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2015年9月 5日 (土)

あきらめも肝心

皆さん、こんにちは。  
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ニフティニュースを見ていたら、面白い記事があった。
 
  「大事なのは、あきらめ」。

“なんのこっちゃ?”

  要は、人を変えようとしても無駄なことが判明したという。

我々人間は、身近な存在である、家族、恋人、部下、同僚その他周囲の人間達を、より良い方向へ変えようとしても、無駄だということだ。

研究をおこなったのは、ニュージーランド・オークランド大学のShreena Hira氏らで、160名の男女を対象に行ったという。

その研究でわかったのは、ネガティブな会話はふたりの関係を悪化させるということだ。

つまり、カレとの関係を、“よりよいものにしよう”という想いからであったとしても、相手の言動について改善を求めるような会話は、関係を悪くするだけということがわかったという。

我々はよく、自分の好みに合った恋人になってほしいとか、自分と価値観が合い、行動が合う夫婦になってほしいとか、部下の考え方から行動を変えて上司好みの部下になってもらいたいというふうに、相手を変えようと試みる。

しかし、その過程の中で、相手とのネガティブな会話が生まれ、そこから人間同士の溝が深まり、結局はより良い方向ではなく逆の方向へ向かって人間関係が進んでいった経験の方が多いということだ。

  では、お互いの関係をよくするためには、どうすべきなのか?。

まずは、相手を変えようとはしないこと。
相手に嫌なところがあっても、それをそのまま受け入れることが大事なのだという。

  極端にいえば、あきらめることが大事というわけだ。

また、ネガティブな会話をさけ、ポジティブな会話をすること。
つまりは、相手のいいところに注目してほめるような会話をするといいらしい。

  そのことが、学術的に立証されたという。

“なんだ、そんなことか” ?。

  しかし、いままで無駄な努力の繰り返しが多かった。

そのことによって、人間関係を悪化させた方は多いだろう。

それでは、どんな人間関係がお互いを結びつけるのか?。

  明るい未来に対してのポジティブな話。

それが、一人一人が積極的に相手に関わり合える会話の方向性である。
人間同士の関係とは、お互いの腹の奥まではどうしても探れない。
だから、表面上の姿形と具体的な会話で結ばれている。

  要は自らの錯覚の上に成り立っているとも言える。

そして、自らの錯覚が発覚した時に、夫婦は最初の危機を迎えるのだ。

  “この人とは性格上合わない”

そしてお互いに、相手を変えようと試みる。
しかし、一時は相手の行動や癖が直ったとしても、また元に戻っていく。

  精神の根底に潜む価値観は変えられない。

そして、その時に第二の危機を迎える。

  “再度トライするか諦めるか”

そして、早々にお互いの性格を諦めた夫婦はその後うまくやっていく。

  お互いの良い面を見続けるという考え方に変えたからだ。

夫婦であり、友人であり、職場の同僚であり、人間同士の関係はここに立脚しているのではないだろうか。

  ここでも、自分の考え方次第である。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
仕事もプライベートもどこかで妥協するという発想も必要でしょうか。
相手を変えることなど根本的にはできない。できるのは、相手が変わるきっかけをどう気付かせるかぐらいかもしれませんね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月 8日 (火) 09時11分

職場でも家庭でも諦められずにドツボにはまることが多いですね。(笑)分かってはいるつもりでも気がつくとあの手この手で相手を変えようとしています。(笑)

投稿: かわらい | 2015年9月 8日 (火) 07時13分

かおるさん、コメントありがとうございます。
→深刻な対立。
皆さん、深刻な関係に陥る場面が多々あるんですねぇ〜(笑)。
当家は最近「諦め」の心境をお互いに見出したのか、深刻化する前に落としどころに行き着くのが早い早い(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月 6日 (日) 00時43分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
企業や仕事を抜きにした関係の上での素な人間関係。特に夫婦の関係は何の血縁関係も無い二人が人生を歩んでいくわけですから、この「諦め」という発想は大切かと思われます。
仕事上では上司やトップに対してはとっくの昔に「諦め」ていますから(笑)。
しかし、最近、それが本当にいいことなのかと悩むこともしばしなのですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月 6日 (日) 00時41分

かおるです。
職場における私の場合はほとんどが年長の部下で、キャリアアップとか育成とかの概念から離れた人々です。
この場合は自分の価値観を押し込んだり相手を変えようとしたりするのは全く逆効果になりますね。だいぶ痛い目にあったので最近は少しわかってきました。
如何に引き出しを開けていただくかが勝負なので相手の価値観を尊重するポジティブな話しかしません。
家庭ではどうしても甘えがあるのか、素の自分で接してしまうので時々深刻な対立を生むことがあります。
これは若いときと全く変わりません。相手を尊重し受け入れるのも技術と忍耐、覚悟であり自然とできるものではないですね。

投稿: かおる | 2015年9月 5日 (土) 19時19分

仕事と家庭では多少違いはあれど相手の価値観を肯定する事がモチベーションアップにつながり総じて良い方向に向かいますね。仕事では自分の経験や会社の方針・お客様目線等の立場から相手の考えを変えようとする事もありますが議論は中立的・公平的でないと相手を萎縮させてしまい逆効果となる場合も多いですね。
家族の場合は利害関係は存在しない筈?(笑)ですから自分の価値観を押し付けても反感を食らうのは間違いないですね。相手は良かれと思いしているのですから素直に受け入れる(笑)。こんな考えになるのも歳を取った証拠でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2015年9月 5日 (土) 09時36分

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