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2015年8月

2015年8月31日 (月)

インターンシップの受け入れ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も、インターンシップの季節を迎えた。

  先日、ある高校の生徒が打ち合わせに来店した。

ここ数年、毎年当社にインターンシップに参加している地元の商業高校の生徒である。

  毎年思うのは、ここの高校生は目つきがしっかりしていることだ。

インターンシップで当社に研修に来る生徒にも、いろいろいた。
以前在籍した店舗の時は、あまりのやる気の無さに、帰したこともあった。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-d46b.html

我々小売業として、インターンシップを受け入れる使命とは、社会人としての世界を体験してもらうことだと思っている。

  これは親でも学校でも出来ないこと。

それは、企業という社会人としての現場を有しているからだ。
そこで働く体験をして、一社会人としてのルールを体験させることだと思っている。

  インターンシップ生はお客様ではない。

我々に期待されていることは、インターンシップ生をお客様として特別扱いすることではない。

他の従業員同様に、社会で働くルールと小売業の特性である対お客様との関係を学んでもらう場である。

だから、社会に通用しない態度や行動は許されないという社会の現実を、今から体験させることも重要な使命であろう。

  だから、厳しく接することにしている。

それが、インターンシップ生を受け入れる我々の社会貢献であると信じている。

幸いに、ここの高校生はその辺のインターンシップという意義を理解した上で、真剣にここに職場体験に来てくれているので、それ以前の話をする必要が無いという私のメリットはある。

先日来店して、インターンシップの打ち合わせに来た生徒さんたちも、みんな目を爛々とさせ私の話を聞いてくれていた。

そこで話をしたのは、いつもの人間本来の能力のこと。

  人間の進化の過程と現在。

私はいつも、インターンシップ生や新入社員、新店立ち上げ時のパートさん達へのメッセージには、挨拶の大切さを話すことにしている。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-6339.html

挨拶は、組織人としての組織内での自分の存在を明らかにし、組織で仕事をしていく上で大切なマナーだと思っている。

その基本をこのお店で学んでいただけたら、それでいいと思っている。
仕事の具体的な内容など、その次でもいい。

  一番重要なのは、人間関係における挨拶の大切さ。

それも、面と向かってにリアルな人間同士の付き合い。
ネットというバーチャルな世界が、リアルな世界を凌駕してしまった現代。
しかし、バーチャルな世界は所詮、リアルな世界の補完的な役割でしか無い。

  我々が社会人として大切にしなければなら無いのはリアルは関わり。

その第一歩が、人と人との挨拶であり、相手の目を見て関わる態度である。
そんな話を約15分程度させていただいた。

  9月前半からのインターンシップ。

9月の楽しみが、また増えた。




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2015年8月30日 (日)

松井玲奈の卒業

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜。

  芸能ネタの日(笑)。

SKE48 松井玲奈。

  8月いっぱいでSKEを卒業。

SKE結成当初から所属し、SKE48をここまで牽引してきた。
特に、SKEのリーダー格として、また松井玲奈と松井珠理奈の二人がダブル松井として脚光を浴びてきた。

  その松井玲奈が、8月末で卒業である。

先日、NHKのAKBグループの番組で、松井玲奈を取り上げていた。

  題して 「松井玲奈SHOW」

そこで、AKBの総監督のたかみなとの説教部屋での会話が面白かった。

  共に、ブループを牽引してきた存在である。

その会話の中で、面白いと思った事例があった。

  松井玲奈と松井珠理奈の関係。

先ほども記したが、SKE48にとっての松井玲奈と松井珠理奈はダブルセンターとして競い合ってきながら、共にSKEを牽引してきた。

  しかし、年齢は松井玲奈が26歳に、松井珠理奈が18歳

明らかに松井玲奈の方がお姉さんであり精神的にも大きな差がある。
しかし、結成当初からダブルセンターとして位置付けられてきた為、松井珠理奈は松井玲奈から見れば、本当に子供だったようだ。

そこで、松井玲奈は思った。

  珠理奈を甘やかしてはいけない。

結成当初からのダブルセンターとしての育成だった為、幼い珠理奈も蝶よ花よと育てられてきたらしい。それを身近に見てきた松井玲奈は、そう思ったという。

それ以降からは、松井玲奈の松井珠理奈に対する口の利き方は厳しいという。

  「珠理奈には言葉を選ばないですね。」

「それは違うよ!。」彼女の為に、敢えて厳しく接してきたという。

そうやって、ダブルセンターとはいえ珠理奈の教育係としても存在し、SKEを統制してきたのだ。

  今後は女優の道を歩むという。

松井玲奈が演じた姿を見た場面は無いが、SKEの経験から立派な女優として育っていってほしい。

そして、上記のクダリのように人を許育できる存在であるように、彼女を慕う後輩たちも多いだろうから、いつまでもSKEの精神的支柱であってほしいものだ。









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2015年8月29日 (土)

理想の姿を知る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人材不足が深刻化しつつある昨今。

  人材の入れ替わりも頻繁になっている。

経験者の退職と新規採用者(正社員含む)の増加。
よって、深刻なのは従来からのあるべき売場の状態を知る人材が店舗内に少なくなっていくことである。

  黙っていてもある程度継承されてきた企業のDNA。

しかし、そんなDNAもベテラン従業員の退職により、それを仕事上の引き継ぎから伝承できなくなってきているのが現状。

  あるべき売場が頭ではわかっているのだができていない。

そんなレベルから、

  あるべき売場が頭でもわかっていないから到底できない。

そんな店舗レベルに陥っていく可能性すらある。

  この問題は非常に危惧すべき問題である。

チェーン店に勤務する従業員として、店舗としてのあるべき姿、従業員としてのあるべき姿。

  その、あるべき姿、理想の姿を目指しているのかどうか。

そこが大きなポイントではないだろうか。
そして、従来であれば、そのあるべき姿が理解されていたから、企業のトップがインタビューに来た際に、そんあるべき理想の姿が頭に叩き込まれていたから、実際に実現できたわけだ。

  その理想の姿が頭に無いという事態。

これからの人材不足が危惧される時代には、上記のような場面ですら、理想の姿が見えずに普段の売場を提供してしまう。

  売場は誰のためのものか。

当然、それはお客様のためのものであり、そのために外向きの売場を作ることではなく普段のお客様の為の売場を作るものではあるが、店舗として自社のトップが来店される際には、多少の力が入るのは致し方無いことである。

そして、そのような機会や所属団体の研修会等が自社が開催されるというような場面を利用して、企業や店舗はあるべき理想の姿を徹底的に実現して、その姿のレベルを高め全社へ波及をさせて、企業としてのレベルを高めてきたという過程がある。

それは、全社的な取り組みであれば本部スタッフ達も動員されるかが、容易にあるべき理想の姿が実現できるが、これが店舗のみで売場作りをする場合はどうだろうか。

  そこでもあるべき理想の姿が実現できるのであれば救いがある。

しかし、店舗だけで売場作りをすると、そこまで到達できないのであれば、それは再度従業員の共有認識を持たなければならない。

  幹部社員が企業のあるべき理想の姿を知っていて実現できる。

そして、そのあるべき理想の姿を実現する機会をできるだけ多く設けること。

  それによって、従業員は鍛えられていく。

そして、敢えてその機会を増やしていくことで、いつしか理想の姿が実現可能となっていくのである。

  いま一番見直さなければならないのは個人のあるべき姿かもしれない。










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2015年8月28日 (金)

チェーン化と商売感の接点

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


入社当時は無垢で素直だった人材。

  しかし年を追うごとに色が濃くなっていく。

色とは、組織人としての色であり商売人としての色である。

  組織人としてわきまえた行動を取ろうとする特質。
  商売人として意欲的な行動を取ろうとする特質。

そして、この年になると、もはや元には戻れないから自分の強みで勝負していこうという割り切りも手伝ってか、ますます色を強調した行動が目立つようになってくるものかもしれない(笑)。

入社当時は、この業界の仕事の本質が見えていないから、表面上の仕事を覚えるのに必死である。

しかし、3年も経過すると、すこしづつその本質が見えてき始める。

  仕事上で褒められたり自信をつけたり。

そして、自分はどんな仕事ぶりに向いているのか、自信を持ち始めたのかが意識できるようになってくる。

  仕事の面白さがわかってくるとき。

そんなひと時を経験するようになる。

  組織内で自分のリーダーぶりに自信が持ててきた時。
  商売上で商品を売る喜びを知り自信が持ててきた時。

まれに、同時にその面白さを知る時もあろう。
しかし、たいていの場合は上記の2項目は相反する性格のものであるから、どちらかに振れればどちらかの振りがが止む。

  組織の面白さか商売の面白さか。

どちらかに仕事上の面白みを知ると、もう一方は抜けていく。

  組織でのマネジメントを知ると、商売感が薄れていく。
  商売での売る喜びを知ると、マネジメントが薄れていく。

そうやって、徐々に人間は自分の得意分野を作り、そこにどんどん入り込んでいくのであろう。

  得意分野に磨きをかけることはいいことだ。
  しかし行き過ぎると片端になってしまう。

我々は、商売人でもあり組織人でもある。

  チェーンストアの中で組織の標準化に貢献する。
  商売としての販売力を駆使して業績に貢献する。

この両面を同時に追求していかなければならない。

  相反する両面を多重人格のように制覇していくこと。

そんな多面性を身につけていくことが、組織人として商売人としての成功への道なのであろう。

  商売の楽しさを自分から他人へ広げていくこと。

分かりやすく言うと、そのような流れでマネジメント能力を身につけていく。
だから、まず自分が商売の楽しさを満喫できなければならない。

  自分とお客様との関係で売れる喜びを享受する。

そして、その喜びを自分が属する組織やリーダーとして存在する組織内の部下に伝えていく。

  自分で楽しいと思うから、部下にもその本質を伝えたい。

その思いが基本となって、商売の楽しさを広めていくことが組織のつながりを強化させる最強の基軸になっていくから、どこまでも小売として強い組織力を失わないのである。

  そういう意味でも、多重人格を身につけなければならないのだろう。







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2015年8月27日 (木)

iPhoneの乗り換え

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


こんなにも早く、iPhoneの買い替えのタイミングが来るとは思わなかった。

  先日の「iPhoneへの思惑」を記した。

あのタイミングでは、ネット等でいろいろな情報を集めていた段階だった。
新機種が発売予測されるなかで、既存のiPhone6はどんな価格で値崩れしていくのか。

  日を追う毎にキャッシュバック(CB)が増していく。

そんな感じで、iPhone6の売りさばきの現状が見えてきた。

  “一度、街中の販売店を覗いてみるか”

