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2015年11月17日 (火)

都内MRから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会の当日と翌日。

  毎回恒例のMRをしてきた。

首都圏内の話題の店舗。
毎回恒例はつくばのお店。
そして今回は当日と翌日を利用して今年オープンした話題のお店もたっぷりと時間をかけてMRしてみた。

  開発がどんどん進む首都圏内の新興住宅街。

通常のスーパー、ショピングセンター内のスーパー、ディスカウント系量販店等、色々なスタイルの店舗を見て回り、その企業の最先端の店舗スタイルを知ることができた。

  その企業の旗艦店ではないかもしれない。

それは必ずしも売上の旗艦店ではないが、その企業の最新店舗でもあり今後の出店を模索する店舗でもあったので、非常に参考になった。

いずれも、その企業の最新店舗だけあって、新規ショッピングセンター内に出店しており、高い集客力を誇る条件の店舗、更には若年層の夫婦が暮らす地域であるのか、ベビーカーを押す若い奥さんが多かった。

  よって、洋風の売場アレンジの目立つレイアウトが多かった。

“私の地域のこの提案はちょっとなぁ〜”

そんな印象は否めなかったが、この流れと提案がこれからのトレンドになっていくのだろう。

  そして、影を潜めたのがいわゆる「単品量販」の売場作り。

以前であれば、これ見よがしに単品を広大なスペースに高く積み上げ、これでもかと大陳する単品量販の売場が意外に影を潜めてしまったようだ。

  逆に幅を利かせているのだ洋風色を連想させる提案型売場。

この取り組みに今回見せて頂いた店舗はしっかり取り組んでいる。

  特に目を見張ったのはつくばのお店。

このお店は過去2回ほど、仲間達で見に行っていたが、今回もどのように進化しているのかを観察してきたが、更にお客様に小慣れてきたという感じがした。

  何が小慣れてきたのか?。

売場に無理が無くなってきたのだ。
新店の開店間際は、当然ながら企業の総力を挙げて派手に無理をしてでも商品を積み上げる売場作りでボリュームでお客様を圧倒しようとするが、時が経ち本部スタッフも消えて本来の店舗だけのスタッフで計画から売場作りをしていく過程の中で、いよいよ店舗の力量が問われてくる。

そんな中でも、このお店は本部主導からバトンを受け店舗主導に切り替わっても、逆に売場を自然な形で運営していることろが素晴らしいと思う。

本部の商品提案を受けて、店舗のパートさん達が自分の知恵を発揮して売場の提案を考え売場を作り商品陳列しているのだ。

そして、時間帯別に来店客数や売れ数を把握して売場の陳列数量や時間帯別の商品化を責任者と共に考え実施している。

新店開店からは見えなかった、本当のお客様の姿に追随しようとして常に鮮度を強化し続ける姿勢。

  それが、つくばのお店には発揮されていた。

それが、鮮度の追求なのだろう。
鮮度といえば、仕入れや産地を思い出すが、それを店舗で如何に鮮度を殺さずにお客様に届けられるかを忠実に実現すようとしている飽くなき姿勢は素晴らしいと思う。

そんな内面的なことから、売場の品揃え等の外面的なものまで、多くを学ぶことができた今回の都内MR。

自分のエリアや企業とはかけ離れた商品であり陳列技術であり備品什器ではあるが、そこから何を学び、何を実行していくか。

自社の強み、自店の強みを殺さずに、逆にそれを武器に更に競争できる分野を広げていく。

そして思うのは、自分に不足しているグロサリーについての知識を知恵に変えていくだろうか。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
同業他社の方と同じお店を見て語らう。
違う文化や血を有した方と同じお店を見て、どう感じるのか、を語れるという経験は稀有ですから、私も大いに勉強になりました。そんな機会を増やしていきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2015年11月21日 (土) 07時54分

ため息ばかりのMRでした。(笑)しかし、他企業の方達とご一緒出来たことで自分一人よりも広い視点で見れたことは良かったと思います。

投稿: かわらい | 2015年11月20日 (金) 22時49分

ponponさん、コメントありがとうございます。
我々は簡単に基本とか5sとか言いますが、それを愚直に具現化するということはどういうことなのか、ここまでやるかという基本の徹底を目の当たりにして心が洗われる思いでしたね。

投稿: てっちゃん | 2015年11月19日 (木) 00時37分

kiyoさん、コメントありがとうございます。
商品はバックヤードに入荷し整理され売場に陳列される。
売場とはバックヤードと裏表の関係にあるとすれば、バックヤードの延長線上に売場があるともいえるわけです。
なかなか見れないハックヤード。
我々にとっても大きな財産ですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年11月19日 (木) 00時33分

今回のMRで、基本の大切さが良くわかりました。私も新店を経験し楽しい売場を作ろうと言い続け、部下と必死に取り組んで来ましたが、まだまだ基本が出来ていないため、人事異動により簡単に崩れる部門があり、後方の整理整頓含め指導してまいります。

投稿: ponpon | 2015年11月18日 (水) 20時00分

開店からもうすぐ一年を迎えるというのに、バックヤードの5Sは見事ですね。私も商売柄何千店とお店にお邪魔いたしましたが、間違いなくNo. 1だと思いました。お客様の見えないところがこのレベルなので、店内は素晴らしいに決まっていますね!

投稿: kiyo-m | 2015年11月18日 (水) 09時26分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
毎回、このMRを通して、我々の仕事の基本と応用を思い知らされますね。
そして店舗内での仕組み作りに必要な要素も見えてくる。単に売場だけを見ることからは見えてこない大切な部分にまで踏み込んでMRできることはありがたいことです。

投稿: てっちゃん | 2015年11月18日 (水) 06時29分

素晴らしい売場には基本の徹底があればこそを痛感させられたお店でしたね。欠品、前出し、フェイスイング、クリンネス、販促物の取付基準・・・基本の整備力が生む美しさ、鮮度感にパートさんのVP力が加わって楽しい売場が出来上がる。企業成長の根底は基本にあるという店長の言葉には自信と重みを感じました。先ずは基本からやり直す。今回のMRで肝に銘じました。

投稿: dadama | 2015年11月17日 (火) 18時17分

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