年代の入れ替え
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本日は日曜日。芸能ネタの日。
しかし、最近ネタ切れが多いようです。
よって、先日、ある方からの電話からの話題。
先日、以前所属していた企業の同僚店長から電話があった。
「お久しぶりです。◯◯です。」
以前、同じエリアで店長仲間として付き合いのある後輩だった。
「今度、△△店に異動になったので、ご挨拶に(笑)。」
嬉しいことである。
それにしても、△△のお店の店長と言えば、私の元上司が店長を務めている店舗である。
「あれ、△△店の店長は確か××さんだったよな?。」
「××さんは定年で異動されました。」
そういう年代である。
かっては、私の上司として若手バリバリのチーフとして活躍していた頃に出会ってからの付き合いである××さんも、もはや定年となる。
思えば、そうやって私がこの業界に入社した時に先輩社員として私を指導してくれた方々が次々と定年で退社し、この業界から姿を消している。
そして気がつけば、私の知る先輩社員の数よりも、後輩社員の数の方が圧倒的に多くなってしまったという現実。
人材が大幅に入れ替わってしまった。
かっては、そんな先輩社員から、仕事もプレイベートも親密な付き合いをしながらいろいろな事を教わってきた。
そして、後輩が続々と入社してきて、共に学び共に遊び共に企業の現場の要として位置してきた。
そして気がつけば、私もベテラン店長。
先日も、新任チーフを呼んで仕事の考え方を諭した(笑)。
「青果部門には、野菜と果実がある。オペレーション上はこの二つを分けて考えないと回しきれないぞ。」
「野菜は鮮度重視で如何に商品を売場で回転させるか。だから補充の回数をこなすためにどう作業を組み立てるか。だから、いつも新鮮な野菜を提供できるし差別化にもなる。」
「逆に果実は、売るために発注した商品を、如何に一度の陳列で出し切れるか。売場で在庫管理するという発想だ。果実はそうやって一度に出し切るから生産性も高まるのだ。」
「その事を念頭に置いて、自分の部下をどう活かして、作業割り当て表に配置させるかが、チーフという職位の最大のリーダーシップとなる。」
そんな話を、赴任後2週間経ってからじっくりと話した。
新任で赴任したチーフが、赴任後にいろいろ言っても聞く耳を持てないのが現実だろう。
ようやく、落ち着いて周囲が見え始めた今の段階に、そんな話をしてみた。
そうやって、私も育ってきたのである。
上司と部下。
お互いにリーティン業務を持つ中で、それでも休憩室やバックヤード内での世間話しやミーティングからのコミュニケーションが、頭から離れないものだ。
今回退職される先輩からは「商品価値」を教わった。
商売として、非常に重要な概念である。
原価管理部門である生鮮の商品群。
売価管理部門と違って、原価管理の生鮮は自店で売価設定が出来る。
何を持って、売価を付けるか。
商品価値である。
この商品は、いくらの価値があるか。
その視点で売価設定が出来る。
そこに、粗利ミックスという販売技術が存在する。
この目利きがチーフの力量の一つと言える。
そして、この先輩の元で自分が作った580円の盛合せを、商品価値の元に398円で売られた苦い記憶も蘇る。
この経験が私に商品価値を教えてくれた(笑)。
先が見える今だからこそ、急がねばと思うばかりである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
そういう年代の構図の変化が無いのも寂しいですね。
やはり、組織はピラミッド型が安心して働ける環境なのでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2015年9月23日 (水) 11時47分
私の場合はなかなか年代が入れ替わりません。(笑)上のひとは残り、下の人は辞めてしまうからです。笑い事じゃないですね。早く語れる人間になり多くの後輩たちに講釈をたれたいですね。(笑)
投稿: かわらい | 2015年9月22日 (火) 20時41分
神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
上海からわざわざ神出鬼没さんの為に電話をくれる。
よほど気になったのでしょうね(笑)。
自分を見てくれている人が必ずどこかにいてくれる。嬉しいことです。
そして、そんな存在に自分もなっていくことも大切かな。
私も、昨日以前の仲間が水戸から電話をくれて嬉しくなりました。
投稿: てっちゃん | 2015年9月21日 (月) 07時19分
私も先日、影響を受けた上司から上海より国際電話が(;゜0゜)
数字はイイけど、天狗になってんじゃねえだろうな(笑)
見ている人はどこにいてもちゃんと見ているものですね
日々色々ありますが、常に緊張感は必要ですね。
投稿: 神出鬼没 | 2015年9月21日 (月) 06時55分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
いつまでの成長するという貪欲な意志を失わなければ、年とか定年とか関係なく必要とされる人財になれるのだということを、私は逆にdadamaさんから学んでおります(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年9月20日 (日) 22時15分
kazuさん、コメントありがとうございます。
それにしても、仲のいい親子ですね。娘さんとそんな親密な話ができることが羨ましい(笑)。
まゆゆの似顔絵会。
以前まゆゆがバラエティに出ていたた時に、漫画の主人公や登場人物をさらさらっと10秒程度で書いていたのを思い出しました。やはり相当の実力があるのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2015年9月20日 (日) 22時13分
私も諸先輩から多くを得てきましたがふと現実を見回すと同じエリアの店長では最長老に(笑)。今もライン(笑)に後輩の店長から「店を勉強に来ました!」の連絡が。得た物を自分なりに少しでも成長させ後輩に引き継ぐ世代となりました。そのために「てっちゃん会」を通じての情報交流は私にはかけがいの無い物であり、先日のMRで学んだ事を自店に少しでも組み入れ情報発信をしていかねばと思います。
投稿: dadama | 2015年9月20日 (日) 21時52分
kazuです。
私も気付いてみると社員番号が先輩の方々よりも後輩の数の方が沢山いる状況となっていました。仕方ないですよね、20数年の時間が経過してくると・・・
今日は私の方から芸能ネタ。
たびたび登場させて頂いています私の娘(アドヲタ)ですが昨日まゆゆのファンミーティングに行ってきてサインボールをGETしたと喜びラインが来ました。そして本日は
「似顔絵会」なるものに行くらしく報告がありました。私が「似顔絵会ってなに?」と聞くと「まゆゆが8秒間で似顔絵を描いてくれるイベント」だと申しておりました。
凄いのか凄くないのか分からない部分ではありますがまゆゆとマンツーマン(8秒だけですけど)に成れる事が嬉しいようです。
男性ファンならともかく、女の子でも嬉しいものなのでしょうかね?
投稿: kazu | 2015年9月20日 (日) 07時38分