« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »

2015年6月

2015年6月30日 (火)

心の強さ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間の強さとはなんなんだろう?。

  人は這い上がる事も出来るし自滅もする。

当然、腕力の事でもないし狩猟の事でもない。

  現代社会の中での人間の強さ。

私は、心の強さだと思う。

  人間が落ちていくきっかけは心の自滅。

心で自滅していくから、行動が退化していく。
特に、普段からのルーティン業務であれば、自分も周囲も日々のすべき事を自動的に推進していくから、自分の心や意思があまり左右されずに事が進んでいく。

  しかしそれがルーティン業務以外だったら。

特に店長とかプロジェクトリーダーの立場だったらどうか?。

  一気に組織が縮小均衡化していくだろう。

組織のリーダーという立場は特に孤独である。
自分の心を強く保たなければ、自分に負けていく。

  それが人間というものだ。

いくら体を鍛えても、心が崩れていく。
その心を鍛えるために、スポーツ等で自分の心体を鍛えて強い体と強い精神を養おうとするのである。

  しかしいくら強い体力を得ても心は脆い。

特に変化していく時代に対して、その変化に追随していかなければならない場面での精神は不安定である。

強い精神を持って強い体力を得たとしても、それが次世代に通ずる体力でなくなれば、また新たな時代に通用する体力を得るための努力をしなければならない。

進化論のダーウィンが言ったとされる言葉に、

  最も強い者が生き残るのではなく
  最も賢い者が生き延びるのでもない
  唯一生き残るのは、変化できる者である

そんな言葉がある。

変化できる人間として、その変化に、まず心が変化していけるか。

  しなやかに学んで、しなやかに吸収して、しなやかに変化していく。

その為には、しなやかに行動できる強い心を持つ事。

  今までの強みを捨てて新たな強みを得ようとする強い心。

ここが一番のポイントではないだろうか。

  それでは、その強い心はいかにして手に入られるのか?。

強い心を、折れない心と捉えるべきであろう。
強い心は、みんな持っている。

  しかし、強い心ほど、折れやすい。

しなやかで折れない心。

  それは、この世に絶対は無いという認識を持つ事から始まる。

絶対と思った瞬間から、その呪縛から逃れられなくなる。
その絶対が絶対でなくなった瞬間から、人の心は揺らいでいく。

  この世は常に揺れ動いていくから「絶対」はあり得無い。

そんな心の余裕を持って変化を楽しまなければならない。

  絶対を否定して変化を楽しむ心の余裕。

そんな心の持ち様が大切なのだろう。





続きを読む "心の強さ"

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月29日 (月)

新店開店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新店の開店。

  当社も6月半ばに新店を開店させた。

新店。

  ゼロからの立ち上げ。

この経験をした店長は、店長という仕事に対しての考え方が変わる。

  お店の歴史を知る。

その歴史のスタートから携わるということの意義を知るからだ。

  新店を立ち上げる。

そこには、普段の店舗運営のルーティン業務を固めていくまでのゼロからの歴史が凝縮されている。

  新店開店準備から開店後の一年間。

この期間がそのお店にとっての一番の激動の期間だ。
採用から部門配属、そして教育というプロセスで、ゼロから人が所属しゼロの技能から店舗運営を習得していく。
更に、発注〜仕入れ〜品出し〜売り切り、という日々の繰り返しから、その基本的な流れを効率化させ安定させ、安定した業績を残していけるまでには最低でも一年はかかる。

  この期間が一番不安定な時期。

そしてもっと言えば、開店直後から開店後一ヶ月が一番のヤマ場だろう。

  従業員能力は最低。
  販売数量は最大値。

そこからスタートするわけだ。
従業員能力と販売数量が一番ギャップのある中で店舗は新店開店を迎えスタートする。

  新店開店とはこの最大ギャップを歴史の始まりとする。

そこから、部門チーフの強引な教育と勢いで数ヶ月を戦い抜き、年末やお盆という売り上げ最大値で教育されながらその歴史は流れていく。

  その流れ初めから関わっていくのが新店の店長である。

そこに想い入れが入らない筈はない。
社員の部下は当然、パートさん一人一人の笑顔から苦労している時の疲労感のある顔まで頭に浮かんでくる。

  新たなお店がスタートする。

そこには、企業としても大きなチャンスが潜んでいる。

  ゼロから立ち上げる担当者が増えていくこと。

企業に入社して、先輩社員たちが構築してきた仕事の流れ。
そんな流れとは逆に、その流れをゼロから教育していくというプロセス。

  本当に教育とは何なのか、を知る。

その苦労を知るから、その後の従業員との関係も親密になる。

  深い突っ込みが可能となるのだ。

一人一人の働く意思と、その裏側に存在する本音。
それらの交流を経て、店長は一人一人のパートさん達を大切にする意思が生まれていく。

  それまでのプロセスに費やした費用と時間。

それは企業の資産であり店舗の資産であるから。

  簡単には辞めさせない。

そんな店長の想いが店舗内に浸透していけば、社員とパートさん達の関係ももっと緊張のある、そして信頼し合える関係になっていくのではないか。

  どんどん新店へ関わる従業員が増えていってほしいものである。






| | コメント (6) | トラックバック (0)

2015年6月28日 (日)

