« 「てっちゃん会」第八幕顛末記 | トップページ | 井上陽水の世界 »

2015年6月13日 (土)

店長への不安

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会の自己紹介。

  今回は新規に参加された方のみの自己紹介となった。

そこで、あるメンバーの方が、今回の人事異動で初めて店長職への異動となったとい自己紹介があった。

  どんな心境なのだろうか?。

このブログに最近書き込んでいただいている「パセリ」さんも店長職としての不安等をコメントされていたので、店長という職位に対する考えを聞きたかったのだ。

  「今回の人事異動に対して、自分なりにどう考えていますか?。」

率直に聞いてみた。

  「自分は衣料品の担当からバイヤーというキャリアでした。」
  「だから食品中心スーパーの店長に対して不安があります。」

もっともな話だ。

  「一番の不安は、どういう切り口で食品部門に関わればいいのか。」

今までは、衣料品を担当し、衣料品のバイヤーを経験し、本部スタッフとして活躍してきた彼だが、食品中心のスーパーマーケットの店長という職位に今回初めて辞令を受け、赴任する。

  おれも、てっちゃん会の他企業のメンバーの店舗に近いお店。

これもまたこの会の面白いところだ(笑)。

これが、この会のメンバーでなければそれこそお互いにガチガチで対面するのだろうが、仕事を一歩離れたこのばでは共にスーパーマーケットという枠の営業の仲間である。

  店長という情報を共有してのお互いの店舗運営。

そんなスタンスで溶けこめる仲でもある。
ただ、彼は今回が初めての参加。
この会の内情もスタンスもわからず、私と店長について話す事となった。

しかし、昨日記したように、この会に参加される方は自らの意志で高い志を持って参加下さっている方々ばかり。

  その話に周囲の店長仲間も耳を傾ける。

そして、皆からの適切なアドバイス。
その人その人なりの、店長としての取り組みやスタンスをもっていはいるだろう。

  しかし新規に店長になったときほど、この事が見えてこない。

私も、一番初めに店長となった店舗の事は、よく覚えている。
しかし、一番思い出したくない思い出でいっぱいでもある(笑)。

  それほど店長として最初の店舗は失敗の連続。

その反省を元に、二店舗目で失敗を大いに克服して徐々に自分のスタンスが見えてくるのだろう。

  新任店長の初店舗は少し短いぐらいが良い。

どうせ、概ね失敗の経験を山ほど積むわけだからだ。
そこで、失敗の烙印を従業員や部下から徹底して押されるのなら、それは短い方が本人のためにもなろう。

  逆に、二店舗目から大いに3年程度の長距離で運営させるべきだろう。

そして彼が一番不安視していた部分。

  衣料出身の僕で店長職が務まるのか?。

私に言わせれば、部門に配属されるという事は、とりあえず仮の姿を身につけること。

  鮮魚だろうが青果だろうが衣料だろうが。

どの道を歩んでも「商売」の原理原則は同じ。
だから、衣料品で学んだ四季の取り組みや旬の走り、盛り、名残の循環は食品でも同じ。

  特に青果や鮮魚ではそこを強調しなければならない。

そこに得意の衣料品の年間スケジュールとしての52週の取り組みを当てはめる事ができるのだ。

  いままでの経験は全体に無駄にはならない。

むしろ、どの部門でも徹底して商売を追求してほしいものだ。
一つの部門の奥の深さが、他の部門でも同様に存在するからだ。
だから、一つの部門で奥深く掘り下げられなかった人間は、他の部門も掘り下げられない。

  それが商売の原理原則。

それを駆使しながら、店長職に取り組んでほしいものだ。



|

« 「てっちゃん会」第八幕顛末記 | トップページ | 井上陽水の世界 »

店長の仕事」カテゴリの記事

コメント

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
店長職を楽しむ。
それは、人との格闘から人との心のふれあいに変わってきているからなのでしょうね。
商品も本当に好きになれば徹底して売り込もうとするのと同じで、人も好きになると人と協力して業務をこなそうとする。
そこに組織力という現場で必須なチームワークが生まれるのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月17日 (水) 09時48分

ありがとうございます。
今は店長という職心から楽しんでいます✌🏼️

投稿: りっちやん | 2015年6月16日 (火) 19時51分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
初めての店長経験時、トラウマほどの経験でしたね。
半年の新任店長からの異動は適切だったとうですが、その後のバイヤー異動も適切だったのではないでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月15日 (月) 06時44分

店長になって最初の1年、半年で店舗が代わり、更に半年後には店長をクビになりバイヤーに。それ自体が思い出したくもない経験です。新任店長の初店舗は少し短いほうがいい。弊社社長は良く分かっていたようですね!(笑)

投稿: かわらい | 2015年6月14日 (日) 22時53分

パセリさん、コメントありがとうございます。
人の人生を背負う。
この事が、仕事をする上で、生きていく上でどれほどの生きがいをもたらすか。
背負うものが多いほど、人の人生は充実するものだと思っております(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月14日 (日) 20時26分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
30年間、精肉部門一筋。
それもいいですが、スーパーマーケットの従業員として一度は店長職に就くべきだと個人的には思っています。
そして一度は人と格闘する経験を持つことが人生の楽しさでもあると思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月14日 (日) 20時25分

てっちゃんさん、アドバイスありがとうございます。
てっちゃんさんは、私の人生を背負ってしまいましたね(笑)

投稿: パセリ | 2015年6月14日 (日) 14時25分

6年前に30年在籍した精肉部門より
突然店長へ、まさしく青天の霹靂(笑)
最初の一年はまさしく失敗だらけ😓
でもお客様のニーズを読み品揃えするのは
全て共通です、焦らないことが肝要ですね。

投稿: りっちやん | 2015年6月14日 (日) 13時46分

ありがとうございます。
こちらこそ今後ともよろしくお願い致します!