そんな安易な気持ちで、女房と市内の携帯販売店を数店覗いてみることにした。

  ネット上では、CBで5万円程度まで増加してきていた。

しかし、CBだけの金額では見えてこない契約内容。
CBで現金を手に入れても、毎月の契約金で相殺されてしまうこともあり得る。

  CBと毎月の契約金とのにらめっこ。

それには、実際に携帯販売店に出向いて、担当者と面と向かって話しを聞かないことには納得できない部分があった。

  とりあえず今回はサービス内容だけチェックしよう。

そんな気持ちで、数店舗を見て回った。
不思議なもので、どの携帯販売店も、同じサービスやCBの金額は無かった。

  販売店独自の販売サービスの内容。

“実際の販売店も結構なサービス金額になってるじゃん”

私がチェックしたネット上のサービスと同等のサービスが実際の店舗でも繰り広げられていた。

  “この過熱ぶりは9月以降も続くのか”

そこが一番の悩みどころである。
9月にiPhoneの新機種が発売されるのは既成の事実。

  問題はどのタイミングが旧機種の買い時か?。

あまりにも早ければ、さらに価格ダウンする前に購入してしまう。
おそければ、一気に在庫が捌けて、新機種の販売へ移行する。

  “さて、どのタイミングで買うべきか”

そんな思惑をもって、9月を待つことにしよう。
そんな結論をもった段階で、その日の晩飯のおかずでも買いに、大型ショッピングセンターに寄った帰りのこと。

  なにやらティッシュを配る女性がいた。

前を歩く女房になにやら言って手渡し、次にその流れで私ももらった。

  “とりあえずティッシュだけでもいただくか”

そう思ったら、女房が私に言った。

  「抽選会だって。」

このティッシュをもっていけば抽選会に無料で参加でき、もれなくプレゼントが当たるという。

寄ってみると、そこはこの大型ショッピングセンターにある携帯販売店であった。

  “今日は携帯販売店に縁があるなぁ〜”

そんな印象を持ちながら抽選会に参加したが、一番低いドロップ飴であった。

  “タダなんだから、こんなもんだろう”

そう思って、飴を舐め始めたら、そこの携帯販売店の男性が近寄ってきて言った。

  「携帯を買い換える予定とかはありますか。」

    「来月が2年縛りの月なんです。」

    「だから、今回は乗り換えを考えています。」

  「2人でこのキャッシュバックなんですが如何ですか?。」

そこには、2人で15000円。と記されていた。
そして女房が叫んだ。

  「えぇ〜っ、2人で15万もCBが付くの!。」

    「はい(笑)」

私は、もう一度目を粉にして、しっかりそこに記載されている金額を見てみた。

  150000円。

一桁間違えてみてしまっていたのだ。
まさか、この金額は有り得ないだろうという錯覚。

即決である。
違約金は発生するものの、それを差し引いても今回の乗り換えは絶対にお得。

  9月には更にCBが増額されるのでは?。

ここからはもう「賭け」の世界である。
しかし、9月に入ると、新機種の販売に各社とも力が入り、旧機種販売はひと段落つくのではないか。
そんな思惑もある。

  家に帰っていろいろ考えた末に、息子と3人で乗り換えた。

流石に、5よりは6の方が進化の度合いが高い。

  “これで十分じゃん(笑)”

ということで、この時期にiPhone6へ乗り換えに無事至ったのでした。






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2015年8月26日 (水)

客数の伸び悩み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お盆商戦が終わって一週間。

  お盆商戦の反省をしてみて思ったこと。

“客数が伸びてないなぁ〜”

  思ったほど客数が伸びていない。

単に客単価が多少上がっただけのこと。

  従来は客数の伸びを最優先させてきた。

各社とも、まずはお客様の数をどう獲得するか。

  ここに様々な競争原理を働かせてきた。

そうやって、スーパー各社は客数獲得に向けての熾烈な競争を繰り返して、企業としてチェーンストアとしての販売力を競い合ってきた。

  だから、売上拡大 = 客数拡大

の構図があっての業績改善という手法が一番喜ばしい結果ではあった。
しかし、今回のお盆商戦はその構図が当てはまらない。

  “決して喜べない状況”

今回の反省から、まずはそんな実態が見えてきた。

  しかし急激な人口減がこれからの日本に到来する。

客数獲得作戦に対してのコスト対効果を考えると、客単価を上げるという戦略にも力を入れるべき時代になっていくのではないだろうか。

そんな時代、だからこそ客数獲得することで圧倒的な地域一番店を目指す戦略は大いに評価できるが、かたや今回のお盆のように、客単価を上げていく業績改善手法も重要になっていくだろう。

  客単価を上げる。

要は、一人当たりのお客様の買い物金額を高めていくこと。
本来、スーパーマーケットという業態は、八百屋、魚屋、肉屋、乾物屋等の小売が一つの店舗内で営業するというワンストップショッピング性の高いお店としてスタートしている。

  だから、客単価を高められる要素は高い。

そして、それを目指して高機能化しながらいろいろなサービスを付加して進化してきたわけだ。

  しかしここにきてワンストップショッピングが崩れている。

それは、カテゴリーキラーと称される業態の進出と競合店の乱立によりそれほど遠くない距離に存在する競合店同士の日替わり競争。

  「買い回り」という現象の増加。

それをどう食い止めるか。

  それには家庭内食に対しての利便性が必須であろう。

家庭内で調理することの増加を如何に図り、買い物をしたりメニューを考えたり、新しい食べ方提案や健康増進への関心を寄せる提案があったり。

  ついつい手を出したくなる売場作り。

要は、もう一品、というお客様心理をどう掻き立てるのか。

そう考えると、スーパーの陳列レイアウトはあまりにも部門毎の縦割りに縛られすぎている。

  それは、管理面での理由から。

発注、品出し、値下げ、売り切りを如何に効率良くこなせるかという理由である。
それを、買い物の利便性という視点で見直さなければならない。

  それは従来のオペレーションを見直すということ。

そこにメスを入れなければ、いつまでも販売サイド優先のレイアウトからは抜け出せないだろう。

  しかし、それは生産性とは逆行する流れでもある。

いままで確立してきた、「効率」を分解することでもあるからだ。

更には、一品単価をどう高められるか。
これも客単価アップへの道筋である。
それま、またどこかの機会で記していきたいと思います。






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2015年8月25日 (火)

6:4:3の法則

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ニフティニュースを見ていたら、面白い記事が出ていた。

  6:4:3 の法則。

なんじゃそりゃ?。
そう思った方も多いだろう。

よくよく読んでいくと、我々の商売に大いに関係してくる陳列技術に関しての記事だった。

  陳列技術。

モロ、我々の仕事に直結するテーマである。

我々は、特設は平台等の定番以外の売場に商品を陳列する場合に、どんな法則によって商品陳列しているだろう。

  “あまり深く考えていねぇ〜なぁ〜(笑)”

それが実態ではないだろうか。
でも、よくよく考えてみると、陳列する際に、都度いろいろな思惑が頭をよぎりながら陳列をしているのではないだろうか。

  “何を一番売りたいか”
  “二番目に売りたい商品は何か”
  “全体をバランス良く売りきるには”

いろいろな思惑があり、それに応じて商品を陳列しているものだ。
そして、その思惑を頭で整理して、今までの経験を利用してその思惑通りに売りきるにはどのような陳列が最適かを一瞬のうちに判断して陳列している。

  その陳列技術を心理学的に明かしたのが今回のテーマ。

そして、その「6:4:3」の原則とは?。

  陳列の心理学のことらしい。

仮に、3つの商品が横並びで陳列されていたとする。

人の視線は“Z”の形で移動するから、お客様の目線は左端→真ん中 →右端へと動き、再び真ん中→左端へと戻っていきく。
結果的に、一番売れる商品はどれかといえば、真ん中。
売れる率を真ん中が100とすると、右端は 92で、左端は72になるという。

確かに、商品の陳列を考えた場合、我々は客導線を考える。

  お客様が店内を歩く場合の導線。

その導線から単品のSKUを並べたり、売れ筋から並べたりしていく。

  例えば、チラシもそうだ。

目の導線の一番初めは左上。

  だから一番強調したい商品や価格を左上に配置する。

それは我々の業界の原理原則であろう。
しかし、お客様が購入するという視点で見れば、真ん中であるらしい。

確かに人は左端を見るが、すぐ目に入ったものをすぐには買いづらいものだ。
ほかにもっといいものがあるかもしれない、という心理が働く。
とりあえず 右端まで目を通して、また左端方面へ目線を戻す。目に触れる回数が多い右端と真ん中が、より自分が手を伸ばして取りやすい真ん中が一番売れるという心理的作用なのかもしれない。

家電ショップなどでしばしば見られる手法があるという。

  「売りたい商品の“劣化版”をラインアップに紛れこませる」

という販売手法。

A、B、Cの新商品を並べても、お客様は似たり寄ったりの機能とデザインで購入の決断がなかなかできない。
しかし、そこへAの型落ち品など“劣化版”(D)もいっしょに並べると、お客様は、AとDとの比較対象で考え、「ならばAに決めよう」となることが多いという。

  比較購買の法則である。

比較しやすい商品同士であれば、比較して明らかにお買い得な商品を購入しようとする心理が働く。

しかし、同じ新商品同士であれば、比較しずらい商品同士しか売場に陳列されていないと、なかなか購入の動機につながらないという心理的事実。

  だから敢えて比較しやすい捨て駒を陳列するという技術。

我々もベテランになればなるほど、このような心理面を突いた商品陳列をする場合もある。

  そして、「6:4:3」の法則とは。

4000円の商品を売りたいと考えたとき、それよりも少し安価な3000円の商品と、その2倍の6000円の商品を配置すると客は極端性を回避して、“中を取って”4000円の商品を自ら購入する、という心理を利用した商品陳列の技である。

