今年のうなぎ2015
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
土用の丑の日。
今年は7月24日(金)。
ここ最近では、うなぎは丑の日しか食べない食材になってしまった。
以前は、国産でも中国産でも安価で、1串298円等で日替わり販売されていたから、その機に昼食等でレンジでチンして食べていたのだが、最近はそのような日替わりも影を潜め、輸入物でさえも口に出来ない代物になってしまった。
年に一度のご馳走。
この日ばかりは金に糸目をつけずに食べる食材。
糸目をつけずにとは言っても、1尾1500円前後の長焼きをメインに食するものであり、極端な高値ではないが、一家4人ともなれば合計6千円の金額は飛ぶことになる。
とは言っても、土用の丑の日ぐらい。
日本人にとっての丑の日はそのような日であることは間違いない。
ここ数年、高値が続いている。
それでも丑の日だけは国産のしっかりした鰻がメインとなる。
それも、店内で一番美味しい鰻が一番先に欠品となってしまう。
それが、ここ数年の流れである。
一年に一度。
一番美味しい。
わかっちゃいるけど、最後までこのキーワードは崩れない。
わずか数百円の違いなら、どうせ一年に一度の食べ物ならば、一番美味しい鰻を食べたい。
やはり日本人はそこに行くのであろう。
当社で自信を持って打ち出している「新仔うなぎ」。
ただし、今年はなかなか揃わない。
価格も高騰しているようだ。
それでも当日は一番の人気になるだろう。
ここ数年来の傾向から、間違いなくこの商品に集中する。
鮮魚チーフが私に言った。
「店長、今年の送り込み数量です。」
「昨年はいくつ売った?。」
送り込み数量はその数量を上回っていたが、それでも昨年の品切れ時間を考えると不足の数量である。
今年は昨年の2倍近く売り込める筈だ。
そう睨んでいた。
よって、チーフの提示した送り込み資料に目を通して、即バイヤーにダイレクトに電話した。
「新仔」の数量をもっと増やしたいんだが(笑)?。
直接話をする、ということは、一番確実な方法である。
人と人とのコミュニケーションとはそのようなものだ。
ダイレクトに直接相手と話をすれば開けてくる。
なんとか満足いく今年の数値計画ができつつある。
後は、このうなぎをしっかりとお客様に伝えて売り込んでいくだけだ。
| 固定リンク
コメント
神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
野菜関連では、しじみ汁のお吸い物用としての三つ葉ぐらいでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2015年7月17日 (金) 00時22分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
今年のチャレンジ、是非成果を上げてください。周りがやらないから大いに差別化出来そうですね。
投稿: てっちゃん | 2015年7月17日 (金) 00時16分
ライブ感がお客様への安心感
愛知でのウナギ合戦を聞くと
そう思わずにはいられません。
投稿: 神出鬼没 | 2015年7月16日 (木) 21時21分
愛知の炭焼き合戦にはとてもかないませんが今年は店頭販売に久しぶりにチャレンジしようと思います。
投稿: かわらい | 2015年7月16日 (木) 14時40分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
えっ!、お盆3日間も焼きを入れるのですか!。
ご苦労様としか言いようがありません。
dadamaさんにそこまでさせる天敵も流石ですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年7月15日 (水) 08時44分
りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
精肉のうなぎ対策もいろいろチャレンジしましたが、やはり徒労の終わりました(笑)。
世の中の流れに逆らう行為は認知されないんですね。
特に丑の日はこれほど簡単な簡便メニューは無いですから、絶対に滅びない文化だと思います。
投稿: てっちゃん | 2015年7月15日 (水) 08時43分
うなぎの炭焼き、こちらでは風物詩の気配が(笑)。土用丑当日は1200匹を目標に焼き上げます(笑)。
更には天敵が存在するので今年は二の丑とお盆3日間も挑戦してみようかと・・・体力が持つかは不安ですが(笑)。
1年に滅多に出来ない炭火焼の美味しさがお客様に伝われば遣り甲斐もありますね。
投稿: dadama | 2015年7月14日 (火) 22時54分
やはり丑の日は鰻ですね、精肉時代は打倒鮮魚で
豚バラの蒲焼きをはじめ色々チャレンジしましたが全敗でしたね😅
今では他社を見ても精肉は大人しくしています(笑)
わが家は一尾を分けあって食べますが、やはり
国産の肉厚をこの日だけは求めます😀
投稿: りっちやん | 2015年7月14日 (火) 19時28分