投稿: ヒロミネ | 2015年6月13日 (土) 23時30分

パセリさんへ。
商品部が商品と格闘する仕事であるならば、店長は人と格闘する仕事であると言えるでしょう。
人と格闘するだけの忍耐力と精神力、そして人間力が問われる仕事。
だからテクニックなど通用しない。
店長個人の人間力が店長の力量であると言えます。
お互いに、人間力を積み重ね、部下の人生を背負える人間力を得たいですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 23時30分

パセリさん、コメントありがとうございます。
どちら方面ですか?。
てっちゃん会メンバーは北は北海道から南は熊本までおりますよ。
最近は、愛知に本拠地を奪われそうですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 23時25分

たかがスーパー、されどスーパー
まさしく、そのとおりですよね。
この仕事しか知らず、いつの間にか、店長になっていました。
店長になり、はじめて、人間関係というものの難しさと、喜びを感じる今日この頃です。

投稿: パセリ | 2015年6月13日 (土) 23時20分

宇都宮に行きたい💨💨💨

投稿: パセリ | 2015年6月13日 (土) 23時13分

ヒロミネさん、コメントありがとうございます。
→国内最高レベル
これは言い過ぎです(笑)。
唯一の心配である「在庫管理」。
これも、1日で腐ってしまう青果、鮮魚部門は
業績改善=在庫の売り切り
ですから、業績(売上)が上がれば上がるほど在庫は軽くなる原理だと理解すれば、在庫を売り切ることが全ての解決策だというところに気づくハズです(笑)。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 23時12分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
てっちゃん会での追跡調査が増えていきますね(笑)。
つくば定点観測に、ヒロミネさんの定点観測。
どちらも面白いネタになりそうですね。
しかし、店長自身が保身から逃れて捨て身のリーダーになったとき、全てが解決してしまうところが面白いですね。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 23時07分

わたしくしの些細な不安を取り上げていただき恐縮です。漠然とした不安に対し、取り組む切り口や、優先順位や、テクニックより人だ!ということなど様々なことを教えていただきました。ありがとうございます。あの会は、たぶん今現在国内最高レベルの店長教育ではないかと思います。(笑)
縁をつないでくださったdadamaさんには本当に感謝してます。
衣料品との共通項も気付かせていただき、ほんの少し不安が薄れました。唯一の心配は衣料品時代、売上荒利は伸ばしたのですが、在庫も増えたこと…(笑)

投稿: ヒロミネ | 2015年6月13日 (土) 22時35分

賞味期限が切れていつ首になってもいい立場になって初めて見える店長の醍醐味(笑)。保身ではなく純粋な立場になって気が付く事も多いですね。自分の姿を見て「店長になりたくない」と思う部下だけは育てなくないですね(笑)。ちなみにあの方が衣料出身とは思いにもよりませんでした・・・いつもセミナーで素晴らしい食品の取組発表をされていました。失敗を糧に大きく成長される器を持っている方だと感じています。てっちゃん会で成長ぶりを追跡したいですね(笑)。

投稿: dadama | 2015年6月13日 (土) 21時49分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
店長を目指していいただけるという嬉しいコメントありがとうございます(笑)。
もっとも、てっちゃん会メンバーはもう一度店長をやりたいという方々が多いと思いますよ(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 21時06分

パセリさん、コメントありがとうございます。
すみません、ちょっとペンネームを借用致しました(笑)。
この業界、店長を目指す後輩や若手が少なくなっているという問題はこの業界の未来を予想してしまう非常に由々しき問題だと思います。
一言で言うと、ここが改善されれば現場力は大幅に高まることでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2015年6月13日 (土) 21時02分

今のうちの会社の問題として、店長を目指している社員がいないということです。
給料であったり、拘束時間であったりと、魅力がないのですかね…

投稿: パセリ | 2015年6月13日 (土) 20時54分

店長とは程遠いイチ部門責任者の身分で
物も申すことは恐れ多いのですが……

初めての不安というものは、やったことが
ないく、見えないことが多々あるから
という理由もあるのではないかと思います。
視野も経験も乏しい今の私は、
とにかく行動して、経験値を増やすこと。
そしてその経験を応用させて適応してゆくこと。
今の自分にはそれしかありません。

早く私も店長になってみたいなあと
憧れしかございません(笑)
苦悩や苦労は担当者の比ではないことは
確かなようですが(^^;;

投稿: 神出鬼没 | 2015年6月13日 (土) 16時30分

私の名前が載っているとは、ちょっと、うれしいです。
店長という仕事を、まじめに向き合うほど、自分の成長に期待してしまう。
なんか、考えることが、多くなった…

投稿: パセリ | 2015年6月13日 (土) 14時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/61718915

この記事へのトラックバック一覧です: 店長への不安:

« 「てっちゃん会」第八幕顛末記 | トップページ | 井上陽水の世界 »