  なかなか憎い陳列技術ではある(笑)。




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2015年8月24日 (月)

iPhoneへの思惑

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


iPhone6Sが9月に発売されるという。

  毎年恒例のiPhoneの新製品の発表。

これは、毎年9月に発売されるという過去からの事例が定着した結果見えてくる予想である。

  iPhoneの新製品。

ここ数年を見ても、4、4S、5、5S、6 と9月の発表であった。

  そして新製品の発売にあたり重要な法則が生まれる。

旧型の投げ売りである。

  新型発売により旧型の価値が大きく下がる原理。

このことにより、旧型の在庫を抱えた企業や店舗は、新型の発売と同時に旧型の売り切りを図る。

  それと、2年縛りの契約との組み合わせ。

それによって、iPhone5Sが発売された時期に旧型の5を大幅値引きで購入したのが2年前。

  そして今回はiPhone6を大幅値引きで購入予定。

iPhone6Sが新規発売されるにも関わらず、iPhone6で大幅値引きを引き出しながら購入する。

  この買い方が一番賢い購入の仕方だと思える。

それも、他社への乗り換えで。
だから私は、2年ごとに携帯会社を変えていることになる。

  “メールアドレスが変わるのはメンドイ”

そういう方は、この話には付き合えない(笑)。
しかし、一度メールアドレスを変えてでも、携帯の番号を変えずに乗り換える買い方を経験すると、メールアドレスの変更など大きな問題ではないことがわかるのだ。

  主たるメールアドレスさえしっかり固定されていれば。

そのメールアドレスに来たメールを全てスマホに転送するシステムを利用すれば、問題ない。

  また、型落ちiPhoneでは性能が悪いのでは?。

そんな疑問も、現在利用しているiPhone5から比較すれば、大幅に機能向上だろう。

そう考えると、圧倒気に有利な条件で乗り換えが可能となる。

  ただし、最近は大幅キャッシュバックの制度が減少してきた。

かっては、1台あたり乗り換えで5万ほどのキャッシュバックが期待できたが、どうやら現在ではキャッシュバック自体のほとんどなくなっているらしい。

  しかし、ネット上では今もCB合戦がお盛んである。

“この際、ネットで購入でもいいか”

そんな状況である

9月が2年縛りが明ける月。

  これを逃すとまた2年間縛られる。

不思議な契約だが、さりとてこの契約を結んだわけだから、そのルールに従って如何に高配当な買い方を探るか。

  この一ヶ月が勝負である(笑)。

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2015年8月23日 (日)

人類の進化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

今日はテレビ放映していた番組を取り上げたい。
先日、NHKで「人類の進化」を放映していた。

  3回連続の特集。

ここ数年で明らかにされた、遺伝子情報からの地球誕生からの人類の進化の歴史を追求したものだ。

第一回目は、目の発達。
第二回目は、母の愛情。
第三回目は、脳の発達。

  いずれも人間の進化に重要な意味を持つテーマ。

まずは、目の発達。

  百聞を一見に如かず。

たくさんの情報を文章や言葉でいろいろ得ても、一目見た情報には敵わない。

  それだけ、目から入った情報は決定的。

そして、それを受け入れる人間の目の良さ、そしてそこから入ってきた情報を処理する能力が人間の強みであるということだろう。

  目が良いだけでは片手落ち。

鮮明な視界情報を、脳がどう処理するかというテーマも人間が他の動物よりもよりスピードを持って進化してきたかという大きな要因となっているからだ。

視界から入った情報や匂い、触覚、皮膚感覚、音感等のいろいろな五感から入ってきた情報を、脳が集約して一つの有効な情報として整理し、結論付けて行動出来る能力が人間を大きな進化へつなげたのである。

  以前にも記したが、人間の急速な進化には偶然が重なる。

鮮明な目を持ち、情報加工能力を得て、表情や言葉からのコミュにけーション能力を有したことで、連帯力を有したことが野生の中での生き残りを勝ち取ってきたという事実である。

  目を持ち連帯する動物は他にもいる。

しかし、そこに視力からの有益情報を脳が処理して言語を生み出したことで、一代で蓄積できた知恵を後世まで残せ、そこからまた知恵を蓄積し情報を共有化できたことで、加速度的な進化を遂げられた事が最大の要因であろう。

我々の祖先は、最終的には、自ら考えて行動するという人間本来の特性を最大限に活用しながら進化してきた。

  その末裔が我々人間である。

我々が自らの体内にDNAとして脈々と蓄積されてきた考える能力と行動力。
そのDNAを信じて、立ちはだかる壁を克服して来たのが人間という動物である。

  過去の祖先に恥じない生き方をしていきたいものだ。







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2015年8月22日 (土)

懐に飛び込む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間関係。

  組織内での悩みどころでもある。

店長とチーフ。
チーフと担当者。
社員とパートさん。

  いろいろな人間関係が存在する。

特に、年配の店長と副店長との関係や若手バリバリチーフと担当者との人間関係においては、部下側の嫌悪感が強まる傾向が高い(笑)。

  私もかっては、副店長時代に苦手な店長がいた。

どうも店長との話が噛み合わない。
チーフとは親しげに話すが、副店長の自分とは苦い顔で話しかける。
自分の居ないところで自分の苦言を言っているらしい。

  等々の内容で信頼関係が築けない。

人間関係がギクシャクしてくるのは、相手の考えや気持ちが見えてこないことに起因する。

  何を考えているのだろう。
  どのような価値観を優先したいのだろう。
  何をすれば褒めてくれるのか。

部下にとって、上司は基本的に従いたい相手ではある。
しかし、その上司の価値観が見えてこない。
更に、上司の態度も近づきがたい。

  そんなこんなで諦めてしまうことからおかしくなる。

私も以前は、そんな状況に陥ってしまった時に、諦めてしまったことがある。
いまから思えば、ああしていればよかったと後悔が先に立つ。

  “懐に飛び込めば良かった”

相手の懐に飛び込んでしまうこと。

  いまでは容易に出来ること。

しかし、当時の自分の若さから、上司の懐に飛び込むという手法を身につけていなかったのだ。

  なぜか?。

小さなプライドが邪魔をしたのだろう。

  “店長の懐になど飛び込めるか!”

そんなつまらないプライドが邪魔をしていたのだ。
そして、そんなプライドは、相手の上司も気づいていたのかもしれない。

  そのプライドが知らずに相手を拒んでいたのかもしれない。

しかし、上司は部下を可愛いと思えば可愛がるし、生意気だと思えば突き放す。

  上司とて、一人の人間である。

心の内部では、そう思っているものだ。
これは誰も否定できない事実であろう。

  だから、上司から見れば可愛げのある部下であることは重要である。

それが、ある意味、部下の能力の一つでもあろう。
そして、可愛げのある部下だからこそ、上司も親身になって部下との関わりを厭わない心境になれるのである。

  可愛がられるという能力。

コニュニケーションという視点で見た時、部下のこの能力も重要なコミュニケーション能力ではないだろうか。




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2015年8月21日 (金)

競争社会とは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この世の中、自由主義の世の中である。

  自由主義国家であるから、自然と競争が生まれていく。

そして、競争にもいろいろな形態が存在する。

  一番分かりやすいのが、他店舗との競争。

近隣店舗同士が、自店の販売金額の拡大を図りお客様の争奪戦を繰り広げて、競争し合っていく。

  その過程で、価格や品揃え、サービスの競争が発生する。

そうやって、凌ぎを削りながらの競争が、自店や自社のスーパーとしてのレベルを上げていく。

しかし一方、自社の目を向ければ、従業員同士の競争も存在する。

  従業員同士が凌ぎを削り切磋琢磨していく。

それが、個人を強くし、企業を強くし、他企業との競争力を高めていく。

  他企業と競争しながら個人としては自社の従業員を競争している。

それが、一般的な会社の現状であろう。
ただし、他企業との競争という構図は表面化しているが、自社内の従業員同士の競争はなかなか表面化してこない。

  企業として仕組み化できない心理的構図だからだろう。

しかし、実態は自社内の従業員同士の競争原理でいろいろなポストが決定していく。

  出世競争もその一つである。

企業は次のポストに対して、既存の従業員の中から一番最適な人物を選択してそのポストに赴任させる。

  そこに従業員同士の競争原理が生まれる。

同じポストである同僚との間で競争が生まれ、その競争の末に勝ち抜いた者が次のポストが用意される。

  そこでは何が選定要因となるのか。

仕事に対する姿勢である。

  仕事にどれだけ打ち込んでいるかという姿勢。

以前であれば、従業員全員が同じ労働や労働時間を強いられていたから、個人的な差が生まれなかった。

  個人個人の能力の差が生まれなかった。

しかし、現在では就業時間内で労働時間が終了してしまうため、個人の就業意欲の差が如実に個人の能力の差を生む。

  これは誰も口に出して表明していないことではある。

しかし現実は、高い就業意欲を持って労働することにより、結果的に他者よりも長時間の労働の中で自らの仕事上の能力を高めた人材が評価され、早期に次のポストが用意されることになる。

  これが従業員同士の競争の現実である。

以前は、高い就業意欲を持つ持たないに関わらず、上司からの就業指示で長時間労働を強いられ、その結果高い能力を知らず知らずに全員が有していった。

しかし今後は、その事実を自らの意思で獲得していかなければならない。

  就業意欲の高さが競争の世界を制していく時代。

やるか、やらないか。

  やった者は勝ち、やらなかった者は負けていく。

仕事上の能力は、入社5年目ぐらいまでは、労働時間にほぼ比例して高められていく。

  我々凡人に大きな能力の差は無い。

だから、就業時間がイコール能力となっているのが現実である。
よって、個人が自らこの原理原則を踏襲して自らの意思で仕事に向かうことが要求されるのだ。

  スーパーで働く全ての若手従業員に言いたいこと。

上記の構図でこれからの社内競争が繰り広げられていく。
高い競争意欲を持って、自らそこに飛び込んでいく人材だけが、どんどん自らの夢を獲得できる時代でもあるということを理解してほしいものだ。






