防火管理者講習会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、防火管理者の再講習を受けてきた。
防火管理者の再講習。
以前は無かった制度であるが、平成18年から一定の防火管理者に義務付けられるようになった制度である。
この制度になってから、今回で2回目の再講習を先日受けてきた。
ここ5年間の中で発生した消防法の変更箇所は発生する。
よって、直近の消防法の変更点を中心とした講義が半日に渡り行われる。
基本的にはどの店舗も店長が防火管理者として届け出られている。
そして防火管理者になっている人間が5年に一度の再講習を受ける義務があり、防火管理者の資格を持っているからといって再講習を受ける義務は無いらしい。
店舗運営とは、単に販売だけではなく、設備面のメンテナンスや衛生責任者としての業務、労務管理者としての業務、酒類販売管理者としての業務、そして防火管理者としての業務等等が発生する。
いずれも重要な業務である。
そのようなバランスの上に、業績という数値達成を要求されるわけである。
まさに店舗経営者。
防火管理者としての最大の責務は、火災の祭にお客様や従業員を安全に避難させるという責務。
そのために、日頃からの避難訓練。
また、消化設備の有効な活用訓練。
これらを常日ごろから点検し、いざという時に訓練通りに実行できる体制を整えておくことが求められる。
名ばかり登録しておけば良いというものではない。
特に、火災は設備の有無と避難誘導次第では大惨事になる恐れが高い。
あってはならない火災であるが、いざという時にその効果を発揮できるのは、防火管理者の存在が大きいと言えるだろう。
よってこの講習を受けると身が引き締まる思いがする。
特に、後半に講義のあった「火災事例から学ぶ」講義は、過去の実際の惨事を教訓にその火災の原因や災害の程度から、常日頃から何に注意を払ってチェックしておくポイントが見えてくるので効果は高いだろう。
そして、5年に一度の再講習。
ということは、私の場合、今年受講したわけでから、これが最後の再講習となるわけだ。
自社の現制度が続く限りは、これが最後の再講習となる。
寂しい限りではある。
それも手伝ってか、後半の時間帯は睡魔も失せてしっかりと教師の講義を受けることができた。
| 固定リンク
« 日光の紅葉2015 | トップページ | ネーミング »
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
私も睡魔との戦いでした(笑)。
時折負けてしまいましたが、事例から学ぶ場面では責任の重大さを改めて感じさせられましたね。
投稿: てっちゃん | 2015年10月21日 (水) 17時03分
模範的な受講生ですね。私は毎回睡魔との戦い。(笑)訓練くらいは真面目に行わなければ、と気持ちを入れ替えます。
投稿: かわらい | 2015年10月21日 (水) 10時15分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
訓練を通して、全従業員が毅然とした態度で事態の臨める行動力を身につけさせておきたいですね。
投稿: てっちゃん | 2015年10月21日 (水) 00時13分
防火管理・安全衛生・危機管理・・・あってはならない事ですが万一起きた時には店長に全責任がかかる。日々の業務の中では体験してはならない事態だからこそ訓練や講習は真摯に臨まねばなりませんね。イザ!と言う時のとっさの判断力や決断力。自分がパニクッたら大変な事態になりえる事を肝に命じなければなりませんね。
投稿: dadama | 2015年10月20日 (火) 23時53分