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2015年8月19日 (水)

厳しい言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


上司が部下を叱り飛ばす。

  かっては当たり前の光景だった。

現在では、めったにお目にかかれない光景である。
特に、我々のような店長職であれば、部下を辞めさせてナンボの世界みたいなところもあった時代である。

しかし、時代は大きく変わった。

  世代が大きく変わったというべきであろう。

従業員の育ちが変わり、意識が変わり、リーダー自体のマネジメントへの考え方も大きく変わってきた。

  叱る、という内容も変わってきた。

叱る=怒鳴る

そんな光景はほとんど見られない。
一部、経営者が側近の気心知れた部下を叱り飛ばすということは稀にあるが、人前で怒鳴り散らすという光景は、我々の周囲からはほとんど見られなくなってしまった。

  だから、復活させたいとは思わない。

そんな光景から、多くのものを生み出すわけはない。

  ただ、厳しい言葉を受けて育つという経験は人間には必要である。

いままで受けたことのない厳しい言葉で叱られる。
それは、自分に非があるから厳しい言葉を浴びせられるということもあろう。

  しかし、新入社員ほど厳しい言葉で育てなければならないと思う。

何故か?。

  初めが肝心だからだ。

人間、正しく育つ為には、初めが肝心。
全てにそうだが、特に人間の教育には、初めが肝心である。

  後々、本人がそのことを感謝するからである。

「あの時、厳しく育てられたから、今がある。」

  そのような記憶がいつまでも残るからである。

自分の過去を振り返ってみても、優しく褒められたり一緒に楽しいことをしたりした時の記憶は残らない。

  記憶に残るのは「厳しい言葉」で教えられた時の事。

その時は、その場から逃げ出したいと思った。
しかし、今思えば、あの時の厳しい言葉とその後の自分の葛藤が記憶にまざまざと残っている。
そして、あの時に自分の記憶に残るほどの経験があるから、その時に気持ちを引き締め、考え方を変え行動を変えたから今の自分があるのだと思える経験でもあった。

  “あの経験が無かったら今の自分は?”

逆に、恐ろしく思えるほどである。

  厳しい言葉を言ってくれる存在。

今の時代、逆にそんな存在は貴重なのかもしれない。

  しかし、一つだけ心したい事がある。

厳しい言葉を発したら、最後まで発した相手を見守る覚悟を持つ事。
本気で相手をフォローしなければならない。

  それだけは、絶対に忘れてはならないと思う。

それが、縁あってこの世で巡り合った人間同士の関わりである。
部下の人生を背負う立場になった上司の、絶対に忘れてはならない覚悟であると思う。



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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
叱られたことがないから、叱り方もわからない。
こんな構図がますます増えていくと思います。自分の生き方を伝えていく。サラリーマンとはいえ、そんなスタンスをリーダーは持ちたいですね。

投稿: てっちゃん | 2015年8月23日 (日) 06時29分

ちょっと強く叱るとすぐに辞めてしまう。だから遠慮がちになる。裏を返せば本当に本人のことを考えて叱ることに自信のない先輩社員に原因があるのかもしれませんね。

投稿: かわらい | 2015年8月22日 (土) 20時55分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
叱るに怒る・怒鳴る。
いずれにしても、それを識別するのは受け手側。
受け手がそれをどう受け取るかは、その後の発信者の受信者へのフォローの仕方かと思います。
叱ったら叱った分だけどうフォローし責任を持てるか。自分も心していきたいと思っております。

投稿: てっちゃん | 2015年8月20日 (木) 06時43分

叱ると怒るは違うと言われますが私は感情が入った怒り方が部下には伝わると思います。感情も自己保身か相手の将来の想いで全く異なった影響を与えますが部下の成長を願っての感情が入った怒り方は大切ですね。

投稿: dadama | 2015年8月19日 (水) 22時08分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
厳しい言葉を浴びせた先輩社員。
その方も厳しい言葉を浴びせた後、責任を持ってフォローするという覚悟を持って接してくれていたんでしょうね。
その覚悟を持っての厳しさが今必要なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年8月19日 (水) 21時04分

私も新入社員の頃は毎日怒鳴られまくりの長時間労働で
何度辞めようと思ったことか(笑)
その中に優しさが見えましたからもったようなものです
その方とは今では親しくさせてもらっていますし
今の私の基礎になっています、今は厳しくすると
すぐ辞めるとか色々制約がありますが、その本人の
今後の人生を考えると鬼になる場面も必要ですね。

投稿: りっちやん | 2015年8月19日 (水) 19時23分

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