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2015年6月15日 (月)

システム開発

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、システム関連会社の方が店舗を訪問された。

  販売データを開発されている方達。

方達というのは、以前訪問された時は一人だったが、今回は実際にそのシステムを開発していこうとする方も含めて二名で来店されたからだ。

今、新たなシステムを開発中だという。

  どんなシステムなのか?。

スマホを利用したシステムらしい。
そのシステムの内容に関して、現場の店長としての反応を見たかったらしい(笑)。

そして、そのシステムに関しての話を聞いていくうちに、これなら現場でゆっくりと腰を下ろさずとも、スマホでいろいろな情報を得、いろいろな情報を発信しやすくなるなと感じた。

店長として毎週一回、日報や週報と称して、一週間単位で日別の出来事を記載し最後に今週の取り組みや一週間の反省をまとめて記載して提出するのだが、一日の終わりにいざまとめようとしても思い出せないことが多い。

  “あっ、これ日報に記載しよう”

そう思っていても、いざ腰を下ろすと忘れていることが多い。

  その瞬間に写真に残して送付しておく。

この作業でその場の課題を週報に残せればこれほどタイムリーなことはない。

  写真。

百聞は一見に如かず、とはよく言ってものだ。
どんなに詳細に文章にしたところで、一枚の写真という事実には敵わない。
今のデジカメで撮った写真は時間情報や場所情報が記載される。

  欠品の写真を残しておけば後々貴重な情報となろう。

その時、そのスマホの使い方として私なりに思ったのは、店長として日報代わりに使用できたら、タイムリーな詳細な日々の課題を本部と共有できるだろうという発想だ。

  売場での問題がストレートに本部と情報共有できない。

それが、今思う一番の不満である。

  現場で起きている事実をそのまま写真に残して日報とする。

それにより、リアルタイムで他店舗の情報や売場作り、更には問題の情報共有が即座に測れるメリットが多い。

  “こんなツールが手元にあったならなぁ〜”

そんな風に思える、スマホの活用システムであった。
どっぷり、腰を下ろしてから日報作りに取り掛かるのではなく、売場で商品を前に現実にリアルタイムで写真に残る日報。

  言葉など少なくていい。

「今12時で、この商品がなくなった。」
そして、写真にその商品の欠品状況が記録されている。

  これで、次回の大いなる反省となる。

痛い写真ではあるが、担当者もバイヤーも店長もその事実から目を背けず、次回にはどうするという具体策が出てくるだろう。

  それを52週継続していくだけで大きな財産になるのではないか。

更に、本部からの伝達事項や販売情報等が逐一スマホにメールされてくれば、店長の迅速な行動も起こってこよう。

  本当にスマホを活用する時代。

特に現場でプレイングマネージャーをしている店長が一番欲しがるツールではないだろうか。




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コメント

商品も情報も鮮度が命ですから現場からの情報収集や共有には効果が期待できますね。本部都合のシステム構築は大抵現場では使い物になりませんから(笑)個店力が問われる時代に適応した現場発信のタイムリーな情報共有システムが良いかと・・・ラインやフェイスブックの活用だけでもかなりの効果はありそうですが(笑)。

投稿: dadama | 2015年6月16日 (火) 22時05分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
組織内のどんな歯車をどう確実に回すのかを明確にして集中させないと、単なる情報の垂れ流しになってしまい、情報を流す側の自己満足で完結してしまうリスクを伴いますね。
そこがスマホ活用の課題でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2015年6月16日 (火) 00時39分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
スマホをどんどん情報伝達ツールに使用している企業が増加していますね。
当社も時間の問題だと思います。
逆に、外で営業する現場人にとってGPSは驚異かも(笑)。しかしそれを利用して写真撮影は文字無しでも店舗が限定されるから利便性も高まると思われますね。

投稿: てっちゃん | 2015年6月16日 (火) 00時35分

なるほどのシステムですね。私も情報共有ツールとして社内でのSNS活用を始めました。まだまだ反応は薄いですがそれなりに使えるのではないかと思います。但し、情報に対するレスポンスを早くしていかないと情報に埋れてしまいそうですね。(笑)

投稿: かわらい | 2015年6月15日 (月) 21時25分

私の知り合いの居酒屋チェーンでも
従業員にスマホを持たせてやりとりしています
今のスマホは写真も綺麗で日報のツールには
持って来いですね。
GPSがあるのでさぼれませんが(笑)

投稿: りっちやん | 2015年6月15日 (月) 18時42分

パセリさん、コメントありがとうございます。
社内でのラインの活用。
これも一つの動きを活かした活用方法だと思います。
そこにシステムで整理された統一性が入るとより活用し反省に活かせるのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月15日 (月) 07時04分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
現場にとっては、売場と商品の動きが生命であって、動きが止まった瞬間にそこに価値は無くなってしまう。
その動きの中で何を学び何を反省として次に活かすか。
その動きを止めないで大切な価値をそのまま残せるシステムであってほしいですね。

投稿: てっちゃん | 2015年6月15日 (月) 06時59分

私の会社では、グループラインでやりとりしています。
店長、バイヤーのグループがあり、写真も含め、その時々の情報が流れてきます。

投稿: パセリ | 2015年6月15日 (月) 06時28分

当社にも業務記録と称して
52週に渡りまとめるものはございます。
私はまとめて翌週の月曜日に数字を拾って
記入していましたが、途中で挫折しました(笑)
思い出すのに一苦労であるのと、
綺麗にまとめても来年にしか使えねーのか!

もちろんそれはそれで大切ですが、現場は
基本がありながら、変化するもの。
戦略的にスピード感を持ってスグに活かせるものの
方が大切。平日の反省を週末に。週末の反省を平日に。
反省を『残す』だけでなく『生かす』ことを
しないといけないなとつくづく感じております。
売場は『生モノ』であると思います。

チョット長々となってしまいましたm(_ _)m
売場写真という『素材』をもとに、システム
という『スパイス』を加えて、簡単便利な
業務記録が出来上がると現場の担当者としても
とてもありがたいですね。天気や気温は携帯の
位置情報で自動的に入力できるようになっていると
なおさら…(笑)
手抜き料理は主婦だけでなく売場担当も*\(^o^)/*

投稿: 神出鬼没 | 2015年6月15日 (月) 06時09分

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