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2015年8月20日 (木)

今年の甲子園

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の甲子園。

  いよいよ決勝戦を迎える。

そして、先日は準決勝が行われた。

  仙台育英 × 早稲田実業

  東海大相模 × 関東第一

なんだかんだと言っても、話題の高校がベスト4に残ったと言える組み合わせ。

  早実の清宮。
  第一のオコエ。

話題の選手が、その話題性以上の活躍でチームもベスト4まで勝ち上がってきた。
そして、優勝候補と目されていた話題のチームがベスト4まで勝ち上がってきた。

  そして、やはりチーム力のある2校が勝ち上がった。

大越基投手を要して、準優勝した1989年以来の決勝進出である。
残念ながら、深紅の優勝旗が白河の関を超えることはなかった。

  そして未だに白河の関は越えられない。

それは、深紅の優勝旗も紫紺の優勝旗もである。
今年こそは、仙台育英に期待したいものである。
準決勝を見た限りでは、バッティングも守備も投手力もバランスが良い。
そして、試合巧者ぶり。
特に、傘に掛かった攻めは圧巻である。
監督の意図を選手全員が理解し、基本的なバッティング力で出塁したランナーを、いろいろな引き出しを引っ張り出して攻めていく攻撃力は圧巻である。

  そして、東海大相模。

東海大相模もまた、前出の仙台育英以上にバッティング力がハンパでない。
大会前から、東の横綱と称されてきたが、準決勝の1回裏の攻撃力はほとんど小技を使わずに個人のバッティング力でもぎ取った点数である。

  守りも隙がない。

そんなチームである。
そして、試合巧者。

  多彩な攻めも持ち味。

しかし、残念ながら準決勝の試合ではそんな多彩さよりも、圧倒的な攻撃力、バッティング能力の差を見せつけた試合であった。

そんな圧倒的な攻撃力を持つ両校の決勝戦。

  ピッチャーの出来が鍵を握るだろう。

どちらのバッティングも力強いスィングである。
130k前後のスピードではバッティング練習のように打ち崩すだろう。

  エースの投手力の差が決め手の決勝戦。

久しぶりに打撃戦が楽しみな甲子園の決勝戦となろう。



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2015年8月19日 (水)

厳しい言葉

皆さん、こんにちは。
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上司が部下を叱り飛ばす。

  かっては当たり前の光景だった。

現在では、めったにお目にかかれない光景である。
特に、我々のような店長職であれば、部下を辞めさせてナンボの世界みたいなところもあった時代である。

しかし、時代は大きく変わった。

  世代が大きく変わったというべきであろう。

従業員の育ちが変わり、意識が変わり、リーダー自体のマネジメントへの考え方も大きく変わってきた。

  叱る、という内容も変わってきた。

叱る=怒鳴る

そんな光景はほとんど見られない。
一部、経営者が側近の気心知れた部下を叱り飛ばすということは稀にあるが、人前で怒鳴り散らすという光景は、我々の周囲からはほとんど見られなくなってしまった。

  だから、復活させたいとは思わない。

そんな光景から、多くのものを生み出すわけはない。

  ただ、厳しい言葉を受けて育つという経験は人間には必要である。

いままで受けたことのない厳しい言葉で叱られる。
それは、自分に非があるから厳しい言葉を浴びせられるということもあろう。

  しかし、新入社員ほど厳しい言葉で育てなければならないと思う。

何故か?。

  初めが肝心だからだ。

人間、正しく育つ為には、初めが肝心。
全てにそうだが、特に人間の教育には、初めが肝心である。

  後々、本人がそのことを感謝するからである。

「あの時、厳しく育てられたから、今がある。」

  そのような記憶がいつまでも残るからである。

自分の過去を振り返ってみても、優しく褒められたり一緒に楽しいことをしたりした時の記憶は残らない。

  記憶に残るのは「厳しい言葉」で教えられた時の事。

その時は、その場から逃げ出したいと思った。
しかし、今思えば、あの時の厳しい言葉とその後の自分の葛藤が記憶にまざまざと残っている。
そして、あの時に自分の記憶に残るほどの経験があるから、その時に気持ちを引き締め、考え方を変え行動を変えたから今の自分があるのだと思える経験でもあった。

  “あの経験が無かったら今の自分は?”

逆に、恐ろしく思えるほどである。

  厳しい言葉を言ってくれる存在。

今の時代、逆にそんな存在は貴重なのかもしれない。

  しかし、一つだけ心したい事がある。

厳しい言葉を発したら、最後まで発した相手を見守る覚悟を持つ事。
本気で相手をフォローしなければならない。

  それだけは、絶対に忘れてはならないと思う。

それが、縁あってこの世で巡り合った人間同士の関わりである。
部下の人生を背負う立場になった上司の、絶対に忘れてはならない覚悟であると思う。



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2015年8月18日 (火)

変化対応できる能力

皆さん、こんにちは。
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お盆商戦。

  事前に計画を立案して展開する。

通常の販売計画が一週間程度前、生鮮であれば2日前から前日というスパンでもあるだろう。

  しかし、お盆計画であれば2週間程度前が一般的か。

更に、グロサリーであれば一ヶ月前から送り込み計画を立案する段階であろう。
その計画から実施までのスパンの長さが、ネックになる場合がある。

事前計画は、昨年の反省を元に今年のトレンドを入れ込んでの売場計画であり数量計画になると思われるが、お盆の直前になればなるほどこの計画と現実とのズレが発生し始める。

  直近になってトレンドが鮮明に見えてくるからだ。

それは、どうしても2週間前というお盆までの時間的なブランクが、今年の予測を現実のものとして見えてこない部分が多い。

それが、お盆が近づくにつれて、事前計画で立案した商品や数量が直近の商品動向からある程度明確に見えてくるタイムラグがあるからだ。

  ここからが、問題でもある。

その事前計画を覆せるか、ということだ。

  事前計画を覆して直近の商品動向を取り入れる。

言うは簡単だが、そこには既に発注済みの商品があり、売場作りされた商品が現実のあるということだ。

  それを覆して、見えてきたトレンドに乗り移れるのか。

そこに、現場担当者の力量というこ能力が隠されているのではないだろうか。

  見えてきたトレンドを優先して売場をガラッと変えられる責任者。
  見えてはいても、現実の在庫管理を優先して変えられない責任者。

実は、この差が、商売感の本質であると私は思っている。

  見えたトレンドを優先して売りを作る担当者。

しかし、現実問題としての、当初予定商品の売り切りも同時に課題となる。

  その両面を自分の頭の中で整理して対応できる能力。

変えたことにより、トレンド商品の売り上げは作れるだろう。
しかし、変えてことにより、従来予定商品の在庫を抱え、その販売と売り切りをどう図るか。

特に、後者の課題を同時に解決できなければ、トレンド商品を最優先で売場変更をすることは出来ない。

  この二面性が能力なのだろう。

そして、有能な人材ほど、トレンドに乗りながらも過剰在庫を持たずに常に身軽な状態を維持できている。

特に、生鮮の担当者ほど、この頭の切り替えは得意な筈である。
それが、変化への対応能力が業績作りに直結する生鮮部門の真骨頂でもある。

事前計画が必要とされる場面、お盆、年末、彼岸等々の事前計画を必要とするイベント。

  こんな時ほど、変化対応すべきタイミングであろう。

そして、こんな時ほど、上記のようなトレンドを見抜いて変化対応を積極的に仕掛ける経験を持つべきでもある。

  それが、必ず自分の商売感を磨き販売力を身につけるチャンスであるから。

今回も、大いにトレンドに事前に気づいた方も多いだろう。

  さて、上記のように敢えてトレンドを追えたかどうか。

全ては、自らの販売力の為に。









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2015年8月17日 (月)

お盆商戦2015

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


2015年。

  今年のお盆商戦。

如何でしたでしょうか?。

  予定通り!。
  13日で稼げた!。
  いや、14日で稼いだ
  後半で転けた!。
  期間計でトントン(汗)。

喜々こもごものお盆商戦でしょうか。

今年は何よりも、期間が短いという特徴が大きかった。

  だから、行楽 < 帰省

このような構図になったのだろうか。
特に、11日から14日の四日間でそれなりに稼げたのではないだろうか。

  しかし、15日以降は?。

1日少ないというハンデもあり、苦戦した企業も多いだろう。
とは言っても、今年はスーパーマーケットにとっては好調なお盆商戦ではなかったか。

今年は特に、青果が良かった。

  生花に果実ギフトやお供えセット。

更に、刺身のお造りも好調だった。
この二部門に引っ張られてのお盆商戦。

  8月の12日〜14日。

お盆商戦の中でも、この3日間の動きは大きい。

  特に、8月13日。

どの企業も、どの店舗も8月の13日は最大ピークであると言える。

  この日の業績が何よりの通信簿。

私はそう思っている。
だから、13日にこだわり、12日〜14日にこだわるのである。

  一番信頼できるお店での買い物。

それがこの時期のお盆商戦の、最大の買い物動機。
だから、いくら8月月間で売上達成したとしても、この3日間と8月13日の業績は我々の胸を締め付ける。

  8月13日の売上が何よりの酒の肴。

そう思っている方々は多いだろう(笑)。
そういう意味では、それなりに上手い酒の肴をつまみに慰労ができたお盆商戦ではあった。

  ただし、8月月間の商戦が残っている。

最後の押しは、8月月間である。

  8月と12月商戦。

8月13日と8月月間。
12月31日と12月商戦。

  この二つは我々の評価の証。

どうしても、手に入れたいダブルタイトルとも言える。
お客様の買い疲れも予想される。
何としても、お盆の勢いを月まで繋げたいものだ。




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2015年8月16日 (日)

片道切符

皆さん、こんにちは。
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今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

