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2015年7月27日 (月)

心に残るお客様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗で販売をしていると、心に残る場面がある。

  お客様から褒められる場面。
  お客様との会話で頷く場面。
  お客様の行動に感動する場面。

お客様の買い物態度や我々との会話を通して、「あ、こんなお客様の態度は良いなぁ〜」と感動する場面がある。

  お客様的には意識した行動では無いのかもしれない。

しかし、いろいろなお客様を目にしている我々からすると、ちょっとしたお客様の感じの良い買い物態度に触れると、妙に感動したりする。

  お互いに人間同士のふれあいである。

その中でも、買い物態度に感動するお客様は我々の心に残るものである。

  そんなお客様は一発で顔を覚える。

逆もあるが(笑)。

  いつも挨拶してくれるお客様。
  いつも笑顔で接してくれるお客様。

存在自体が周囲に元気を与えてくれるお客様。

  クレームの時にこちらの労をねぎらうお客様。
  率直なご意見を単刀直入に言ってこられるお客様。

いろいろと学ばされることが多いお客様もいる。

  “こんなお客様に自分もなりたいなぁ〜”

そう思う時も多々ある。
そんな時は、積極的に他店で買い物をした時に、以前に感動したような態度をお客様の立場で実践しようと心がける。

  例えば商品購入時。

どれが一番美味しいのかを従業員を信じて購入する。

  「ねぇ、プロの目から見てどれが一番美味しいの?。」

また、自分ではどれが最新版で使い勝手が良いのかを率直に聞いて見る。

  「あなただったら、どれを購入しますか?。」

自分が実際に使う立場だったら、どれを購入するか?。

そん問いかけをすると、大抵の従業員の方は、業務を忘れて自分の好みや嗜好を述べてくれる。

  その本音が聞きたいのである。

そこにいろいろな情報が詰まっている。
そして、その本音を聞いた後に、その意見を参考にしてそれを購入する。
後日、その従業員に率直に食後の感想や使用後の感想を言ってやる。

  「あれ、美味しかったよ(笑)。」

彼は、満面の笑みで応えてくれる。

  忘れられない存在。

まずは、そんなお客様に自らがなってみて、磨いていきたいものだ。








  

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生き方」カテゴリの記事

コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
我々の労働意欲を掻き立ててくれるもの。
それがお客様との直接会話なんですね。
それはアルバイトという若年世代ほど強烈の思い出させるもの。
新人ほど売場に立ってお客様と直接会話させる教育が必要なのかもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2015年8月 1日 (土) 06時00分

そもそも学生時代のアルバイトでの経験でこの業界に入ったことを思い出しました。未だにそのきっかけになったお客様の顔は鮮明に覚えていますね。

投稿: かわらい | 2015年7月31日 (金) 23時14分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
ある意味いい事ではあるのでしょうが、当の本人たちの意識が変わらなければ駄目ですね(笑)。
私も含めて、注目に価する行動を常に起こしたいものです。

投稿: てっちゃん | 2015年7月31日 (金) 00時33分

取引先と話をしていても
我々はとてもよく観察されている
ことがよくわかります。
お客様も同様。
常に見られているという意識で
前向きにいきたいものです。

投稿: 神出鬼没 | 2015年7月30日 (木) 12時31分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
お客様の前に人間として。
そんなスタンスで接しようとは思いますが、どうしても接客業という位置付けから、こちらから下手に出てしまうものですね。

投稿: てっちゃん | 2015年7月28日 (火) 11時40分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
離職率の上昇と標準化の関係。
金とか名誉とかではなく、目の前のお客様との関係。
外部で色々言われていますが、やっぱり我々の仕事の基本はお客様を向いて商売をしているか、そしてその評価はお客様が下し、現場の我々がそれを受ける。
そこに我々の仕事の醍醐味が存在する。
チェーンストアとして成長してきたこの業界は本当に個店として成長できているのでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年7月28日 (火) 11時35分

確かにこちらが恐縮してしまうお客様は
商品にご案内しても丁寧に受け答えされたり
毎朝ご挨拶して頂いたり、逆に横柄な態度をとられたり
両極端は印象に残ります(笑)
我々も何時も余裕があるわけではありませんし
笑顔が凍る場合の対処法が難しい😓

投稿: りっちやん | 2015年7月27日 (月) 19時25分

このようなお客様の存在があるからこそこの歳まで頑張れたのだと思います。当社は離職率が今まで低かったのも商売を通じてお客様とのキャッチボールが出来たからかも知れません。商品の標準化が進み現場の個性が薄くなっていくとともにお客様との会話の減少・離職率の増加・・・今日も地域密着で評価の高い店を見て参りましたが、お客様と従業員の会話があちらこちらで聞こえ殆どが笑顔での会話。商品を通じお客様と切磋琢磨する事が商品と従業員の応対力を上げる事を改めて感じ取って参りました。

投稿: dadama | 2015年7月27日 (月) 17時16分

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