懐に飛び込む
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人間関係。
組織内での悩みどころでもある。
店長とチーフ。
チーフと担当者。
社員とパートさん。
いろいろな人間関係が存在する。
特に、年配の店長と副店長との関係や若手バリバリチーフと担当者との人間関係においては、部下側の嫌悪感が強まる傾向が高い(笑)。
私もかっては、副店長時代に苦手な店長がいた。
どうも店長との話が噛み合わない。
チーフとは親しげに話すが、副店長の自分とは苦い顔で話しかける。
自分の居ないところで自分の苦言を言っているらしい。
等々の内容で信頼関係が築けない。
人間関係がギクシャクしてくるのは、相手の考えや気持ちが見えてこないことに起因する。
何を考えているのだろう。
どのような価値観を優先したいのだろう。
何をすれば褒めてくれるのか。
部下にとって、上司は基本的に従いたい相手ではある。
しかし、その上司の価値観が見えてこない。
更に、上司の態度も近づきがたい。
そんなこんなで諦めてしまうことからおかしくなる。
私も以前は、そんな状況に陥ってしまった時に、諦めてしまったことがある。
いまから思えば、ああしていればよかったと後悔が先に立つ。
“懐に飛び込めば良かった”
相手の懐に飛び込んでしまうこと。
いまでは容易に出来ること。
しかし、当時の自分の若さから、上司の懐に飛び込むという手法を身につけていなかったのだ。
なぜか?。
小さなプライドが邪魔をしたのだろう。
“店長の懐になど飛び込めるか!”
そんなつまらないプライドが邪魔をしていたのだ。
そして、そんなプライドは、相手の上司も気づいていたのかもしれない。
そのプライドが知らずに相手を拒んでいたのかもしれない。
しかし、上司は部下を可愛いと思えば可愛がるし、生意気だと思えば突き放す。
上司とて、一人の人間である。
心の内部では、そう思っているものだ。
これは誰も否定できない事実であろう。
だから、上司から見れば可愛げのある部下であることは重要である。
それが、ある意味、部下の能力の一つでもあろう。
そして、可愛げのある部下だからこそ、上司も親身になって部下との関わりを厭わない心境になれるのである。
可愛がられるという能力。
コニュニケーションという視点で見た時、部下のこの能力も重要なコミュニケーション能力ではないだろうか。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
苦手な上司の懐。
以外に深いものですよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年8月24日 (月) 22時01分
未だに懐に飛び込めない上司がいます。(笑)まだまだ了見が狭いようです。
投稿: かわらい | 2015年8月24日 (月) 21時16分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
組織人ではありますが、店舗という閉ざされた空間では、どうしても店長というリーダーが部下にとっては経営者。
確固たる信念を持って経営するその姿に大いに学ぶのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2015年8月23日 (日) 06時32分
振り返ってみると私も相性の良い・悪い上司双方存在しましたね。
相性の良い上司は仕事(商売)に熱い上司。良くも悪くも商売バカで単純明快。
売れることが全て正しい(笑)。相性の悪い上司は組織のメッセンジャーとなり
個の意見を持たない上司・・・会社に方向性がないと意見がコロコロ変わり
ついていくのは大変。組織人としての柵に生きるのはサラリーマンの運命でしょうが、自分の意見や考えを重ねてメンバーに接する事は大切ですね。
可愛がられる性格も相手の上司の性格で違うのでしょう。イエスマンか喧嘩するほど何とやらの存在か(笑)。
投稿: dadama | 2015年8月22日 (土) 23時04分