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2015年10月 7日 (水)

顕著な単価アップ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


客単価のアップが著しい。

  客数は増加していないのに。

客単価だけが異常にアップしている。
こんなに客単価がアップするのは本当に久しぶりの現象である。

  バブルの時代。

いまから30年近く前のことであろうか。
バブルの時代は客単価も客数もアップしていた。

  バブル崩壊後は。

客単価は下がる一方。
客数の増加でなんとか売上が上がってはいたが。

  この客単価アップをどう捉えるべきなのであろうか。

物価高。
相場高。
値上げ。
安売り離れ。

  従来は客数を伸ばすことを考えてきた。

しかし、人口は減少していく事実は変えられない。
だから、今年の自分のコンセプトには「客単価アップ」を掲げた。

  しかし異常な単価アップ。

それほどに単価アップを売場で表現してきただろうか。

  否、である。

意識的に単価を落とさないという政策で売場を作ってはきた。
しかし、それを意欲的に盛り込んで売場作りをしてきたという認識は無い。

  それでは、何故これほどまでに客単価が上がっているのか?。

相場と値上げであろう。
それも、全国的に流通業全体を巻き込んでの値上げラッシュに突入してしまった為、お客様も店舗の選択の余地がなくなってしまったのでは無いだろうか。

客数と客単価の差。

  約6%の開きがあるのだ。

こんなにも客数と単価にギャップのあるのも珍しい。

  これを、どう見るべきか。

逆に大いに不安ではある。
従来であれば、客数を伸ばすことが安定した業績を作っていく基本中の基本の原理原則であったわけだ。
だから、客単価が上がっての業績向上は今ひとつ喜ばれなかった。

  不安定な数値だな。

そんなイメージが付きまとっていた。
だから、今回の異常な客単価アップも素直に喜べない状況である。

  客数の伸びがあってこその本当の実力。

それは間違いのない事実ではある。
しかし、人口減が現実に到来し、来店されるお客様へ如何にもう一品買っていただき、高単価品を買っていただけるかも実力として評価していくべき時期に来ているのではないだろうか。

自社も競合も、客数の伸びで苦労している時代。
競合からお客様を奪い、更に奪ったお客様から高単価品を購入していただく。
それを理想としながらも、価値ある商品を有効に購入していただき、実質の売上高を高めていく。

  そちらにもウェイトをかけていく時代ではないだろうか。

ただそれを、値上げでの単価アップだけの効果として受け入れるわけにはいかない。

  自社や自店の実力として蓄えていくことが大切である。

そんな意図をもって、下期も行動していきたいと考える。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
全国的な傾向。
人口減に相場高。
そんな環境の中で客数増、点数増をどう演出していくか。
一人勝ちの時代をなんとか演出していきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2015年10月 9日 (金) 00時11分

本年に入りこの傾向はかなり強くなりましたね。意図した数字ではないだけに良くない数字だと思っています。客数もさることながら、総点数に目を向けたいと思います。

投稿: かわらい | 2015年10月 8日 (木) 18時11分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
この現象は喜ばしいことなのか、嘆くべきことなのか。
従来のニュアンスでいけばこの現象は許されないこと。
やはり客数という絶対的数値へのこだわりが我々世代の原理原則ですからね(笑)。
それでも、客数増がこれからの業界の非常識になっていく時代に、どのような数値評価をしていくのかも重要な課題でもありますね。

投稿: てっちゃん | 2015年10月 7日 (水) 19時08分

弊店でもこの現象は顕著ですね、昨年の消費税アップの
頃からでしようか、それに円安が拍車をかけたような気が
おっしゃる通りセオリーからは外れてまして気持ち悪いですね
来年以降の反動も気になりますし
益々価値志向の商品やコト訴求が大事になってきますね。

投稿: りっちやん | 2015年10月 7日 (水) 18時43分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
やはり全国共通の現象なんですね。
しかし、いよいよ人口減が個店毎の客数減に直結してきたという覚悟を持つべきでしょうか。
そこから今後の対応が始まっていくのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年10月 7日 (水) 08時31分

全国的に同じ現象が起きているようですね。客単価アップ=値上げによる一品単価の上昇の結果と見て良いでしょう。更に細かく見ると生鮮系が総じて良く、グロッサリー・住居関連品は伸び悩み気味。お客様がDS.Dgsと使い分けをされているのだと思います。これからは生鮮系で如何に人気を取り集客出来るか。更には非NB系のグロッサリー商品のコト訴求で買い上げ点数を上げていき利益を確保しながらPI値の高い商品群は競合にある程度合わせていく。利益を客様に満足を与えつつどう確保していくかが課題でしょうか。

投稿: dadama | 2015年10月 7日 (水) 08時24分

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