ミンネというサイト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

しかし、AKB総選挙も終わり、残念ながらネタ切れ。
よって、先々週のガイアの夜明けで取り上げられたミンネを話題に。

  「ミンネ?。」

このブログを読まれている方で、ミンネをご存知の方はごく少数であろう。

  当然、私も知らなかった。

この通販サイトは、本や家電、パソコン等のネット通販のサイトとは一線を画する。

  ハンドメイド専門のネット通販サイトである。

ハンドメイド。
素人の主婦の方とかが、趣味の世界で自宅で作成したバッグやプローチ、携帯カバー等を出品して販売するサイトとなる。

  全てが、世界でそれ一個という商品ばかり。

例えば、100円で販売されている携帯カバーに、自分でオリジナルのデコレーションを施し、綺麗な花びらの盛り付けを施して約4000円程度で販売する。

  事前に販売予告していた。

そして、その時間から販売開始となるが、わずか数分で用意した10個程度の商品が完売してしまう。

  安さとは真逆の手作り商品の価値。

特に、毎日使う携帯のカバーという使用頻度の高いモノを飾る商品。

  機能性とは逆に芸術性のある商品。

決して、それが携帯使用に機能的に役立つとは思えないが、それでも所有感と希少性、そして芸術性が加わると、価格を飛び越えて所有感が湧いてくるのだろう。

  世界に一つだけのモノを自分が持つ所有感。

100円でいいという意識の人もいれば
1000円出してもいいと感じる人もいる。
更に10000円出しても欲しい人もいる。

  それが、商品価値であり価値訴求である。

100円のモノを100円で売ることが難しい時代である。
それは100円のモノが溢れている時代だから。

  価格という視点で競争する商品もあろう。
  しかし所有したいという願望に訴える商品もある。

それは、いろいろな要因があろう。

  希少性。
  芸術性。
  機能性。
  万能性。
  
等々。

  それらを集中して集めたサイトがミンネ。

ハンドメイドにネット通販での商品流通量は、2012年を基準にした時に、2015年では既に30倍に達しているという。

  このミンネを傘下に置く企業がGMOペパポ。

そして、この企業のトップはその資源を集中してミンネに注ぐという。
それだけ、ハンドメイドのオリジナル感に未来を感じているのだろう。

この番組を見ていて、女房に言った。

  「ミンネでステンドグラスを販売してみたら(笑)?。」

別にこれで儲けようというのではない(笑)。

  ステンドグラスで心を癒していただければ。

そんな想いである。
そのときにはご案内致します。





| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月27日 (土)

人材の組み合わせ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  快進撃スーパーの裏側、驚きの人材力。

今回は、広島のエブリイと大阪のsatake。

  共に、独自の人材活用法で躍進。

特に、エブリイでは、従業員を4つのタイプに分類してその個性を活かしながらマネジメントしている人材育成、人材開発をしているところが面白い。

番組では、その独自の人材活用法について具体的に放映していた。

  新任で青果の主任を任せられた従業員を取り上げていた。

新任チーフ。
担当から部門責任者になったときほど、部門を効率よく活かそうという発想を飛び越えて、自分だけで仕事をしてしまう。

鮮魚チーフになった当時の自分を思い出した(笑)。

  “あの時の自分を全く同じだ(笑)”

担当者の時と同じく、周りを活かさず自分だけで仕事をこなしていく。
その後ろ姿で、周囲の従業員も気づいて着いてきてくれるだろうという発想。

  青果主任の仕事振りを見ていて思わず共感してしまった。

仕事の遅いアルバイトに対して、明らかにイラついた態度で接する姿。

  “当時の自分の姿じゃないか(笑)”

敢えて感情を出すことで、相手がわかってくれるという認識である。

  しかし、実際には、部下には何も伝わらない。

部門の担当者であれば、指示を受けて行動することで評価を得ていたが、ある時から部門責任者というマネジメントを要求されるようになる。

  そこで、人の活かし方という別の能力が要求されてくる。

その延長線上に、店長の仕事と能力が続いていくわけだ。
そして、その青果主任が企業の人材活用セミナーへ参加する場面が面白かった。

  セミナー名は「猿人類セミナー」。

従業員んタイプを、それぞれ

  チンパンジー、ボノボ、オラウータン、ゴリラ

の4つのタイプに分類する。
それは、感情を出すか出さないか、成果を追求するかしないか、という二つのアンケートに答えて、自分のタイプを確認するところから始まる。

  それは、この企業の自分のネームにも表示されているのだ。

そして、今回の放映で一番面白いと思った場面がここだ。
この研修会で、上記4つのグループ別に1本のフラフープ(腰で回すプラスティックの輪)を、全員で同時に人差し指で持ち上げるゲーム。

  同じグループでは上手くいかない。

しかし不思議なことに、

  別タイプの組み合わせでは上手くいく。

要は、チームワークにはいろいろなタイプが協力し合うことが重要だということだ。

  全員が同じタイプの組織は上手くいかない。

店長が、同じ店長のタイプの部下だらけでは、自分を別の視点でフォローしてくれる存在を得られない。

  いろいろなタイプの良さを組織として引き出すこと。

それを論理的に実践して、具体的な数値改善に結び付けている。
それが、この企業の強みであろうか。

  それは、組織として非常に強い仕組みであろう。

一人一人が活かされ、活躍している組織。
2:6:2の原則では、どうしても寝てしまう従業員が存在してしまう。
この組織にもそんな方はいるのだろうが、それでもその割合は低いだろし、それ以外の貢献しようとする従業員一人一人の貢献力の高さが差別化になるのだろう。

