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2015年9月14日 (月)

素直さ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、高校生のインターンシップを記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-3d19.html

今年も、しっかりした目つきの生徒4名が初日から姿を現した。

  “今年もガッツのある奴らばかりだな”

嬉しくなってきた。
中に一人女性もいる。

  3名がバスケ部、1人がテニス部。

体育会系の部活をしている生徒であった。
月曜日から金曜日の5日間。
インターンシップが始まった。

  初日にどうしても言っておきたいことがあった。

だから、各部へ配属する前に、約15分間の時間をもらって休憩室で立ちながらミーティングを行った。

「事前の打ち合わせでも話したが、今回のインターンシップで君らが学ぶ最大の項目は挨拶だ。そして、挨拶が全ての人間のコミュニケーションの始まりでもあり全てでもある。それをこの5日間の間にしっかりと体験して学ぶことだ。いいか、挨拶の大切さとその積み重ねが職場の中でどのように実施されているか、そしてそのことを体験することによって君らの人生を変えるような学びを得られたか、今日から毎日毎日心に刻んでいくんだ。わかったか。」

  そして、5日間のインターンシップが始まった。

途中、10日の大雨もあり、計4日間の研修となった。

  そして、最終日の最後にミーティングを持った。

まず、日々の研修日記を確認して、捺印した。
そして、反省会を始めた。

  「月曜日の初日に私が言ったことを覚えているか?」

この問いに、皆固まってしまった(笑)。

  「えっ、誰も覚えていないの?。」

質問を変えてみた(笑)。

  「挨拶を意識してどんなことが起こった。」

それでも、なかなか言葉が出てこない。
このような質問に慣れていないのだろう。

  “どこまで本当の事を言っていいのだろうか”

そんな不安もあるのだろう。
学校であれば、周囲の同級生への配慮もあって、どこまで自分の意見を言っていいのかという戸惑いもあるのかもしれない。

  「ここでは思った事をなんでもいっていいんだぞ(笑)。」

そして、ようやく私が指した生徒が口を開いた。

  「お客様に笑顔で挨拶したら、頑張れ、と言われました。」

その生徒は、初めの二日間ぐらいは表情も固まっていたというが、二日目後半ぐらいから、思い切ってお客様に笑顔で挨拶してみたという。

そうしたら、お客様もインターンシップの生徒だと気がついて、「頑張ってね」と声をかけてくれたという。

  「いいか、笑顔には皆んなが応えてくれるんだよ。」

こちらから笑顔で挨拶するということで、周囲の人が応援してくれる。

  その事を知ったという経験は大きいだろう。

また、ある生徒は、

  「お客様に笑顔で売場を案内したら、ありがとう、と言われました。」

これも同じように、挨拶によって、応援されるということを学んでいる。

  挨拶の大切さ。

いまどき、高校の教室の中でこのことが話題になったら、その子は孤立してしまうかもしれない。

  だからこのような道徳的な事柄は表面上言い出せないのかもしれない。

しかし、ここは社会である。

  社会には、良い悪いがはっきりしている。
  出来る、出来ないもはっきりしている。
  
社会に出た時に、この体験は間違いなく彼らを助けてくれるだろう。
そして、正しい挨拶は、他者を振り向かせ、他者をして自分の存在を認めてくれる道具であることを学んだのではないだろうか。

  今回も、成功のインターンシップであった。

帰り際、彼らは最高の笑顔で私の前を通り過ぎていった(笑)。





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コメント

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
人生すべて挑戦です。
一度や二度の挫折に臆する事なく挑戦し続けてください。

投稿: てっちゃん | 2015年9月17日 (木) 09時08分

謙虚さや素直な気持ち。
色々なことを経験して行くうちに知らずに
置き忘れてしまっているような気がしました。
そういったものを思い起こさせてくれる
若者は貴重な存在ですね。
と、いうコトでワタクシ神出鬼没。
このブログを読んで素直な気持ちになり、
ストレートに彼女に気持ちを伝えたところ、
強烈な張り手を喰らいました(笑)

今からまたまた1人になり、
解き放たれた鳥のように動き回れそうです(^-^)

投稿: 神出鬼没 | 2015年9月16日 (水) 17時54分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
このインターンシップが成長の一助になってくれれば良いのですが。
学校では教育できない事を、こんインターンシップで伝えていきたいと思っています。

投稿: てっちゃん | 2015年9月16日 (水) 07時02分

この体験を通じて小売業に飛び込んでくれると良いですね!私も、もう一度機会があれば反省会で締めたいと思います。それにしても、数あるスーパーの中でてっちゃんのお店にインターンシップで来れた高校生達が羨ましい!(笑)

投稿: かわらい | 2015年9月15日 (火) 17時28分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
人との出会いは、すべてが一期一会。
だから、その瞬間瞬間を大切にしていきたいですね。特に学生は地域の宝。そして迷いの多い年代の子たちには、自分が迷いながら過ごしてきた後悔もあって、しっかり真実を伝えていきたいと思っております。

投稿: てっちゃん | 2015年9月14日 (月) 06時21分

一期一会、職場体験を通してのてっちゃんとの出会いがひょっとしたら彼等の人生の転機になるのかも知れませんね。縁あって知り合えた人との繋がり、一期一会のチャンスをしっかり捉えて人生の一コマに加えていく事の大切さ。今更ながら考えさせられるこの頃です。

投稿: dadama | 2015年9月14日 (月) 00時15分

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