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2015年6月 8日 (月)

繋げる能力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


商品の流通に関しての店舗での役割。

  最終段階で直接お客様に商品を販売する役割。

そう位置付けることができる。
我々の仕事は、上記の通りに、最終的に直接お客様に店舗で販売するのが役割であり、我々の生業(なりわい)である。

  しかし流通業という大きな枠で捉えることもできる。

我々小売業も流通業であり、問屋や仲卸、荷受、そして物流も流通業である。
メーカーや農家、漁師達が生産、栽培した商品を、流通業がお客様の手元に運んでいく。

  そして最終的にお客様に販売する我々も流通業。

そう考えると、流通業の中で我々の役割とは、意図を持って生産栽培された商品を、その意図を断ち切ることなく繋げたままで、お客様に最終的にお渡しするのが主たる役割とも言える。

  生産者の商品価値をそのままお客様に繋げて完結する仕事。

これが、小売業の本業とも言えるのではないか。

そう考えると、その小売業の総支配人である店長の本業とは?。

  商品本来の価値をお客様に断ち切らずにそのまま届けること。

商品本来が有する商品価値。
その価値を知り、価値を伝え、価値を提供するのが、我々小売業の仕事であり、販売者が意図を持って、そのタイミングに商品価値を提供し続けて52週を繰り返す。

  そう考えた時の店長の本来の仕事とは?。

商品本来が有する価値がお客様に伝わっているのか、という最終チェックとその一歩手前での価値訴求の提案なのかもしれない。

  そう考えると、まだまだ価値を伝えきっていない現実に出くわす。

もっともっと突っ込んだ商品知識を有して、売り込む商品の商品価値を体験しなければならないのだろう。

店長業務も多岐にわたる。
しかし、流通業としての店舗の最大の役割である、「商品価値をお客様に繋げる」という目的に関しては、やはり販売面での店長の最大の使命ではないのだろうか。

店舗内での人材の採用と育成、さらには基本的なマネジメントであり店舗施設の管理運営面での役割もあろうし、地域のお客様の把握や競合店対策等、山ほどの領域をマネジメントしていかなければならない。

  それと同時に、上記役割が入り込んでくる。

しかし、最終の流通業としての店舗の最高責任者としての、販売面での使命は、何と言っても「商品価値のお客様への繋ぎ役」。

この繋ぎ役を忠実に施行するかしないかでは、お客様にとっての利便性は全く異なってくるであろう。

何れにしても、流通としての店舗の役割と店長としての使命を考慮すると、そこでの店長としての差別化が最大の使命であること言えるのではないか。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
つなげる技術。
コトPOPをはじめ、売場作り、商品作り、陳列技術、どれ一つ取っても、つなげる技術を駆使すれば売場をみただけでお客様に伝わるものだと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月10日 (水) 06時43分

繋げる能力、意外に店長まで正しく商品の価値が伝わっていないことが多いように感じます。生産者から消費者まで正しく繋ぐ事の難しさを感じますね。

投稿: かわらい | 2015年6月 9日 (火) 23時09分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
鮮魚の塩干物って意外に各社の品そろえが違うのに、バイヤーの思いが伝わっていないと思いますね。年間でそれほど変わり映えの無いカテゴリーですから、しっかり説明POP、コトPOPで訴求すれば大きな数値効果があると思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月 9日 (火) 06時01分

グロッサリーのNB品はブランドや品質に信用がありますからどこの店で購入しても品質は同じであり結果価格競争に入る。生鮮品はローカルが主流になるので商品価値訴求力で売上は大きく変わる。今日も自店の干物・塩蔵商品を眺めていたのですが売りが見えないプライスカードのみの陳列。売れないのではなく売ろうとしてないのが現実でしょうか。商品部が売れると納得して仕入れた商品をいかにお客様に理解・納得してお買い求め頂くのか?作と演の信頼関係を元に生産者やバイヤーの思いをきっちりとお伝えする事が使命であり店長は運営だけでは立ちいかない現実があると思います。

投稿: dadama | 2015年6月 8日 (月) 22時49分

かおるさん、コメントありがとうございます。
いろいろな役割が店舗にはありますが、
やっぱり売り手がどれだけの意思を入れてその単品を単品量販するか。
これが一番なのでしょうね。そしてそれが結局はその商品の一番のアピールにもなる。その腕を磨くことがなによりかと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月 8日 (月) 21時30分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
歴史に学ぶということは、その生い立ちや成り立ちを知り、原点を知るという意味で大切ですね。
どんどん役割が文化されていく現代。
それを進化ととるか退化ととるか。
ぜひ、進化としてとらえていきたいですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年6月 8日 (月) 21時16分

かおるです。
付加価値、とよく言いますがそれ以前の商品が本来持つ価値の繋ぎ役として店舗の役割があるということですね。
バイヤーをしていると生産段階でこだわっている価値(品種や商品特性)がお客様にはまったく無価値に近かったり、逆にあたりまえすぎてスルーされていたり、むしろデメリットと捉えられていたことがとても魅力的だったりしたことがありました。
川下のニーズを的確に伝え、川上の埋もれた価値や情報を正しく伝える。
そうすることで川上、川下双方の利益を向上させ、そのパフォーマンスに見合う対価をいただく、というのがいいなと思います。

投稿: かおる | 2015年6月 8日 (月) 19時32分

我が地元には万弘寺の市というものが
年に一回開催されます、いわゆる物々交換
貨幣経済が一般的になる前は生産者が
商品価値を自らアピールしていたのが
今は我々の役目になっているんですね
是非、担当者共々繋いでいかなければ💦

投稿: りっちやん | 2015年6月 8日 (月) 18時15分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
店長も部門責任者も店舗とい流通業の最終販売者であることに変わりはありません。
ただ、店舗内では部門長はプレイングマネージャーでもあり、店舗全体としてみた店長との視野の差が生まれていくことは仕様がないこと。そのギャップをどう埋めていくかを普段の会話から意思疎通を図ることがコミュニケーションなのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年6月 8日 (月) 07時10分

星の数ほどの中からどれだけ個性を
発揮して輝いていられるか。
店長も部門責任者も諸々の大小はあれ、
目指すべきことは同じなのではないかと
思いました。

何をすべきかというブレない本質を
しっかりと把握した上で、日々の
行動に落とし込んで行きたいものです。

投稿: 神出鬼没 | 2015年6月 8日 (月) 05時31分

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