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2015年8月28日 (金)

チェーン化と商売感の接点

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


入社当時は無垢で素直だった人材。

  しかし年を追うごとに色が濃くなっていく。

色とは、組織人としての色であり商売人としての色である。

  組織人としてわきまえた行動を取ろうとする特質。
  商売人として意欲的な行動を取ろうとする特質。

そして、この年になると、もはや元には戻れないから自分の強みで勝負していこうという割り切りも手伝ってか、ますます色を強調した行動が目立つようになってくるものかもしれない(笑)。

入社当時は、この業界の仕事の本質が見えていないから、表面上の仕事を覚えるのに必死である。

しかし、3年も経過すると、すこしづつその本質が見えてき始める。

  仕事上で褒められたり自信をつけたり。

そして、自分はどんな仕事ぶりに向いているのか、自信を持ち始めたのかが意識できるようになってくる。

  仕事の面白さがわかってくるとき。

そんなひと時を経験するようになる。

  組織内で自分のリーダーぶりに自信が持ててきた時。
  商売上で商品を売る喜びを知り自信が持ててきた時。

まれに、同時にその面白さを知る時もあろう。
しかし、たいていの場合は上記の2項目は相反する性格のものであるから、どちらかに振れればどちらかの振りがが止む。

  組織の面白さか商売の面白さか。

どちらかに仕事上の面白みを知ると、もう一方は抜けていく。

  組織でのマネジメントを知ると、商売感が薄れていく。
  商売での売る喜びを知ると、マネジメントが薄れていく。

そうやって、徐々に人間は自分の得意分野を作り、そこにどんどん入り込んでいくのであろう。

  得意分野に磨きをかけることはいいことだ。
  しかし行き過ぎると片端になってしまう。

我々は、商売人でもあり組織人でもある。

  チェーンストアの中で組織の標準化に貢献する。
  商売としての販売力を駆使して業績に貢献する。

この両面を同時に追求していかなければならない。

  相反する両面を多重人格のように制覇していくこと。

そんな多面性を身につけていくことが、組織人として商売人としての成功への道なのであろう。

  商売の楽しさを自分から他人へ広げていくこと。

分かりやすく言うと、そのような流れでマネジメント能力を身につけていく。
だから、まず自分が商売の楽しさを満喫できなければならない。

  自分とお客様との関係で売れる喜びを享受する。

そして、その喜びを自分が属する組織やリーダーとして存在する組織内の部下に伝えていく。

  自分で楽しいと思うから、部下にもその本質を伝えたい。

その思いが基本となって、商売の楽しさを広めていくことが組織のつながりを強化させる最強の基軸になっていくから、どこまでも小売として強い組織力を失わないのである。

  そういう意味でも、多重人格を身につけなければならないのだろう。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
商売人と組織人の間で、ぜひもがきながら両立を図って仕組み化してください。
どの企業も成長する過程で失っていくものですから。

投稿: てっちゃん | 2015年9月 2日 (水) 13時17分

商売人と組織人、今まさに狭間に揺れています。(笑)一向に伝えられない売ることの楽しさ、まだまだ思いが足りないようです。

投稿: かわらい | 2015年9月 1日 (火) 17時18分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
気持ちは「現場9割本部1割」でありたいですね。
それでも青果という部門特性上、
本部7割現場3割程度に現場のウェイトは高い部門ではないでしょうか。ただし、お互いの力を信頼しあい、お互いをカバーしあえる関係でいたいものです。
休日明けに腰を抜かすことはあれど(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年9月 1日 (火) 06時01分

現場9割本部1割を実践するとクシャクシャに
なることに気づいた神出鬼没ですm(_ _)m

トムとジェリーのように仲良くケンカする
くらいの関係がちょうど良いのかもしれませんね。

投稿: 神出鬼没 | 2015年9月 1日 (火) 02時15分

かおるさん、コメントありがとうございます。
的確な表現での解説ありがとうございます。
0から1を生み出す現場力 〜 確かに。
1から10に育てる組織力 〜 そうかも。
なるほど、そんな現場と本部の役割を考えると、現場での役割が見えてきますね。

投稿: てっちゃん | 2015年8月30日 (日) 00時21分

かおるです。
うちの組織でもいくつかの強い商品群や取り組みがありますが、それらは現場のトライ&エラーの萌芽を育成したものであることが少なくなく組織により計画的に生み出されることはむしろ少ないように思います。
0から1を生み出す現場力と1を2に、10に育てる組織力と両方必要で、そのためには
各々をキャリアのなかで適切にバランスよく習得するプログラムと修正しながら遂行していく上司のマネジメントが求められると思います。

投稿: かおる | 2015年8月29日 (土) 19時52分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
→本部9個店1のウェイト
dadamaさんらしからぬ控えめな店舗のウェイトですね(笑)。
ただし、店舗の全体的な売り上げからの割合で言えば、9対1という割合が妥当なのでしょうね。
しかし、店舗から見た1のウェイトをいかに競争力に結びつけらるかが大きなポイントだと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2015年8月28日 (金) 22時32分

会社の方向性であるべき姿は異なると思いますが、時代の流れに柔軟な対応する事は会社の継続的発展には求められると思います。チェーンストアメリット=組織化と個店力=商売感の共振の最大点を追求しスピーディに実践する時代であると思います。個人的には本部9個店1のウェイトで1割の個店権限=商売感を売場に如何に反映させるかが大切かと感じています。

投稿: dadama | 2015年8月28日 (金) 21時42分

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