  結果として約20万の売上アップ。

これだけで業績が上がっているとは思えない。
それ以外にも努力している部分があるのだろうが、一番力を入れている部分としてクローズアップされていた。

  この考え方は学ぶ必要があるだろう。









| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月26日 (金)

リサイクルステーション

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


リサイクルボックス。

  以前は単に資源ゴミ回収のみの設置であった。

当社の上記のように、単にボックスを置いておき、お客様が洗浄したトレイやペットボトル等を回収して業者に渡す橋渡し的なサービスであった。

  しかしこのリサイクルボックスも様変わりしてきたものだ。

現在では、持参したペットボトルの本数は古紙ダンボールの重量によってポイントがたまり、ポイントにより100円のお買い物券へ変換できるサービスへ変わってきた。

  その費用はいったい誰が負担しているのか?。

それは、回収業者の方がその全ての負担を負っているのである。
だから、スーパー側は場所の設置のみの提供となる。
そして、点数による買い物券はそのスーパーでその日のうちに消費していただくのが原則。

  よって、我々スーパー側は場所の提供がその主な業務。

ただし、ペットボトルを回収する機械は、1日に数回の袋の取り替えを要する。
多い時で1日4〜5袋も取り替えなければならない。
このペットボトル粉砕機の一袋の重量が意外に重いのである。

更に、ダンボールや古紙の場合は、ステーションに入りきらなくなってしまった場合は、別途自社のカゴテーナ等に置き換えて、中のステーションに余裕を与えてやらなければならないのだ。

当店の場合は、2倍ポイントデーともなると、その回収重量はハンパではない。
よって、回収業者にお願いして、一日2回の回収を実施しているほどだ。

考えてみれば、それだけ当店で販売している飲料やペットボトルの数がそれに匹敵するということだろう。

当店は、その回収頻度や回収数量はかなり多い方だと聞く。

  なぜか?。

近くに問屋街があり、そこから排出されるダンボールが多いという事実。
更に、客層が若く単身者が多いこともあり、飲料を購入する世代が多いという事実。

  しかしそれと売上が比例しない事実にトホホでもある(笑)。

思ったほど、この回収頻度と売上金額が比例しないのはどうしてなのか。
それはいいとして、このサービスはお客様にとってメリット大である。

  本来は、資源ゴミとして曜日指定で所定の場所へ廃棄。

ところが、このサービスは買い物ついでにいつでも受け付けている。
とは言っても、店舗営業中には限られるが。
更に、投棄数量によって、そのスーパーで利用できる買い物券まで享受できるからだ。

これによって、一気にリサイクルという機運が高まってきているのは確かだろう。
もっとも、我々としては、自分たちで販売した商品の容器のいくばくかの回収のお手伝いのつもりで始めたサービスであるが、商品券に変換できるメリットはその流れを急速に早めた格好である。

  この流通の流れが、コトなのだろう。

売った商品の容器のリサイクル。
それは、思いっきり売れるという販売側の思惑と、思いっきり買えるという購入者側の思惑がリサイクルという流れとそれに商品券というエンジンがついて更に加速していく。

  それを支えるリサイクルステーションというコト。

そのようなコトによるスーパーマーケットへの集客効果。

  乗っかっていきたいものである。



| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月25日 (木)

人から逃げない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


直接相手と面と向かって会話をする。

  コミュニケーションの基本ではある。

しかし、ネット社会にも入り、また会社でも流通業のように一週間の中でそれぞれの休日が異なると、顔をあわせるタイミングも微妙にずれ込んでしまうことが多い。

  結局一週間に一度顔を合わせる程度。

そんな従業員同士の関係もままあることではある。

  先日、こんなことがあった。

ある男性従業員を以前採用して、寿司部門で働いてもらっていた。
その方は鮮魚経験もあり、包丁等も使えるため、いずれ鮮魚で働いてもらうかと考えていたが、とりあえず寿司部門が人員不足により寿司担当で採用した。

その後、寿司部門が人員的に満たされてきたため、いよいよ鮮魚で力を発揮してもらうかと思い、部門チーフとも話をして鮮魚へのコンバートを実現させた。

本人もある程度は鮮魚への異動を望んていた部分もあったからだ。

  彼との店舗内での会話でも、

「次月から鮮魚でよろしく頼みますね(笑)。」

  そんな会話で盛り上がっていた。

そしていよいよ異動当日。

  あいにく、私は連休を取っていた。

そして、連休明けの出社で、彼の奥さんが入院したということで当面休日を取りたいとの連絡が前日にあったのだと聞いた。

  “状況はわからないが、待つしかないか”

そんな思いで人員不足の鮮魚を手伝いながら日々の業務の就ていた。

  そんな矢先の店長会で衝撃を受けた。

彼が本部宛に、お店の批判と退職の旨を声を荒げながら電話してきたというのだ。

  “いったいどういうことだ”

何が何だかよく理解できな状況であった。
電話を受けた担当の方の話では、異動に伴いもっとじっくりと教育してほしかったとか、まずはマニュアルから入って刺身の作り方等を手取り足取り教えて欲しかった等の不満をぶつけたらしい。

  “なぜ俺に言ってこない!”