先週の日曜日、8月9日の午後1時から、BSプレミアム(NHK)にて、

  「サマーピクニック」

が放映されていた。

  1970年代のフォーク歌手達の祭典。

出演者は、南こうせつを始め、当時のビッグなフォーク歌手達ばかりだった。
彼らが、ファン達と野外コンサートを開催した模様を放映していた。

ざっと挙げても、南こうせつ、伊勢正三、太田裕美、尾崎亜美、イルカ、杉田二郎、ガロ、槇原敬之等々。

  そして、松山千春。

    「季節の中で」
    「長い夜」
    「大空と大地の中で」

その他、多くのヒット曲を持つフォーク界のカリスマである。
彼もまた、南こうせつの為に馳せ参じたのだという。

そこで、予定には無い曲を披露した。

  「恋」。

恋という題名ではあるが、別れの歌である。
それも、女の立場から見た別れ歌。

逆に言うと、男の情けなさを自虐的に歌った歌とも言える。

  「恋」。

この曲は、坂本冬美がカバーしている為、私は彼女の鬼気迫る歌声の方がより印象的であると思うのだが、オリジナルは松山千春である。

  彼が曲の合間に観衆に言った言葉が印象的だった。

「我々は、オギャーと言ってこの世に生まれた時に、行き先の無い片道切符を握りしめて生まれてきたんです。」

「人生は片道切符だから、戻る事も出きないし後は突き進むしか無いんだ。ただ言っておきたいのは、この片道切符はどんな事をしても握りしめたまま、人生を謳歌してください。」

  片道切符。

人生は片道切符。

  行き先の無い片道切符を握りしめて生まれてきた。

それが人生。
だから、どこに行き着こうとも、それは自分で選んだ人生であり行き先である。

  だから、後悔はしない。

ところで、俺は、どこに行こうとしているのだろうか。

  目の前の課題に取り組むことで精一杯だった。

しかし、そのことで生きがいを持って今までこれたのも事実である。

  だから、今までの片道切符には後悔していない。

そして、この片道切符は自分の財産でもあり生きる意欲でもある。

  だから絶対に捨てたく無い。

そんな思いで、松山千春の言葉をかみしめた。





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2015年8月15日 (土)

日別動向を知る

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お盆商戦。

  日々の動きが変化していく商戦。

これは年末でも言えることであるが、11日、12日、13日、14日と刻々とお客様の流れが変化して、お盆準備用品やご馳走商材が動き、爆発し、収束し、止まるという商品動向が付いて回る。

  特に、際物やご馳走商材の高単価品の動きが変化していく。

年に何度もないイベントの動向。

その日別のタイミングを捉えて、的確に際物やご馳走商材を展開し、タイムリーに売場を変化させて来店するお客様に対して商品展開していくことは、簡単なようであり難しい。

  それは、毎年の変化に由来する。

曜日と日付の関係。
そこに天候の関係。
そして連休の関係。

  いろいろな要素が入り込んで毎年変化する。

だから、「仮説」が必要になってくる。

  今年は、11日〜15日までのお客様の動向はどうなのか?
  そこから、日別の商品動向はどうなのか?。

その仮説に従って、今年の日別計画を立てていく。
昨年同様の日付管理での数量計画では絶対にズレが生じてくる。

  曜日サービスを導入している企業はそれも加味される。

だから、期間トータルでの考え方が必要にもなってくるし、そのトータルの数量を日別のどのように割り振るかという具体策も需要だ。

  特に、生鮮部門は日別計画が必須となる。

なぜか?。

  製造部門だから。

日々製造して販売する部門は、日別の商品動向を見据えての単品計画が必須。
ここを見誤ると、値下げロスとチャンスロスという痛い思いを味わう羽目になる。

  特に、12日、13日、14日

この3日間の単品の動向は激しい。

  12日の青果、13日の鮮魚、14日の惣菜。

上記部門はそれぞれが、その日の花道を飾る部門である。
そう単純な話ではないが、それでも年に何度も無い高単価品がピンポイントで動く日であるから、集中した思考が必要となってくる。

  そして毎年反省の繰り返しとなる(笑)。

今年のお盆は、13日に集中した。
それは、連休の関係もあるのだろう。

  13日に帰省した方が多かったからだろう。

そして、14日以降は鳴かず飛ばず。
13日にチャンスロスにて、14日の数量を増加した店舗や部門も多いだろう。

  しかし、13日に逃した商品は取り戻せない。

それが、商売である。
逃げていく神様の後ろ髪は引けない。
そして、同じチャンスは二度と転がっていない。

  それが、商売である。

しかし、来年は同じ条件は揃わない。
だから、来年はまた同じ悩みを持つことになる。

  ここに商売感を養う素地があるのだろう。

そして、お盆商戦は13日を取り込んだか取り込めなかったかで左右されるのでは無いだろうか。







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2015年8月14日 (金)

今年の来店動向

皆さん、こんにちは。
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昨年と今年の夏のお客様動向の違い。

  日中から夕方以降の来店へ移行したこと。

これは、今年の猛暑という特性を反映しているのものと言える。
更に、昨年は4月からの消費増税にて、夜の来店が減少するという現象が見られたから、その反動が大きくのしかかってきている。

猛暑により、熱中症での連日の救急車での搬送が報じられている。
これだけ報道されると、黙っていても日中からの外出は控えるだろう。

  午後遅くからの行動。

それは、スーパーへの買い物も同様である。
熱中症というリスクを避けて、夕方以降の買い物へと移行してきた。

  その買い物行動の変化はいいのだが、・・・。

やはり、生鮮部門を中心とする食品スーパーの負担は大きい。

  一番は、値下げのタイミング。

ワンデイ管理の刺身や丸魚類の値下げタイミング。
惣菜や寿司、ベーカリーの値下げ売り切りのタイミング。

このカテゴリーの値下げと売り切りのタイミングが非常に難しくなってきている。
更に、曜日によってのお客様の入り方にも変化が出てきている。

  上記の夜への移行は木金土日により特化しているからだ。

ウィークデーの月火水では、夜への特化もゆるいものとなっている。

  その変化からの曜日毎のパターンが読みきれない。

従来のタイミングで値下げを入れると、早々に売り切れてしまう。
しかし、曜日によっては、そっくり残ってしまうこともある。

  新たな勝ちパターンを掴まなければならない。

今後は、猛暑という現象だけではなく、高齢化による熱中症対策による日中を避けた来店行動に大きく変化してくるだろう。

そのことを考えると、真夏の日中の中抜け現象は今後ますます大きな流れとなってこよう。

  このパターンを如何に強みとできるか。

ますます即食商品の品揃えに力を入れざるを得ない。
更に、夜のマーケットを制するオペレーションの確立も必須である。

  何をインストア化し、何をアウトソーシング化するか。

出来立てという概念をどこまで尊重しながら、上記の環境の変化に対応していくか。

  人材はますます枯渇化していく。

貴重な人材にどんな役割を担ってもらうのか。
そんな人材で何をインストア化して利益を稼ぐか。
残りの分野では、アウトソーシングにて、どう夜のマーケットを勝ちパターンに引き寄せるのか。

  勝ちパターンは販売面だけでなく人材活用面でも問われるのであろう。







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2015年8月13日 (木)

お盆のトップ平台

皆さん、こんにちは。
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この時期、青果の売上が大いに拡大する。

  生花、果実ギフト、お供えセット等々。

お墓回り仏壇回りの商材が青果に集中するため。
そして、セット物やギフト物だけではなく、果実の単品も大いに購買される時期でもある。

  桃、梨、ぶどう、ハウスみかん、グレープフルーツ等々。

面白いのは、企業毎に、果実トップ平台に陳列される果実が違うことである。

  あるエリアスーパーは「桃」。
  同じくエリアスーパーは「梨」。
  あるリージョナルスーパーは「ぶどう」。
  それもエリアが変われば「梨」。

同じ企業でも、別エリアでは「ぶどう」と「梨」との分かれるのである。

  この視点の違いは何か?。

この時期の果実の購入目的とは?。

  まずは、食するという目的。
  次に、仏壇に供えるという目的。

普段の食材から、お供えという目的もプラスされるのがこの時期の果実である。
供えるという目的に照らし合わせると、

  食べて美味しく日持ちのする果実。

よって、桃よりも梨の確立が高くなる。
よって、梨を平台トップに据えるという企業が多いのではないか。
当社もその意図をもって、梨を前面に据えた。

  食べて美味しく産地に近い。

そんな地域は、当然に桃なのだろう。

そして、ぶどうを平台に据える企業の意図とは?。

  売上を第一優先するからだろう。

この時期は、桃単品よりも、梨単品よりも「ぶどう計」の売上が勝る時期でもある。

  美味しい物を供える。

その目的にも合っているが、なにより食べて美味しい果実である。
特に、糖度という視点で見れば、年間でもナンバーワンに位置する商材である。

  供えてから食べる。

そして、桃や梨よりも、一房単位では高額となる。

  仕掛け次第では大きな売上を取れるカテゴリー。

しかし、いいことばかりではない。

  軟皮果実でもあり鮮度落ちも早い。

だから、一般的には、やりたがらない。
このような思惑の違いから、それぞれの企業毎の特色が出るのだろう。
まして、この時期は、この3大果実がそれぞれに旬なのである。

  桃は終盤期。
  梨ははしり。
  ぶどうは出始め。

お盆後半には桃は最終出荷が近づく。
梨は、幸水から豊水に切り替わっていく。
ぶどうは、アイテムが豊富になり安価になっていく。

  そして、梨、ぶどうにより秋が到来するのである。








 
  

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2015年8月12日 (水)

集中豪雨

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよお盆商戦が本格化してきた。

  今日からお盆ご馳走商材がピークを迎える。

そして、明日13日から15日がおもてなし食材の最大ピーク期間になっていく。

  お刺身商材。
  寿司商材。

等々が、製造しても製造しても追いつかない地域や店舗が続出してくるとき。
かっては、私も不慣れなアルバイトくん達を動員して、惣菜や寿司部門に投入して瞬間的な製造拡大を図ったりもした。

お盆の準備品と違い、その瞬間瞬間に製造して販売し、お客様は購買時間からわずかの時間でそれらご馳走商材を食するという瞬間的な流れで消費される期間に入る。

  一番恐れるのは雷雨。

これはもう、祈るしかない(笑)。

  昨年の12日は、午後からの雷雨で大損害だった。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/2014-e311.html
昨年の反省を見ると、やはり12日の土砂降りでお客様の流れが変わったことだ。

