影響力
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
我々に影響を与えているものは何だろうか?。
上司、同僚、部下、お客様?。
我々は、組織に属する企業人である。
だから、通常であれば上司や企業トップからの影響が高いハズであろう。
しかし、会社を離れれば一個人。
個人の立場から影響を与えられているのは家族の存在ではないだろうか。
上司からの指示命令と家族を含めた普段の暮らし。
その二つの存在からは逃れられないのは確かだ。
しかし一方で、心の中で自分に影響を与えている存在も見逃せない。
好きな作家でありその著作。
上司や家族から色々な要請を受けて自分の行動を決めていくものだが、その受け止め方を示唆してくれるのが書物であり著者ではないだろうか。
そして、もっと重要な影響力者が存在する。
それは自分の師匠。
人間誰しも自分の心の中に、見習いたい人生の先輩がいるものだ。
それは誰かから指名されたわけでもないし、自分の上司の時もあるしそうでない時もある。
全ては自分の心の中で生き続ける師匠である。
その師匠から教わったこと、その師匠から厳しく叱責されたこと、その師匠の背中から感じたこと。
自分にとってかけがえのない真実を語ってくれた師匠。
その心への影響力は自分の上司以上であろう。
その師匠は、何も職位の問題ではない。
職位上、重要なポストに位置しているとは限らない。
それが企業のトップの時もあればかっての上司の時もある。
もしくは、一度も同じ職場で仕事をしたことが無くても、自分で意識的にそう思っている場合もあるだろう。
自分の心の中での絶対的な存在。
そして、その師匠の言葉に沿って仕事を人生を歩んでいきたいと思っている存在。
それが、自分のとっての心の師匠である。
自分が、たとえ一人の人間からそのように思われていたならば、その人の人生は幸福ではないのだろうか。
他者から師匠と慕われる存在。
それが、家族の一人からでもいい、部下一人からでもいい。
その人間にとっての自分の存在感。
全ての人間に、より影響を与えられる存在でなくてもいい。
家族一人にでも部下一人にでも、師匠と慕われ人生の指針を受けたいと思ってもらえる存在として受け止められているのであれば、それは紛れもなく師匠である。
それはテクニックの問題ではない。
常に正しく生きると言う生き方の問題であろう。
常に、問題や壁に対して逃げない姿勢。
正しく受け止め正しく処していく姿勢。
その姿勢の問題であろう。
たとえ一人の人間からでも師匠と呼ばれてみたいものである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
心の師匠もその時々に応じて変化していくものだと思います。
店長から部長へ、そろそろ新たな師匠の出番ではないでしょうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年11月 4日 (水) 07時42分
ひがしんさん同様、私にとっての心の師匠はてっちゃんですね。自分はというと、まだまだ自分のことで精一杯です。(笑)
投稿: かわらい | 2015年11月 3日 (火) 21時59分
dadamaさん、コメント有難うございます。
家族の支えがあってこその今の仕事であり暮らしでもある。
特に夫婦はお互いに認め合って刺激しあってお互いを成長させていくもの。
そう考えると、女房から学んだ事も数知れず。女房も心の師匠なのかもしれませんね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年11月 1日 (日) 00時22分
ひがしん☆さん、コメントありがとうございます。
そうきましたか(笑)。ありがとうございます。素直に嬉しいです。
ただ、背中を見て成長していくのが一番の効果だろうと思います。
是非、数ある心の師匠から学んだ哲学を部下に後輩にひがしんさんの言葉で残していってください。
投稿: てっちゃん | 2015年11月 1日 (日) 00時19分
企業人生のゴールが見えてきた今、自分が走れてきたのも家族の存在があってこそ。仕事と家族のバランス。私もどちらかと言えば仕事<家族の生き方だったと思います。仕事は墓まで一緒に入れませんから(笑)。また、師匠の存在。年齢的に引退を迎えた方が殆どなり自分がその立場になるべき時なのでしょう。師匠から学んだDNAを次世代に引き継いで行きたいものです。商売の情熱や商売感は時代を超越するものであると思います。
投稿: dadama | 2015年10月31日 (土) 23時21分
「自分のとっての心の師匠」
僕にも数人思い当りますが、間違いなくてっちゃんもそのうちの一人です。(o^-^o)
どうぞこれからもよろしくお願いします!
投稿: ひがしん☆ | 2015年10月31日 (土) 20時29分