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2015年9月24日 (木)

作業効率化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


基本的に私は、コスト軽減の方向への努力よりも

  販売面の努力からの利益拡大策のほうが効率的だと思っている。

しかし、売上拡大利益拡大という構図はお客様の安定拡大という世の中の前提がある。
しかし、昨今は人口減少の時代に突入していく。

  更に高齢化。

働く仲間達も減少していくという前提で、これからの店舗運営を語らねばならない。

そして昨日は、ハード面に対する店舗での取り組みを記した。

  本日は作業に対する取り組み。

作業の仕方に対する効率的な作業法に関しては、各企業がそれぞれに少ない時数でより効率的な作業であり売場作りでありの手法を持っている。

  しかしその「人」が少なくなっていく。

より効率的な人材活用を模索するのは当然としても、少なくなる人時数で如何に店舗運営するかという目的の為に、什器の効率的な使用法を完全に見直していくことも幹部社員の重要な改善項目になっていくだろう。

  作業什器、陳列什器。

より少ない人員で店舗運営していくノウハウ。
人時数をかけなくても、商品が売場に陳列され、前出しされ、乱れずに売場維持できる什器面の活用。

  “これ以上何を充実させるというのか?”

こんな罵声も飛んできそうな状況ではある。
しかし、売上面では絶対に後ろ向きな売場にしてはいけない。

  それは売場の勢いを失う結果になるから。

コスト軽減やロス軽減を売場に全面的に押し出すと、お客様は絶対に離れていく。

  売場の勢いを失わずにコスト軽減していく手法。

これが、販売に強いスーパーが目指す攻めのコスト軽減であると思う。

  売場の維持と在庫の軽減。

その両方を失わずに両立させようとするから、いろいろな知恵が生まれるのである。

  それは販売什器にも陳列什器にも作業什器にも言えること。

売場の充実度を失わずに、作業時数がラクになるノウハウ、売場在庫が軽減されるノウハウが重要だ。

  それがなかなか両立できないから什器も入れ替わっていく。

そして、それはその小売企業が開発していくものなのではないか。
その裏側には、売場のあるべき姿を明確に透かして見れているという前提が必要でもある。

  企業としてどんな売場の状態を目指すのか。

その売場作りに、今後の人材不足をどう重ね合わせて、什器備品を導入するのか。

  それを現場が理解して、その什器備品を使いこなす。

使いこなすというところまで到達して、ようやくその什器備品はその能力を発揮したということだろう。
その根底には、やはり現場の従業員の販売力という技術が絶対に必須である。
現場の販売力という根底が存在するから、そのあるべき姿への短い到達点を模索して、自らの知恵から生まれた什器備品へ行き着くのだろうと思う。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
チェーンストア理論が崩れていくという他方での話もありますが、チェーンストアとしての組織運営に到達していない中小もたくさん存在するのが現代。
その中小はチェーンストア理論のメリットをまだまだ享受していないのも事実。
まずはそのメリットをしっかりと享受できる体制作りが先決だと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2015年9月25日 (金) 00時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
店長の最大の企業貢献は、店舗を一つにまとめるというところでしょうか。
その結果が業績達成であり競合店との格差にもつながっていく。
そんな表彰制度を持つ企業と持たない企業とでの従業員取り組み方の深さが次第に明暗を分けていきそうな気配ですね。

投稿: てっちゃん | 2015年9月25日 (金) 00時27分

企業として譲れないレベルの売り場の維持。それを明確にせずに人員を減らしてきてしまったツケが今まさに回ってきています。売り場の維持、向上のためのツールは正にてっちゃんの言うとおり現場の意見から企業ごとに作られていくべきなのでしょうね。

投稿: かわらい | 2015年9月24日 (木) 20時16分

商圏客数が漸減傾向の中、商圏のシェア率を上げる事で客数を確保すべきなのですが、固定的に買物パターンが決まっているお客様に来店して頂くには相当な労力と忍耐が必要なのかなと。チラシ等の価格政策はカンフル剤になっても持続性がない。やはり基本の徹底をベースにお客様に魅力ある売場を毎日作り上げていけるのかが鍵となりますね。対局には人材難。限られた人員でお客様に喜ばれる売場を作る。優先順位を決めた計画的な作業段取りが必要となりますね。店長はどういう店作りでお客様に支持してもらいたいのか?この価値観の共有がとても大切なのだと思います。価値観を共有する事によりメンバーの士気が上がり少ない人員でも戦う姿勢が芽生えてくるのだと・・・
ちなみに当社には陳列マニュアルが存在しません。良くも悪くも担当者の感性次第。その感性を適切に見極めるの店長の醍醐味でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2015年9月24日 (木) 10時48分

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