私も頭に血がのぼってしまったのだろう。
それ以来、彼とは連絡を取り合っていない。
そうこうするうちに、私が出社する前に、貸与されていた制服を返却されていた。

  “どうしても俺に会いたくないのか?”

私は、完全にほっておくことにした。
そして、更に翌週の休日明けに出社すると、副店長からの伝言があった。

  退職した彼が有給を消化したい旨。

私は、いい機会だと思った。

  “彼の本心を聴こう”

私に退職の理由を告げずに本部に電話をした理由。
部門異動の途端に退職をしてしまった理由等。

  そして待ち合わせ時間に彼はやってきた。

有給処理の話をした後に、彼に言った。

  「退職の本当の理由は何?。」

彼と久しぶりに面と向かっての会話。

こういう時の私は、他者から見ると相当威圧感のある顔つきと態度に見えるらしい。
とは言っても、どうしても本気になって話をしなければならない状況である。

そうして話し合ってみると、奥さんが緊急で入院してしまい、看病もあり日中の仕事には当面就けない。

  よって、現在は工場で夜間就業をしているらしい。

だから、早朝に制服を返しに来たらしい。
いろいろ話し合っていくうちに、私の休日のすれ違いによって、相手も話す機会を逸したという。

  こういうことはきっちり本人と顔突き合わせて話すことだ。

最後は、お客様として来店することを約束して、笑顔で別れた。



| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月24日 (水)

父の日商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の父の日。

  やっぱりここぞの買い物はしてくれるものだ。

そんな父の日の感想である。
普段は財布の紐が厳しい生活が続く中、母の日や父の日という家族のイベント的な日曜日のご馳走感のある商材の買いまわりは充実していた。

  “家族の絆的な団欒は充実しているなぁ〜”

今年は更にそのご馳走感のある商品への需要が顕著になってきたかなぁ〜という感想である。

  今年はあるテーマを持って父の日に臨んだ。

厚切という商品化と商品価値の訴求。

  昨年から厚切りステーキは売り込んできた。

そして、ある一定の評価を得つつ、お盆や年末他のイベント時にある程度の需要の高まりを実感してきた。

  “今年は、厚切の「ぶりの切身」を提案しみよう”

そんな計画がぼんやりと頭に浮かんできた。
そして、鮮魚チーフと打ち合わせ。

  「チャンスのある天然ぶりをご馳走で提案しよう」

具体的には、ぶりといえばカマ。
そのかまをご馳走で提案する。

  思いっきりの厚切りで。

更に、一度は食べてみたいという厚切りの切身の提案。
これは、それ以前に売り込んできた厚切りのステーキの影響がある。

  一度は食べてみたい極厚のステーキ。

見た目は大きくないが、強火で表面をしっかり焼きながら、中はレア。
そんなイメージで、厚切りの天然ぶりのカマや切身。

  食卓にこんな厚切りのぶりの煮付けが出てきたら。

それだけで、ご馳走とわかる一品。
それこそが、父の日の何よりの感謝のしるし。

  それを食品スーパーとして提案したい。

当然、もっと優先的に父の日のご馳走として打ち出す商品は山ほどある。

  本マグロ。
  ご馳走盛合せ。
  本マグロの握り。
  厚切りヒレステーキ。

等々。

  そこに、天然ぶりの大切りカマの展開。

そして、売場で品出ししているときだ。
ある男性のお客様が、大切りのぶりカマの商品を見て私に言った。

  「今日のカマは大きいですね(笑)。」

この質問に、ツボにはまった私は、応えた。

  「父の日ですから(笑)。」
  「是非、日頃頑張っているお父さんに食べて欲しいのです。」

お客様は、この回答に笑っていたが、こう答えた。

  「是非、食べてみたいですね(笑)。」

私は、失礼を顧みずにこう返した。

  「ここは奥様におねだりしてみてください(笑)。」

そして、その男性客は奥様を連れてきて、厚切りのぶりカマを2パック購入された。
お父さんが、本当に食べたいものを提供できたという満足感。

  なんとも嬉しい一時であった。





| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月23日 (火)

旅の途中で

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、てっちゃん会へ向かう道すがら。

  ある駅で電車を待っていた時の事。

周りの人たちは、慌ただしくスマホに向かって操作をしていた。
私と言えば、次の乗り継ぎ駅等のチェックを終え、ボ〜っと椅子に腰を下ろして座っていた。

  その時。

あるご老人(年の頃で70歳以上はいっていたろうか)が、ボ〜っとしている私の隣の椅子に腰を下ろして言った。

  「皆んな何をやっているんかね(笑)?。」

と私に訪ねてきた。

  周囲の人たちのスマホとの格闘を訪ねたのだろう。

思わず私も周囲を眺めてみた。
ほとんどの若者たちは、スマホ片手に何やら忙しそうに操作をしている。

  ゲームに興じている人もいるだろう。
  乗り替え案内のチェックもいるだろう。
  メールの確認をしている人もいるだろう。
  仕事の為の前準備をしている人もいるだろう。

とにかく、ほとんどの人はスマホを片手に忙しそうに操作しているのだ。

  そして気がつけばその老人を私だけが別世界(笑)。

“これじゃ、同類項だと思われてもしかたないか(笑)”