  準備用品ならまだいい。
  生鮮品は多大なロス。

お客様の来店を見越して販売数量を計画し、製造する。

  それらの食材は当然、1日管理。
  商品によっては時間管理もあるだろう。

その日のその時間に来店していただけなかったら、人員のロス、商品のロスという多大なロスを発生させてしまうことになる。

  なんとしても予定したお客様が来ないことには話にならない。

そこへの、土砂降り。
それも、1時間程度で止むような土砂降りならいいが、雷雨を伴ってこれからがピークだという時間帯に降られたら、the end(ジ・エンド)である。

  今年の「土用丑の日」もどうなることかと思ってヒヤヒヤした。

幸いに、午後3時から降って午後4時には上がったので事なきを得たが、これがもっと後半にズレ込んでいたら、と思うと恐ろしい。

  そして、お盆商戦。

ここでも、12日から16日までの午後からの雷雨は致命的である。

  それでも降りやすいこの季節ではある。

しかし、天は無情である。
むしろ台風の方が割り切りやすいと思われる。

  「今日は断念しよう」。

ということで、とっとと値下げ売り切りを図ればいいが、中途半端な雷雨は戸惑う。

  “売り切ろうか残そうか”
  “残すとすればどの程度か”
  “何時まで引き延ばそうか”

いろいろな思惑が駆け巡りながら、いつの間にかお客様のピークは去り、その後の引きに値下げが間に合わなかった、ということはしばしばである。

  難しい値下げの季節。

またもや巡り巡ってやってきてしまった(笑)。





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2015年8月11日 (火)

勝ちパターンの発見

皆さん、こんにちは。
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勝ちパターン?。

  高校野球の事?。

いえいえ、我々の仕事の事です(笑)。

  勝ちパターンとは業績向上への取り組み過程。

そして、今まで各店舗で業績向上を目的にいろいろな販売その他競争力を高める取り組みをしてきたつもりである。

  そしてその結果見えてきた「勝ちパターン」とは?。

それが見えたら、苦労はしない(笑)。

  「そこまで引っ張っておいて、コレかい(怒)」

そんな罵声が聞こえてきそうである。
しかし、残念ながら、店舗毎に勝ちパターンは異なるというのが実態だ。

  それは、基本はある。

あるべき売場を作ってお客様を招き入れる。

  それは基本中の基本ではある。

しかし、それだけでは限界にきている事も事実。
よって、基本を定着させたという前提で、そこから先、商品面や販売面、更にはサービス面での、「これをやったら必ず業績が改善させられる」という必勝パターンをさがしているのだが、個店毎にその必勝パターンは異なるのである。

  果実で成功したお店、失敗したお店。
  天然ぶりで成功した時期、失敗した時期。
  新発売の飲料で成功したお店、失敗したお店。
  ポイントサービスで成功したお店、失敗したお店。
  クレジットカード導入で成功したお店、失敗したお店。

等々、である。
いや、上記内容だけの取り組みで業績が改善できるとは思ってもいない。
ただ、以前のお店で成功した事例を他店舗でトライしてみても、同様の数値効果は得られない。

  何が違うのだろうか?。

それは、お客様が違えば、商品を変えなければ、サービスのパッケージを変えなければ通用しないとういう事だろう。

  更に、競合する店舗の存在も見逃せない。

お肉の強い競合店に対して、他部門で差別化を図るのか、強いお肉で対抗するのか、そらがお客様との関係でも変化してくるから厄介だ。

  しかし、一つだけ言える事。

それは、自社や自店の本来の強みを最大限に発揮することから始めなければならないということ。これだけは言える。

  強みを更に強調して圧倒的に差別化していくこと。

まずは、ここから手をつけることが大切だ。
そして、次には相手の強みを叩くこと。

  そうやって、競合店の存在価値を弱めていく。

この2点を徹底しながら、各部の勝ちパターンを更に詳細に見極めていく。
そんな取り組みを連続して考え抜いて実行していくと、そのお店の勝ちパターンが徐々に見えてくる。

  お盆商戦でお客様の通信簿を頂いた後。

年末に向けての再スタートを、上記のようなステップで進めていきたいと思っている。




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2015年8月10日 (月)

売場の賑わい

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある競合店の話。

  売場の突き出しを止めたら業績悪化。

従来は、定番以外のフリースペースや平ケース横や上のスペースに突き出しや関連販売等をしっかり展開していた。

よって、定番とはまた別にその定番の関連販売や単品量販、更にはイベント時に応じた催事性の高い際物等を大陳していた。

それが、トップ方針により、定番重視となり従来から展開していた定番以外の売場作りを一切排除。

  その結果、

売上が低下してきたらしい。
如何に、これらの定番以外の売場で売上を作ってきたかということであろう。

  一度、突き出し等を排除して定番を見直す。

特に、在庫過剰や粗利率の不安定な事態に陥った時には、トップ判断で挙行される売場整理ではある。

しかし、それも意図をしっかり伝えて実行しないと、上記のような数値悪化を招く結果となることのほうが多いようだ。

それは、従来の政策では、定番を安定させ、それ以外の商品は突き出しにて売り切れたら縮小してまた別の催事へ切り替えていくという手法で定番と特設が合理的に補完関係を保ちながらお互いの役割の中で売上をバランスよく確保してきたのである。

それは、販売する従業員にとっても売場作りがしやすく、更に売上も作れる方法ではあった。

  ただし、

在庫過剰と利益低下に陥っていく。
それは、定番以外の売場とその在庫を持つためであり、更に、この様な商品群は低値入商品が多いため、粗利低下の構造となってしまうからだ。

余計な突き出しや特設、フリースペースでの展開を一切止めるということは、その催事性や単品量販、更には話題性の商品を定番内のどこで展開するかという従来には無い売場作りの考え方を定番やその付近で思考して商品を組み入れていかなければならない。

  それなくしてそっくりフリースペースを排除すると大火傷を負うこととなる。

そして、現場の担当者が、そのことをしっかりと現場の売場で実現できなければ、その分の売上をそっくり落とすことになってしまう。

  ここが最大の課題であろう。

しかし、現場では「トップの指示」の一言で、この表面上の行為に走ってしまう。

  これでは、単に魅力の無い売場になってしまっただけのこと。

そして、一旦落ち込んだ売上を、現場の人間たちが如何にして回復していけるか。
ここに、定番売場の考え方を従来から変えていけるかに掛かっているのだと思う。

  定番とフリースペースの関係。

このバランスと企業内でのある程度の法則が従業員の販売面でのDNAであるならば、そのDNAを簡単に変えることの難しさは並大抵ではないのだろう。





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2015年8月 9日 (日)

高校野球100年

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

しかし、今月の5日から夏の全国高校野球選手権大会が甲子園で開幕した。

  今年が、高校野球全国大会の100年の節目だという。

そこで、いろいろな番組で100年の記念特番をやっていた。
過去の対戦でのベスト20やら、ベスト10やら。
私も、甲子園を目指した端くれとして、今まで目にしてきた大会と試合、そして過去の選手たちの思い出が蘇った。

特に、小学校から10代までの若年世代の頃は高校野球もよく見ていたから、その記憶も確かである。

  PLのkkコンビ。
  横浜の松坂大輔。
  早実の荒木大輔。

等々の顔が浮かんでくる。
しかし、もっと大きく衝撃を受けた試合や選手も多い。

  優勝旗が白河の関を超えかかった二試合。
  青森三沢高校と福島磐城高校。

この2試合は当時小学校だった私でも悔し涙を流したものだ(笑)。

  そして作新学院の江川卓投手。

今でも、高校野球史上、そしてプロ野球史上最高のピッチャーとの呼び声も高い江川。

  その江川擁する作新学院が銚子商に押し出しサヨナラ。

あの場面もドラマであった。
綺麗なピッチングフォームだった。
肩に力の入らないリラックスしたピッチングフォーム。
そして、逆回転の掛かったストレートはベルト付近で必ずホップしたという。

  しかし、いくら良いピッチャーでも野球はチームプレイ。

投げて守れても、得点力がなければ勝てない。
それが当時の作新学院の欠点でもあった。
そして、大注目されて登場した甲子園球場で、わずか二回戦の銚子商業戦で敗退となる。

  そのフィナーレが押し出しサヨナラ。

自らの手で幕を引いた甲子園。
江川らしいといえばそれまでだが(笑)。

  そして、あの「空白の1日」事件だ。

甲子園のヒーローから、プロ野球のダーティーヒーローへ。
それでも、江川のピッチングは光っていた。

  オールスターでの8者連続三振。

残すところ、大石大二郎のみ、セカンドゴロとなる。
それまでの、オールパシフィックの打順はといえば、

  1番福本、2番簑田、3番ブーマー、4番栗橋、5番落合、
  6番石毛、7番伊藤、8番クルーズ。

強打者揃いである。
もっとも、ペナントレースと違いオールスターはサインも無い一発勝負。

  力と力でバッターとピッチャーが対決するシーンがほとんど。

そこでの、対決もまた見所ではあった。

そんな江川が属した作新学院。
5年連続で甲子園出場を果たした。
今年はオールラウンドで勝てるチームだという。

  100年の節目を見守りたいものだ。






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2015年8月 8日 (土)

機関紙

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


どこの企業でも、自社で持つ機関紙があると思う。
なければ無いで、その企業が属する団体の機関紙がある。

  当社も所属する団体の機関紙が毎月月末に配布される。

私は、この紙面をよくチーフミーティングのネタに使う場合が多い。

  なぜか?。

企業が所属する団体であるから、そこ根底に流れる考え方の基本が同じだから。
以前も、この記事の内容が変化してきて、漫画を取り入れた内容に賛同する記事を載せた思い出がある。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-e77f.html

