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2015年9月23日 (水)

電話一回で七万円

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々が、何気なく依頼しているハード面等の修理。

  一回の電話で約7万円の費用。

これは、先日の店長会で総務の担当者が算出した金額。

  総務担当者が受けた依頼の総数。
  その総数で総修理費用を割った金額。

要は、一回の修理要請の電話に対しての、平均修理費用額。
中には一回で数千円程度の軽微な修理もあるだろう。
中には一回で数百万の大規模な修繕もあるだろう。
それらの平均が一回につき7万。

そして、それらの中身を分析してみると、経年劣化でランニングコストに取り入れるべき費用もある。

  逆に、店舗側の落ち度で発生した修繕費用もある。

特に大きな過失で損失した費用は明確に「誰」の過失かということはわかるが、意外に普段からの不注意が大きな修理の要因になるような場合もある。

  例えば、冷蔵ケースのドレンを定期的に清掃しなかった。

ドレンとは冷蔵ケース内の一番したのケースの底の、排水溝のこと。
ここの排水溝にゴミが溜まると、水が流れず溢れ出して、最悪冷蔵ケースのモーターを痛めたり漏電の原因となる。

  店舗でのメンテナンスミスが重大な修繕費用を生む。

そこまでの重大な故障には至らずとも、業者を呼ぶごとに数千円から数万円の固定費用+修繕費用が発生する。

  これが、全社計でゼロになったら、大きな利益を生むだろう。

そう考えると、販売に特化して攻撃的に売りを強化していくという、対お客様対策としての販売力を磨いていくことは商品部中心に店舗担当者としての最大の営業活動であるが、その裏側での現場のスタッフたちは、上記のようなコスト低減の為のルーティン業務を定期的に必ず行っているのである。

  店舗が有するハードを正しく使用する。

そして、定期的に磨き、定期的にメンテナンスし、定期的に修繕しながら使用していく。
それによって、そのハードや什器があるべき期間、あるべき性能を発揮する為に必要な行為であるし、それによって我々もその什器や機械の正しい運用の仕方を学んでいくのである。

そして、店舗を預かる店長に対する、それらのウェイトが如何に高いか。
だから、それらを定期的に運営していくには、仕組み化がしていくしかない。

  思いついたら実行する。

店内の汚れなど、即対応しなければならないところはあるが、上記のようにドレン清掃などは定期的な清掃計画と実行チェックが必要となってくる。

冷蔵ケースを稼働させているのは電気。
その電気により、冷気が商品を冷やす。
そして、その冷気は設定された温度に達しなければ、動力を高めて強い冷気で冷やそうとする。

  その途中の吸排溝が詰まっていたら。

ますます動力を強めて強い冷気を送り込もうとする。

  電気代の高騰だ。

それらに対しての、定期的なハニカム清掃。
ハニカムとは、冷気を出す溝に備え付けられた網状の防具。
ここの目詰まりが、電気代を押し上げる。

  商売とは程遠いルーティン業務。

中小の企業であれば、これらのメンテナンスも店長を中心とした店舗スタッフの仕事。

  大企業になればこれらも外部委託になっていく。

だから、店長の中にはこのようなハード面に強い店長が存在する。

  店長職。

いろいろな強みが発揮される職位ではある(笑)。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
このような話題だと、店長の大いなる出番なのでしょうね。皆さんこぞってコメントに参加される(笑)。
はやり、各企業の深刻な問題と店長として頭の痛い問題なのでしょうね。ハード面の安定があってこその販売強化。結局は安物買いは食品だけではないようですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月25日 (金) 00時35分

什器備品のメンテナンス、頭の痛いところです。清掃も含めてやり方を教えてもらわないと行けないな〜と思います。年に一台はコンプレッサーが壊れて当社では電話一本の価格はいくらになるんだろう⁉︎

投稿: かわらい | 2015年9月24日 (木) 11時33分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
人員不足の折、なかなかそこまで手が回らないのが現状なのでしょうね。
ただ、一度稼働した機械は必ず劣化していくもの。やはり作業割り当て表に敢えて記載してでもルーティン化するしかないのではないかと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年9月24日 (木) 06時26分

ヒロミネさん、コメントありがとうございます。
店長が本来の販売面になかなか入り込め無い。良くある話です(笑)。
特に、歴史のある店舗のメンテナンスほどマネにしてやらないとすぐに悲鳴をあげてしまう。
商品の鮮度も設備の機能も、本来あるべき姿を保って機能させないと、せっかく部下が仕入れたり商品化したものが、暗い照明で販売したり高温で販売したりしてお客様に本来のあるべき姿で届けられない。
そんな思想で部下の意識も変えていくとルーティン化も進むと思われます。

投稿: てっちゃん | 2015年9月24日 (木) 06時21分

毎日のルーティーンにすれば良いのですが、
中々むずかしいので、せめて週に一度は
場所を決めて掃除をする場所をローテーション
したいものですね

投稿: 神出鬼没 | 2015年9月24日 (木) 01時26分

まさに、今日の午後は水道の排水パイプが詰まり、半日格闘してました(笑)思えばこの3ヶ月、施設、設備、機器の修繕と環境整備に明け暮れ肝心の商売が全くできてません。これらを未然に防ぐためにメンテするのが私の仕事の一つと、頭では理解してますが、なかなか仕組みにするのは難しいものですね。

投稿: ヒロミネ | 2015年9月23日 (水) 22時28分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
そういう意味では、どこかのタイミングで開店時間を遅らせても、そこで各部のドレン清掃等を執行すべきなのかもしれませんな。

投稿: てっちゃん | 2015年9月23日 (水) 20時46分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
この部分の企業毎の仕組みは売場以上に違うものですね。
このような部分を逆に学んでもいいような気がするのですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月23日 (水) 20時44分

冷蔵ケースのメンテナンス、頭が痛いというか
耳が痛い問題です(笑)
定休日が頻繁にあったころは売り尽くした後に
みんなで一斉清掃、ドレン・棚・仕切板等磨き上げましたが
定休日が元旦だけでは商品をどかせての掃除は後手に回り
水があふれて慌てたり恥ずかしい限りです。

投稿: りっちやん | 2015年9月23日 (水) 18時42分

当社も大型店は専任がいますが小型店は業者委託の為、とっさの対応は自分達でせねばならない。ですからパートさん達を含め日頃のメンテナンスは意識は高いですよ。痛い目に色々あってますから(笑)。夏場の冷蔵器具は特に神経を使いますね。気温やガス圧をチェックしてラジエターに水をかけたり・・・
電球の種類も覚えなければいけませんし。意外と苦労するのが事務所の入金機。お金は思いの他汚れてたり小銭の変形で詰まることがしばしば・・・相手は金庫同様頑丈の上トラブルが解除しないと全く動作しませんから極悪人も泣きたくなります(笑)。

投稿: dadama | 2015年9月23日 (水) 07時48分

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