そう納得してしまった。

  「忙しそうに携帯いじってるけど、本読ま無いのかね?」

もっと頭を使った時間の使い方ができ無いのか、という質問を私に問うた。

  「だんだん、考えなくなってくるでしょうね(笑)」

さっきまで、iphonで乗り換え案内に見入っていた自分を棚に上げて、そう答えた。

  「そうだよなぁ〜、自分の頭で考えなくなるよなぁ〜」

その老人は私に共感して、納得したようにそう言った。

  「でも、これって便利ですよぉ〜。」

そして、私も北関東からここまで来て、ここからの行き先をスマホを利用して簡単に調べていた旨を話した。

  そのご老人は笑顔で納得したようだ。

そんな便利が事ができるんだ。
そんな旨の言葉を返してきた。

  “この方は、人と話がしたかったんだ”

そう納得した。

  知らない人との会話。

ふた昔前ほどであれば、このような駅の中ではお互いに何気なく世間話をして過ごす時間がたっぷりあったに違いない。

  その何気ない時間をスマホが奪ってしまった。

旅という異次元の世界。

  もっと人や地域とのふれあいを大切に。

そんな心の余裕を持って旅をしたいものである。





| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月22日 (月)

ガイアの夜明けから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  「シャープ危機」。

ガイアの夜明けの独占取材の内容だった。

  シャープ社長の中期経営計画の再建策の発表から始まった。

その再建策のテレビ放映を見て愕然とする社員。

  3500人の希望退職者を募るという。

シャープ社員の15%を占める割合である。
そんな状況から番組は始まり、その中でシャープの今後の生き残り策とそこで戦う社員達の活躍。

  モノ造り日本とその活用。

まだまだ、シャープのモノ造り技術は健在である。

  特に液晶技術はやはり世界一。

その液晶技術を駆使して、世界一美しいスマホ用液晶を開発する事業紹介。
更に、液晶技術を駆使してオフィス窓を開発し電気代を節約する事業紹介。

いずれも、シャープの得意分野である液晶技術を応用しての取り組みである。

  この番組を見ていて思った事。

“日本のモノ造りの技術力とパワーは物凄いものがあるなぁ〜”

  それと同時に、

“モノ造りだけではこれからの時代に生き残っていけないなぁ〜”

  モノ造りという技術は、価格競争と同じ。

技術力はいずれ真似され、他者に肩を並べられてしまう。

  モノ造りからコト造りにシフトしていかなければならないと。

モノを作るだけの技術力ではなく、モノを活かしてコトを創造していくことが大切ではないのか。

  モノを使ってどう豊かに暮らしていくのか。

そのための、コトがそのモノに無い限り、需要の創造には結びつかない。
そういう意味で、シャープが開発する「オフィス窓」はコスト削減にも役立ち、これからの窓の概念を大きく変えるモノであることを伺わせる。

  モノを使って新たな世界を開拓していけるか。

そんなコトの世界がそのモノの裏側に広がっているかどうか、そのコトの競争力ではないのだろうか。

  そこにアップル社との違いがあるのではないか。

同時に、我々食品スーパーの小売業自体も、このコトを優先した企業姿勢を確立していくことが大切なのだろう。

モノを安く売って、業績を伸ばす時代にいつまでも引きずり込まれていると、大手の価格優位性にいずれ淘汰されてしまう。

  コトを売る時代。

そしてその前に、コトを造る時代であるのだと思う。

  コトを作る時代。

楽しく心豊かなコトを享受するために、どんな食卓を作るのか。

  そのコトを実現するためのモノ。

コトの創造。

  そんな創造性を有する企業や個人になっていきたいものである。


| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月21日 (日)

情熱大陸から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

以前より予告していた「情熱大陸」。

  渡辺麻友の特集だった。

しかし、番組の内容はほとんどが「選抜総選挙」の内容がメイン。
もっと、渡辺麻友の内面に入り込んだ内容かと期待していたが、若干期待はずれではあった。

  それでも、人間としての渡辺麻友がそこにはいた。

14歳でAKBに入団して以来、その組織の中で育ってきた渡辺。
そこには、芸能界という実力の厳しい世界、人気という努力以外の世界を知り、自分なりに芸能界で生きてきた現在の姿がそこにはあった。

  ストイックである。

睡眠時間3時間の日々。
倒れても30分点滴打って復帰。
そして、握手会の欠席。

  本当にギリギリの限界で活動しているのだろう。

いみじくも言った。

  「真面目な子が損をするのがAKB」

2年前の総選挙では、他の誰よりもAKBに捧げてきたとも言った。
どんな記者が彼女のスキャンダルを獲得しようとしても、何も出てこない。

  それが渡辺麻友というアイドル。

そんな渡辺麻友が、次世代のAKBを支える世代にバトンタッチをするには、初期メンの自分たちが早く卒業することでもある、旨のコメントを話していた。

  今までは絶対に口にしなかった卒業。

その、卒業という二文字が、渡辺麻友の口からこぼれてきた。

  “卒業を意識し始めているのか”

自身が、AKBという組織に限界を感じ始めたのかもしれない。

  真面目な子が損をするのがAKB。

恋愛禁止という掟を守りながらAKBに捧げてきた青春。
しかし、その掟も、架空のものであることを知った今、渡辺にとってのAKBは何の意味も為さないものになってしまったのかもしれない。