その機関紙が、最近更にその内容が変化してきた。

  従来は、硬いマネジメントの内容

特に、生産性向上の為の作業に目を当てた分野に強みを持つ企業団体である為、そのような記事や各企業の取り組み等が目立っていた。

  しかし、ここ1年程度で少しづつ変化が見えてきた。

お客様の変化に対応する取り組みやマーチャンダイジングへの取り組みが積極的に乗るようになってきたのだ。

  嬉しい事である。

団体のトップも、そんな分野への取り組みの弱さを克服していきたいとの今年の抱負である。

  世の中の変化に追随する。

従来はある一定のレベルにどう引き上げていくかというスタンスで、団体の目的が存在していた。

しかし、今後は個々の企業が、個店個店のお客様に如何に対応していき、結果として競争力を蓄えていけるか。

  その方向に進むべき時であるとの認識。

よって、その団体が発行する機関紙も、同様にその先端を取り込む形で、その内容にも変化が出てきたということなのだろう。

最近での変化は、52週のMDでの鈴木哲男さんの連載をしたり、オラクル人・しくみ研究所の小阪裕司さん等が執筆して、売り方の勉強等も取り入れたりしている。

  売り方の研究。

今までは弱みとされていた売り方の情報共有がこの機関紙でもどんどん取り入れられている。

世の中の変化に対して、どう追随していくか。
その企業毎の取り組み方や、成功事例等の共有を図りながら、人時管理という従来の強みと販売管理という今後の強みを合わせて競争力をつけていこうとする意図が伝わってくるのである。

機関紙でも、そのような方向性をしっかりと打ち出して、販売力の強化をテーマにした記事を多く載せて欲しいものだ。

  さらには、人の就業意欲という分野に関しても取り上げて欲しい。

人材不足がここにきて急速に致命的な課題となって我々の鼻先に突きつけられている。

  業界の構造的な課題に対しての構造的な問題解決とは?。

それも、この機関紙で大きく取り上げて欲しいテーマの一つ。
業界を取り巻く課題、お客様の変化という課題、いろいろな課題が従来の、如何に効率よく売り場を作るかという課題から飛び出して、次元の違う課題へ向かう時期として、団体自体も把握してきているようだ。






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2015年8月 7日 (金)

商品を知る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々の商売は、食品を中心として商品の販売である。

  食品スーパー。

もっとも、このブログの読者の方には、食品を作るメーカーの方も多数いるだろうし、その商品を我々小売に販売している方もいるだろう。
また、食品よりも雑貨や衣料品をメインに扱う専門店の方もいるだろう。

  自分の販売する商品を知る。

基本的に、商品を知らなければ、売れない。
いや、売れないことはないが、買ってはもらえない。

  それが食べものかどうかはわかるだろう。
  それが、バナナの一種であることはわかるだろう。
  しかし、他のバナナとどう違うのか、がわからない。

そんな担当者が多い。
私だって、品揃えしている1万品目全てに精通しているかといえば、それはノーだ。

  しかし、自分が専門とした出身部門の商品ぐらいは精通したものだ。

特に、大切なのは、その味。

  美味しいのか美味しくないのか。

そう表現すると、個人差が発生するから、食感として味としてどう表現できるのか、という知識は得ておきたいものだ。

それを知らずして、お客様に売れないだろう。

  「ねぇ、ねぇ、これ美味しい?。」

お客様から、軽くそんな質問を受けた時に、即答できるかどうか。
自分なりに、そんな回答を持ち合わせていれば、とっさの時に即答できるもの。
そうやって、得意分野を広めていければいいのだろう。

  先日、嬉しいことがあった。

精肉売場で挽肉を品出し応援していた時のこと。

  「この挽肉はどうやって食べれば美味しいのですか?」

そんな質問。
見ると、輸入牛ではあるが、牛100%の挽肉だった。

  「これは牛100%ですから、私ならハンバーグでレアな焼き方で食べますよ」

そんな回答をした。
そのお客様が応えた。

  「先日はステーキの選び方を教えていただいたので(笑)。」

そんなお客様からの声が、この商売では何よりの力を与えてくれる源となる。
それとて、初めからそんな能力が備わっていたわけではない。

  どうやったら美味しい食べ方が出来るのか。

自分が美味しく食べたいから追求していっただけのことだ。
その積み重ね。

  男は誰もが料理には無縁である。

しかし、商売上、お客様に貢献できるのは、料理方やその美味しさの伝達。
それを信じて、お客様は来店されるし、その話から購入商品を決定する。

  如何に有益な情報を提供できるか。

それには、いろいろな手法がある。

  コトPOPもそうだろう。
  試食会もそうだろう。
  メニュー提案もそうだろう。

しかし、一番のポイントは、我々販売員の商品知識と味の把握であろう。

  特に、今日販売している旬の商品の味。

一番打ち出している商品の味である。

  桃の味はおおよそ見当がつく。

しかし、今日の桃はどうなのか。
それは、お客様も旬のその時その時で味が変化していくから、今日の桃の味を知りたいのである。

試食が出ていなくても、明確に答えてくれる担当者がいるお店には、自然に足が向いていくのが、この商売の特徴である。





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2015年8月 6日 (木)

新たなバイブル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の心のバイブル。

  田坂広志さんの「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-094d.html

そして、その田坂広志さんが、新著を出した。

  「人生で起こること すべて良きこと」 PHP研究所。

表題を見ただけで、伝わる重み。
この本を読み始めて、まず頭に衝撃が走るのは、比較的書き出しの部分で出現する、ある言葉。

誰も、大声では語らない「人生の真実」と題して、

  人生において「成功」は約束されていない。

どんなに努力したところで、結局、失敗に終わる場面は多々ある、ということだ。

  この言葉に、私は衝撃を受けた。

それは、そんな後ろ向きな事をいうべきでは無いという憤りでは無い。

  “それは密かに恐れていた真実ではないか”

という事だ。
それは、学生時代にボートを漕いでいた時から抱いていた疑念。

  努力しても報われない結果に嘆いていた時代でもある。

そして、それで後輩と飲みながら議論した思い出も蘇った。

  「いくら努力しても報われない時もある。」

    「それを言ったらおわりじゃないですかぁ〜!。」

  「しかし、努力しなければ可能性もゼロのままだ。」

厳しい言葉を発する私に、後輩が食ってかかる。
しかし、そうは言っても、それは当時から思っていた私なりの真実だった。
そして、その後の言葉で濁してきたのが、今までの人生でもあった。

  努力しなければ、一分の可能性すらなくなる。

しかし、あくまでもそれは結果を見据えた場合の考えかたである。
今回、この著書は私に明快な答えを与えてくれた。

  人生において「成功」は約束されていない。

それに続く言葉として、

  しかし、人生において「成長」は約束されている。

この言葉を聞いて、正直、涙が出てきた。

  “いままで悩んでいた答えにようやく出会えた”

人生、結果が全てではない。
特に、一時の失敗は不成功は、長い道のりの人生においては成功のきっかけや前提であることも多い。

その観点から言うと、努力は目先の結果で見た場合は成功に結びつかなくても、そのことによって自分の成長を必ず促し、その失敗とそれによる成長の継続から、いずれ大成する前提となるという見解。

冒頭から、そんな衝撃的な「努力」に対する認識と見解。
そして、人生において起こる「不幸」、嫌な人との出会い。

  如何にして、その壁を乗り越えるか。

そこには、自分の心の持ちようが記載されている。
そこには、自分の素直な気持ちを、包み隠さずに自分の意識上に表し、それに対して正対する覚悟の大切さを説く。

  要は、逃げない、という心の持ちよう。

だから、あっという間に読み終えた。
そして、最後の最後は、何故か涙が。

  “逆境を受け入れよう”

素直に、そう思える読後の感想でした。

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2015年8月 5日 (水)

立秋

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の立秋。

  8月8日(土)。

ウィキペディアで調べてみると、

初めて秋の気配が現れてくる頃とされる。七月節(旧暦7月)。
『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明している。

夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる。暦の上ではこの日が暑さの頂点となる。

翌日からの暑さを「残暑」といい、手紙や文書等の時候の挨拶などで用いられる。また、翌日から暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになる。

  なるほどなるほど。

暑中見舞いから残暑見舞いへの変化。
このように言われてみるとわかりやすい(笑)。

  そして、暦の上では8月8日から「秋」。

「てっちゃん、何言うねん!。まだまだ猛暑が続いているぜ!。」

間違いなく、そんな声が聞こえてくるのは目み見えている。

  しかし、

私に言わせれば、何を鈍感な事を言っているんだ、と言いたい(笑)。

  夜風は間違いなく「秋の気配」だ。

7月中旬の夜は、どうしようもなく寝苦しい夜が続いた。

  しかし、7月末からの夜風はどうだ。

間違いなく、かっての寝苦しさはなくなってきた。
最近では、気持ちの良い程の夜風が吹く。

  “窓を開けて寝ているの?”

私の寝室にはエアコンが無い。

  だから、暑ければ窓を開けて寝る。

エアコンが基本的には体に合わないのだろう。
どうしても、体が冷えてくるのだ。
だから、毎年、この時期になると窓を開けて寝る。

  すると夜風の変化が体で感じる事が出来る。

数十年ほど前までは、エアコンなど無い時代だ。

  だから、季節の変化に体が敏感だった。

熱中症という病気もここ十年来の病気であり、以前は日射病はあったにせよ、熱中症という言葉は無かった。

  要は熱中症を引き起こす体では無かったという事だろう。

それだけ、エアコンを始め過ごしやすい環境の中で暮らす事が多くなり、この季節に本来汗を掻いて体温を調節するという体のメカニズムに異常をきたしてきているのだろう。

だから、私にはわかるのである。

  お盆過ぎには、間違いなく秋の気配が広がってくるぞ、と。

思えば、当店には、本格的なお盆商戦は無い。

  あるのはお盆後のUターン客の取り込み。

どちらかといえば、首都圏型のマーケット。
だから、Uターンしてきたお客様が、帰省していた時からのギャップで、“いつのまにか秋になっていたのね!”という驚きの中での食生活の変化を提案していく地域である。

  帰省。

それは、たかだか数日の出来事ではあるが、なっ南部から北部に戻ったUターン客は間違いなく季節の変化を感じるのである。

  それを感じさせる売場になっているか。

そこが、我々首都圏型店舗のマーチャンダイジングであろう。

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2015年8月 4日 (火)

絞り込みの後に

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


絞り込みという言葉と行為。

  主力品を明確にするための行為。

全般的な絞り込みは、本部バイヤーが自社の品揃えを決定するときに、従来の品揃えを見直し、用途別価格品質別にマトリクス表に自社の品揃えをまとめて記載して、漏れもなくダブりも無い品揃えを実施して、無駄な品揃えを絞っていくという手法による商品の絞り込みがある。

