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2015年7月29日 (水)

キャリア志向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新入社員の退職が相次ぐ。

  それはこの業界に限ったことではないという。

先日、ラジオを聞いていたら(通勤途中の車内で)、最近はどの企業も新入社員の退職が目立つらしい。

その理由としての第一は、

  自分のキャリアの利益にならない仕事内容である。

というのが挙げられる。

自分の将来の夢があり、その途中途中でどんな仕事に就き、その為に何を学ぶか。
それを、未来から逆算して現実の今を生きる。

そんな自己啓発の本をそのまま歩もうとしているのだろう。
そのような本は、いろいろなところで目にする。
確かに、それが自分の夢やなりたい自分に到達するのに一番の近道なのかもしれない。

  しかし、私は敢えて言いたい。

継続することで見えてくる「夢」もある、と。
たまたま、今の職業を選択し、いろいろな不安や不満を抱えながら今の仕事を継続し続け、その都度にその仕事やその業界の全体像を知り、その中でその業界の中枢の仕事をする。

当初は、こんな仕事をするとは思ってもみなかった人たちが、継続することで蓄積された能力を遺憾なく発揮して、今現在を生きている人たちはたくさんいる。

  「夢」を追うことよりも、「今」を必死に生きてきた。

その結果が、今の蓄積であり個人の能力の蓄積である。
全ては、努力の蓄積の向こう側に、成功が待っているのではないだろうか。

とっかえひっかえ仕事を変えて、能力が蓄積されるのだろうか。

  いや、それでも蓄積できる人もいるだろう。

しかし、それはごく一部の、本当に有能なそして幸運な人だけだと思う。
そして、我々凡人は、コツコツ若いうちから努力を積み重ねて、いつしかようやく一人前の仕事が身につくのではないのだろうか。

  それとて真実ではないのかもしれない。

未来から逆算したほうが、皆の幸せが確実に待っているのかもしれない。
しかし、私は未だにそのような成功者に出会ったことがない。

  世間が狭いのかもしれない。

しかし、私の人生の中で、未来から逆算して今を生きてきた成功者に出会ったことはない。

  自己啓発の本にはよく出ている勉強法。

私も、そんな未来を描いて、逆算して今を生きたいと今は思っている。
それは、ある程度逆算できる自分の人生が見えているからだ。

  20代ではその人生すら見えないだろう。

そう考えると、見えない自分の人生の未来から逆算するということの不安感のほうが高いような気もするのだが。

今の職場にしがみつく、ということではなく、何も知らない仕事を始めたわけでからせめて3年は席を置いてその仕事を一通り体験することは大切なことではないか。

  石の上にも3年。

3年後には、ある程度の仕事の流れが見えてくる。
そうすると、見えた仕事の楽しさや楽しみ、そして仕事が出来ることによる優越感とか自信がついてくる。

  ようやく掴んだ生きる自信。

そんなものが、3年後にようやく見えてくる。

  継続することで見えてくる生き方。

そんな仕事観を掴まないで、転職していくということは、本当にその人にとって幸せなのだろうか。

  いつも思うことである。






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店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
思っていた仕事と違った。
誰もが抱く不満ですね。
初めから思っていた仕事に就ける仕事ってあるのかなぁ〜。とも思いますが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年8月 1日 (土) 06時04分

先月新入社員が一人退職しました。『思っていた仕事と違った』とのことです。新入社員のフォローアップ研修で、今日のブログ記事を使います!(笑)

投稿: かわらい | 2015年7月31日 (金) 23時26分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
アルバイトとの会話で、何に反応するのか?。
面白いコンタクトですね。
そこがわかれば、世代の壁も越えられそうですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年7月31日 (金) 00時37分

自分と同じ感覚でアルバイトと
話をしても通じないなということが
多々あります。
ですがコミュニケーションを取らず
ほっておく訳にもいかないので、
どんなところに反応するのか手探りで
色々な形で価値を見出して働いてもらえるよう
やり続けるしかありませんね。

投稿: 神出鬼没 | 2015年7月30日 (木) 12時46分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
あくまでも一人の社会人としてどう向き合うのか。
それは学生にも新入社員にもベテラン社員にも言えることだと思います。
やはり一社会人としてあるべき人としての存在として、先輩社員として言っておかなければならない事は言うべきでしょうし、守ってやらなければならない事も亜るでしょうし。
こちらが自信をもって、本人の為に真実を言ってあげられる大きな視点が必要なのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年7月29日 (水) 21時15分

今日のセミナーでも話題になってましたが今年までの新人は「ゆとり教育」育ちで特に弱いとか・・・と言っても若年層の比率は落ちる一方ですしパート雇用も競争率が高い。人材の確保はこの業界の大きな課題になるのは間違いないですね。徹底的に効率化を進め更に労働生産性を上げるのか、もしくは仕事観と人生観を相互に高めるのか?企業のポリシーが採用にも大きく関わってくるのでしょう。更には企業のポリシーを私達がしっかり理解して若手に伝えていけるのか。若者の我慢無さや現実の厳しさに甘いのも事実ですが会社を辞めて良かったと後々思われるような接し方は今の時代には留意しなければならないのでしょうね。

投稿: dadama | 2015年7月29日 (水) 19時42分

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