  自分も普通の子になればよかったという後悔。

そんなものが、今更ながらに芽生えてきたのだろうか。

  そうであるならば、私は嬉しい。

普通の人間としての喜びや楽しみ、苦しみや悲しみ。
それを体験しながら人間は人間らしくたくましくなっていくのだろう。

  そしてそれが自分の仕事にも活かされていく。

渡辺麻友には、今更ながらにそのことを体験してほしいと思う。

  その為の「AKBの卒業」。

そうであるならば、これからも応援していきたいものだ。






| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月20日 (土)

コーヒーの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


コーヒーの伸びが異常値である。

  国立がん研究センターの発表以来の伸び。

コーヒーや緑茶を毎日多く飲むと、心臓病や脳卒中などで死亡するリスクを低下させるとの調査結果を、東京大や国立がん研究センターなどの研究チームが発表したのだ。

研究では全国の40~69歳の健康な男女約9万人を平成2年から19年間にわたって追跡調査した結果、コーヒーを1日3、4杯飲む人は、ほとんど 飲まない人よりも死亡リスクが24%減り、特に脳卒中については43%も低下するという。

また、緑茶を1日5杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べて、死 亡するリスクが男性は13%、女性は17%下がっていたというもの。

何れにしても、コーヒーや緑茶を多く飲むと死亡リスクが大幅に低下するいう結果である。

  これを、公の国立がん研究センターが認定したというところが大きい。

別にそれを知っていたわけではないが、私もドリップコーヒーは1日の日課としている。

  朝、昼、晩。

1日3回はドリップ式のコーヒーを飲用している。

  なぜか?。

結婚以前はコーヒーなど飲まなかったが、女房の影響だろうか、砂糖無しのドリップコーヒーのおいしさがわかってきたのだ。

  それ以来、毎日の日課となってしまった。

そして、ドリップコーヒーを飲むようになってから、それまでなかった頭にすっきり感を得たような気はする。これは、あくまでも気持ちと感覚の問題ですが(笑)。

  そして、先日の発表である。

コーヒーといえば、一時は、あまり飲みすぎると体に良くないような報道等もあったが、今回のセンターの発表は一定の効能を公に認めた形となった。
もっとも、過ぎたるは〜という諺もあるから、適度が一番なのだろうが(笑)。

  そして、販売の最前線では。

やっぱり、この発表を受けて、レギュラーコーヒーの数値は伸びている。

  二桁近い伸びを示している。

レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーを比較すると、その差は歴然。

  レギュラーコーヒー  〜 110%
  インスタントコーヒー 〜  95%。

こんなイメージで今月は推移している。
日曜日が一回少ない中での数値だから、曜日合わせで比較すればさらに拡大するだろう。

  何もしないで、この数値である。

もっと、コーヒーメーカー各社は、この機に国立がん研究センターの発表をもっと前面に打ち出してもいいのではないだろうか。

  もっとたくさん飲んでもらうために、大袋の提案とか。
  更に美味しいコーヒーへステップアップしてもらうとか。
  単品単品の理(ことわり)を表示して訴求していくとか。

コーヒー各社、お茶の各社、更には、コーヒーを打ち出す我々がもっとこの事実をお客様に提供していくべきではないかと思うのだが。







| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月19日 (金)

精肉のPC化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


鮮魚、精肉のPC化が急速に進んでいる。

  人材不足の解消がメインの目的。

そう、今後の更なる人材不足を予見すると、聖域とされた生鮮部門のPC化もやむなしといったところだろうか。

  PC=プロセスセンター。

要は、店舗毎に仕入れから店内加工をして売場に陳列するシステムから、センターで一括調理をして配送されてきた商品を店舗が陳列するだけのシステムに変更すること。

  メリットは店内の人件費を大幅に削減できる。

しかし、デメリットも多い。

  それは、PC化の歴史が物語っている。

この業界も私が入社した当時は多くの企業がプロセスセンターを有していた。
しかし、個店対応と生鮮の販売強化の為に、個店での店内加工へ切り替えてきた経緯がある。

  PCでは顧客ニーズに対応できない。

そんな反省から、店内加工へ切り替える企業が増加した。
そして、そのことが鮮魚精肉の販売金額を増加させる一因となってもきた。

  ロスやチャンスロスといったロス対策も効果的だった。

しかし、ここ数年で様相は一変する。

  人材不足。

特に、鮮魚や精肉といった店内加工の部門の人材が集まらなくなってきた。

  かって、バブル時代に「3K」といって敬遠された部門でもある。

この人材不足の時代に、再度苦境に立たされ始めた。

  その結果が、PC化。

PC化を全て否定はしていない。

  PCを戦略的に活用することは十分に可能だ。

そして、それによって評判を上げている企業も実際にはある。
しかし、これらの2部門は、大衆化とは逆の方向へ向かおうとしている部門でもある。

  特に鮮魚の刺身、切身と精肉の牛肉はその傾向が顕著である。

いずれも、個人による調理技術を要するカテゴリー。
そして、当然それらのカテゴリーは鮮度という大きな壁もある。

  リスクは鮮度とチャンスロスやロスという差別化の領域。

ここで考えなければならないのは、スーパーマーケットという業界においての、鮮魚や精肉というカテゴリーを企業としてどういう方向性で強化していこうとしているのかだろう。