  しかし、店舗で実践する絞り込みとは?。

店舗が勝手に自店の品揃えを絞るということでは無い。
いや、それが許される企業も中にはあるだろう。
しかし、それは異例であり、通常は自社や自店の品揃えはバイヤーが決めた売場陳列台帳に基づいて管理されている。

  そうでなければチェーンストアではない。

じゃぁ、店舗ではどんな絞り込みをするのか。
作業や商品化の絞り込みを実践して、現状の人員でできる限り単品を量販できる絞り込みを作業という視点からみていく必要があろう。

  それは根本的な品揃えを絞ることでは無い。

必要な時間帯に必要な品揃えを実現するために、フリースペースで展開する生魚や刺身を絞り込みにより作業を軽減させておき、その軽減した分で単品のSKUを拡大させて品揃えの豊富感を魅せて販売する手法のことである。

  単品量販するために、他のSKUを絞り込む。
  絞り込んだSKUにより作業を軽くする。
  軽くなった作業を単品量販のSKUへ回す。

そうすることによって、単品を最大値に挑戦していくことである。

  単品を最大値にしていく。

これが、いつまでもこの業界で売上を伸ばしていく原理原則である。

  但し、売場にも人員にも限界がある。

その限界をSKUの絞り込みを拡大にて、単品量販へ向けて売り込み品を明確して点数拡大を図る。

だから、現場では絞り込みと単品量はセットで考えなければならない。

  売る為に絞り、絞ったら拡大する。

絞っただけでは、必ずその反動が来る。

  絞った商品の売上が単純に落ち込むという縮小均衡。

意外にこのような傾向に陥る企業が多い。
結局は、絞って明確にした主力品を拡大出来ないで、絞り込みの効果を発揮出来ないのである。

  絞る。

そこに明確な意図がなければ、絞らないほうが売上は保てるのだ。
敢えて、その商品の売上を捨ててでも、他の商品でより多くの売上を作る。

  その為に、何をどう拡大するのか。

このことが欠落していると、結果として絞り込んだメリットを享受できないで終わってしまう。

  絞り込みの後には、必ず拡大が待っているのである。







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2015年8月 3日 (月)

人間性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いつぞやの記事に、「店長への不安」を記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-d9c3.html

新任店長の時代ほど起こしやすい失敗。

  店長としてのキャリアを汚したく無い。

新任店長として、「さて、活躍してやるぞ」という意気込みを持って店舗に赴任する。

  しかし自分の店長としてのキャリアを汚したく無い。

そんな意識も頭のどこかでたむろしている。

  店長としてのあるべき姿。

自分で、どのような店長像を描いて店長として行動しようか、存在しようか、仕事をしようかと悩みながら赴任された方も多いだろう。

  私も同様だった。

失敗したくなかった。
だから、自分を守ったりもした。

  しかし、部下には通じなかった。

部下は背中を見て育つもの。
上司は自分で自分の背中は見れないが、部下は正面よりも背中を見るのである。

  店長の背中。

どんなに店長が自分の鎧をまとって正面を覆っても、裏側は丸見えなのだ。
部下に、すっかり見られている(笑)。

  だから、そんな鎧など脱ぎ捨てなければならない。

どうせ、部下に見透かされるのだから。
見透かされる鎧ならば、初めから被らなければいい。

  そう気付くまでに、相当な時間を要した。

思いきって店長という鎧を脱ぎ捨ててみたら、体が軽くなるのが分かった。

  店長という鎧を脱いで身軽になる自分。

そうすると意外なことが起こるものだ。

  脱いだ鎧で部下を守ることが出来るのだ。

身軽になった分、自ら足を運んで本部に出かけバイヤーと話したり取引先と話したりして部門チーフをフォローする。

そんな背中も部下はしっかりとみているものだ。

  逆に部下が身軽な店長をフォローするようになる。

業績というフォローをしてくれるようになる。

いずれも、店長が店長という鎧を脱いで、自分の人間性を露わにしてお客様優先で部下のフォローを行動した時点で、店長の背中が変わっていくのであろう。

中には、自分の人間性をあまり出さない方も見られる。
しかし、店長と部下との関係から見れば、部下は店長に鎧を脱いで欲しいと願っているものだ。

部下の願いが全てではないが、店長の人間性を感じただけで、部下は嬉しいものだ。

  「店長が人間味あふれる本性を露わにした」

自分と同じ店長。
自分たちと同じ視点に立つ店長。

同じ側の仲間として、認めてもらえる瞬間。
そこから店舗運営が始まるのだろう。




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2015年8月 2日 (日)

会話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日

ではあるが、たまには8月のお盆月間でもあり(関係ないが)、別ネタで記してみたい。

  夫婦の会話。

夫婦生活も20年を経過すると、いろいろと変遷してくるものだ。

新婚当初は、お互いに違う人生を歩んできた二人が一つの部屋で暮らすということに対しての、お互いの価値観を擦り合わせる時間が続く。

これは、その後の結婚生活を継続していく上で必ず通る道であると考える。
この擦り合わせを曖昧にしてしまうと、後々お互いの価値観やお互いの存在を認められなくなる要因となろう。

  喧嘩してでも自分と相手の価値観を認識する期間。

この期間の間に、子供が生まれたり家を変えたり住所を変えたりしながら、夫婦から家族という関係に広がっていくわけである。

  当然、会話もその広がりがメインとなる。

そして、子供達も成長し、女房の手が少し空いてくると、家族の未来の会話が増えてくる。

  子供の将来、親族のことや自分たちの将来も。

そして、お互いに50を超え、子供達もある程度独立し始めてくると、当然ながら老後の事、それへの不安等も会話に混ざり始める。

  それでもその話をお互いに聞いてくれる相手がいる喜びがある。

今後もなんとか二人で乗り越えていこうという激励的な部分で最終的には落ち着くのであるが、これが一人だったらと思うと自分に自信が持てない。

  だいたい、1日の中で話の中心にいるのは女房である。

それは、概ねの家庭ではそうなのであろう(笑)。
旦那はまだまだ働き盛りで組織を負う方も多いだろう。

  家ではゆっくりと落ち着きたい。

そんな価値観で家を位置付けるかたの方が多いのではないだろうか。

  そんな中での、夫婦の会話。

今までは、女房の話を聞くというスタンスに欠けていたかもしれない。
子育てという一大事業を終えようとする女房の話す相手は旦那しかいない。

それぞれの家庭では、夫婦水入らずでどんな会話をしているのだろうか?。

  政治の事。
  安保の事。
  経済の事。

そんな話は、ニュースで取り上げたときぐらいで、ほとんど夫婦間の会話には登ってこないのではないだろうか。

  女房の愚痴。
  私への要望。
  自分の趣味。
  隣人との関係。

しかし、以前は自分に向けられたそんな話を、こちらも真剣に聞く余裕も無いため、適当にあしらってきたのだが、最近はこのような話にも耳を傾けられる余裕が生まれてきたのだろうか。じっくりと相手の目を見て話が聞けるようになってきた。

  何が変わったのだろうか。

以前にご紹介した「多重人格」の本
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038565/tetu0358-22
のように、人格の幅が広がってきたのだろうか(笑)。

それは冗談としても、この年になって夫婦の在り方が自分なりに整理できるようになってきたのだろう。

もしかすると、女房はすでに結婚当初からその事を悟っていたのかもしれない。
それは、二人の会話を更に進めて、その奥底をさぐり出さなくてはならないであろうが。

  既に、喧嘩してでもお互いの価値観を擦り合わせる時期ではない。

お互いに擦り合わせた価値観で、夫婦二人の価値観で生きて行く人生観を確認し合い、また二人だけの当時のような会話がどれだけ進化してきたのかを楽しめる時間として費やしていきたいものである。









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2015年8月 1日 (土)

お盆商戦を前に

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ8月である。

  お盆商戦へ突入。

8月は夏祭りやら花火大会やらの各種夏のイベントで始まり、そして2週目の週末からお盆商戦が始まり、13日〜16日までの4連休でお盆休みとなる。

  通常よりも短いお盆休み。

残念な(?)事に、この期間の15日〜16日が土日に絡んでしまうため、今年は短期集中型のお盆商戦となるのだろう。

  帰省のピークは13日。
  Uターンピークは15日。

逆に言えば、やりやすいお盆商戦とも言える。

当社では、お盆商戦に先立って、店長会やチーフ会でお盆商戦の商品計画等の打ち合わせを行ったが、お盆に集中するお店、分散するお店が明確であり、その店舗間での応援体制の確立も重要な業務となる。

  お盆に分散する当店は応援を出す店舗。

要は、お盆商戦もあまり盛り上がらないお店である。
年末はそこそこの盛り上がりを見せるが、お盆商戦はさっぱりである。

  昨年は力みすぎてロスのヤマ。

年々、徐々に徐々に変化はしていくのだろうが、この事実をしっかりと踏まえて今年のお盆商戦に臨むことにしている。

  盛り上がるのは13日だけ。

その前後の日曜日も、6〜7月の日曜日ほどの売上にも届かない。
夏休みが始まった段階から、日曜日の集中度合いが薄れてきた。

よって、他店舗への応援も数部門発生している。

  12日〜15日での他店舗応援。

別企業では考えられない応援体制が敷かれる。
しかし、昨年の状況を目の当たりにすれば、折れざるを得ない(笑)。
他店舗では急速な客数増と商品動向になるわけだから、店舗間応援にて企業としての売上と利益を拡大させていく必要はあろう。

  企業としてのチャンスロス対策と値下げロス対策。

これを店舗間応援にて実現するわけだ。

  しかし、お盆はお盆で思いっきり売場を作ってみたい。

そんな衝動は消えない。
しかし、店舗の役割もある。

  今年は16日が日曜日。

ここでのUターンしたお客様への対応が大きなポイントとなろうか。
更に、それ以降からは戻ってきたお客様の普段の食卓への対応へと戻る週となる。

  今年のお盆商戦の短さが当店には幸いしているのだろう。

そんな暑い夏と急速に気温が低下していく秋の気配が入り混じった8月。

  いよいよスタートです。








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