやすいのである。

  お店のルールが崩れない。

それはある程度の年数を経ても崩れることのない基礎が出来上がっていくことになる。

  しかし、ある程度年数の経った既存店は軌道修正が困難である。

特に、企業としての基礎が無い時代に新店として立ち上げられ、思考錯誤しながら基礎を固めてきた古いお店の場合は、新たなマニュアルの定着が更に困難となっていく。

  それはマニュアルに沿わない我流がまかり通っているから。

しかも、その我流がマニュアル以上に精度が高く早い動作を生んでいるからでもある。

  企業が進めようとしているマニュアル。

しかし、古い既存店の場合はそれがなかなか定着しない。

  “今まではこうだった”

それは、マニュアルや決め事が出来る前に設立された店舗であり、当時の店長やチーフ等と自分達とで思考錯誤しながら作り上げてきた文化である。
それが、当時から就業しているパートさん達の心の支えでもある。

  そこに新たな軋轢も発生してしまう。

新規採用された若手パートさんたちは、新たに設立されたマニュアルで学ぶ。
しかし、社員に教育された手法は既存のベテランパートさんたちからすれば違法なマニュアル(笑)。

  部門内で新旧の対立が発生する可能性を秘めている。

この見えない軋轢は大きい。

  既存店に新たなモラルを導入しようとした場合のリスク。

逆に、こちらのリスクをどう解凍していくか。
既存店の改装やリニューアルとは、この部分の解決から図らねばならないのだと考える。







|

« 折れない心 | トップページ | てっちゃん会第9幕顛末記 »

店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
新店を経験すると、既存店の改善も手順が見えてくると思いますよ。
そういう意味では、新店メンバーにはその後の新店の開発手順をマニュアルで残すような仕事をさせなければならないでしょう。それが既存店の改善手順にもなると思われます。

投稿: てっちゃん | 2015年11月16日 (月) 07時39分

私も新店は経験がありません。1から自分色に染めて行く新店、一度はやってみたいですね。既存店も含めて現状に合ったルール作りをしていきたいと思います。

投稿: かわらい | 2015年11月15日 (日) 22時57分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
新店を経験しながら、その知恵を既存店のマネジメントに活かしていく。
その基本的な筋書きを理解して既存店で改革する。新店よりも長い道程かもしれませんが、確実に進めていくことが大切でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2015年11月14日 (土) 07時55分

私は新店の経験は無いのですが、てっちゃんと言い昨日MRしたお店と言い真っ白なキャンバスを自分で染めれるのは大きな責任を伴う以上に魅力を感じてしまいます。一度染まった色を塗りなおすには時間と労力が必要ですから。ハードの改装は瞬時に出来ても心の改装は時間と熱意と粘りが求められますね。日頃のコミュニケーションでの信頼感の地味な積み重ねを半年や一年スパンで顧みるようにしています。

投稿: dadama | 2015年11月13日 (金) 23時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/62626404

この記事へのトラックバック一覧です: 既存店の改革:

« 折れない心 | トップページ | てっちゃん会第9幕顛末記 »