  依然として差別化部門として捉えていくのか。
  SMに割り切ってコスト対策を進めていくのか。

その戦略をしっかり持たないと、PC化に移行した途端に全く競争力を失う結果になってしまうだろう。

そして、差別化を推進していくには、利益を確保してそれなりの賃金を用意しなければ、人材は他の業界へ流れていく結果となってしまう。

  やりがいのあるスーパーの仕事。

いよいよ待ったなしの世界になってきたようだ。









| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月18日 (木)

今年のさくらんぼ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の頭に、青果チーフが私に言った。

  「店長、今年のさくらんぼは早いらしいですよ。」

要は、出回りが例年より早く始まり、例年より早く終了するということ。
特に当社は「佐藤錦」を主にした販売をしており、終盤期に出回る紅秀峰はあまり手を出さないため、佐藤錦の量販期での販売を主に行ってきた。

  昨年は7月第1週目が最大ピークだった。

今年は、6月後半が最大のピークになるらしい。

  “これは大事だ!”

さくらんぼ。

特に佐藤錦さくらんぼは一年で3週間が最大ピークとなる。
いや、正確に言うと、2週間で量販するタイミングを失ってしまうほどの短いサイクルの果実である。

  痛みも早い。

その価格と打ち出すタイミングで大きなギャップが生まれる果実でもある。

  例年私は、7月の第2週目を最大ピークとして量販してきた。

その為に、7月の第1週目でどこよりもお買い得な価格で攻めてもきた。

  第1週目で圧倒的な価格を出し第2週目で余裕の販売。

特に旬が短く痛みの早い果実は、「このお店」という印象づけでそのシーズンの動向が決まってしまう。

  これこそ先手必勝の世界。

そのダイナミズムが果実の商売の醍醐味でもあり面白さでもある。

  まさに、ワクワクドキドキの世界。

その佐藤錦さくらんぼが、今年は昨年よりも更に1週早く出回り、1週早く終盤を迎えるという。

  “出遅れてなるものか!”

早速、チーフと打ち合わせをして、数量を決定し日曜日の売場を作った。
同時に、クィンシーメロンもチラシに入った為、ダブルで入り口はじめの売場を占領した(笑)。

  「今年は早期出回りの為、お早めのご購入を。」

そんな説明POPを付けての販売。

  “遅いと、食べ損ねてしまいますよ〜”

的な言い回しで、当店で美味しい佐藤錦さくらんぼを一年に一度の旬のものを購入してくださいね、という内容で販売。

  結果、ほぼ予定通りの販売数量。

そして、今週と来週が最大ピークと意識して販売していく。

  価格が安価になればなるほど、1K箱の需要も高まる。

さくらんぼに始まり桃の季節に繋がる「軟皮果実」と呼ばれ果実の時期。

  果実の販売においてはこの時期が一番楽しい時期である。

大手でもあまりやりたくない軟皮果実の単品量販の時期。
我々中小が、大手に負けずに単品量販を仕掛けられる時期でもある。

  先手必勝で地域一番を目指せる時期でもある。





| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月17日 (水)

時間測定

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


時間測定。

  その事自体が大いに意識を変えてくれる。

普段は当たり前にこなしている業務。

  例えば、品出し。

カット台に積まれた商品を一回で何分かかったか?。

  例えば、レジ打ち。

10品を何秒でレジ打ちできるか?。

  例えば、ハンドラップ。

キャベツ半切りを1分間で何個パックできるか。

どれも、普段の何気ないスーパーの部門での業務である。

  これを、時間測定すると。

以外に個人差が発生する。
その事だけを集中して時間測定してみると、普段の時間と比べて非常に早い事がわかる。

  なぜか?。

意識と集中であろう。

  当然、早くという意識は大きい。

時間測定している、という意識だけで普段の手の動かし方から品出しの場所までの移動する歩調も早くなっていく。

  平均15分の品出し時間が10分足らずで完了してしまう。

ちなみに、私も他のパートさんと混じって、自分の名前を記入して開始時間から終了時間までを記入している。

そうすると、その事に集中しようとする意識が大いに働き、普段の時間から比較すると圧倒的に早く終了してしまう。

  これは不思議な事だ。

やっぱり、時間を意識するという単純ではあるがこの事の積み重ねは大きな効果があるようだ。

  ただし、時間だけを優先すると大きな弊害が発生する。

接客サービスや清掃に対する認識が極端に薄れていく事である。
自分の品出し時間を優先するあまり、ゴミが落ちていても拾う意識が薄れたり、できるだけお客様と目を合わせずに声を掛けられにくいオーラを出しまくったり(笑)。

普段であれば、探し物をしている風のお客様には声を掛ける事にしている。

  「何かお探し物でも(笑)?。」

そんな風に。
しかし、時間測定している品出しの時は、時間を優先にしてしまうあまり、お客様が探し物をしている風な時でも、スルーしてしまうのだ。

  “こりゃ、いかん!”

自分の意識の問題であろう。
だから、手足や行動は時間管理しながら行動するとしても、お客様優先の接客でありゴミを拾うという行動は時間管理以上に優先順位の高い我々の行動原理であることを体に擦り込んでおく必要はある。

しかし、それを訓練しながら自分の行動を時間管理できる組織風土を作り上げることは非常に重要である。

  そんな自分の時間測定を通しての考察であった。







| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月16日 (火)

ブログの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日紹介した「人は誰もが多重人格」。

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038565/tetu0358-22

この中で、多重人格を獲得していく上で、何をすべきかを3つ挙げている。

  一つは、「師匠に学ぶ」。
  二つは、「嫌な仕事に就く」。
  三つは、「違う世界を体験する」。

師匠に学ぶは、優秀な師匠ほど、いろいろな場面で「多重人格」を使い分けている。
同じ部屋で、鞄持ちをしながら、その瞬間瞬間の行動や発する言葉、態度等から「多重人格」を駆使する瞬間やタイミングを学ぶということ。

嫌な仕事に就くは、得意分野だけに就いていては自分の多重人格を掘り起こすことは出来ない。従来やったことのない分野や不得意分野に積極的に入り込み、不得意分野における自分の内面に隠れている人格を掘り起こすこと。私も「管理型」から「販売型」に移行出来た経緯がある。

そして最後は、違う世界を体験する。

  この中で、「匿名でブログを書いてみる」を勧めている。

ブログ?。

  “曲がりなりにもこれもブログじゃん(笑)”

なんか嬉しくなって自信がついてきた。
匿名で書くブログは、自分自身が表記されないから、何ものにも囚われずに自由に自分の内面を表現することができる。

  このことが自分を掘り起こすこととなるらしい。

このブログも、一応は匿名である。
現在でも、私の所在を知らずに読まれている方も多いだろう。
だから、普段の名前で仕事をしている顔とは別の顔でこのブログを書いている。

  普段とは別の人格を持つ自分の表現。

それが、このブログでもある。
だから、このブログで普段出来ないことを書いてもいるし、こうありたい自分をこのブログで実現させている部分もある。

  書き出した頃は、その傾向が強かったかもしれない(笑)。

しかし、徐々に面が割れてくるに従って、また別の人格でこのブログを書き込む自分が現れてきたことも確かだ。

そう考えると、このブログも何人かの人格の変遷を経ての現在なのかもしれない。

  私自身もこのブログで新たな人格を得られたと思っている。

それは、普段の仕事を冷静に45度上部から自分を客観的に眺める自分という人格の存在を知るようになった。

  それは、ブログに書こうと思っている事項があったとする。

それをどうストーリー立てて組み立てるか、その為に誰とどんなコミュニケーションを取り、自分としてどう関わり、いつどんな売場作りをして完成させていくか。

さらにそこから、どう売場メンテナンスをして売り切っていくかという一連の流れに対しての自分の行動を客観的に眺める自分という人格。

  そんな人格が現れると、何が変わるか。

自分の行動を如何に効果的に実践するかという見方を得られたこと。
それによって、従来は試行錯誤的に行動していた場当たり的な行動から、ある道筋を立てての行動に変わり、成功への導きがある原理原則的に確立されてきたように思う。

  ブログの効果。

別の世界を体験することによる、私自身のメリットなのだろう。




| | コメント (9) | トラックバック (0)

2015年6月15日 (月)

システム開発

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、システム関連会社の方が店舗を訪問された。

  販売データを開発されている方達。

方達というのは、以前訪問された時は一人だったが、今回は実際にそのシステムを開発していこうとする方も含めて二名で来店されたからだ。

今、新たなシステムを開発中だという。

  どんなシステムなのか?。

スマホを利用したシステムらしい。
そのシステムの内容に関して、現場の店長としての反応を見たかったらしい(笑)。

そして、そのシステムに関しての話を聞いていくうちに、これなら現場でゆっくりと腰を下ろさずとも、スマホでいろいろな情報を得、いろいろな情報を発信しやすくなるなと感じた。

店長として毎週一回、日報や週報と称して、一週間単位で日別の出来事を記載し最後に今週の取り組みや一週間の反省をまとめて記載して提出するのだが、一日の終わりにいざまとめようとしても思い出せないことが多い。

  “あっ、これ日報に記載しよう”

そう思っていても、いざ腰を下ろすと忘れていることが多い。

  その瞬間に写真に残して送付しておく。

この作業でその場の課題を週報に残せればこれほどタイムリーなことはない。

  写真。

百聞は一見に如かず、とはよく言ってものだ。
どんなに詳細に文章にしたところで、一枚の写真という事実には敵わない。
今のデジカメで撮った写真は時間情報や場所情報が記載される。

  欠品の写真を残しておけば後々貴重な情報となろう。

その時、そのスマホの使い方として私なりに思ったのは、店長として日報代わりに使用できたら、タイムリーな詳細な日々の課題を本部と共有できるだろうという発想だ。

  売場での問題がストレートに本部と情報共有できない。

それが、今思う一番の不満である。

  現場で起きている事実をそのまま写真に残して日報とする。

それにより、リアルタイムで他店舗の情報や売場作り、更には問題の情報共有が即座に測れるメリットが多い。

  “こんなツールが手元にあったならなぁ〜”

そんな風に思える、スマホの活用システムであった。
どっぷり、腰を下ろしてから日報作りに取り掛かるのではなく、売場で商品を前に現実にリアルタイムで写真に残る日報。

  言葉など少なくていい。

「今12時で、この商品がなくなった。」
そして、写真にその商品の欠品状況が記録されている。

  これで、次回の大いなる反省となる。

痛い写真ではあるが、担当者もバイヤーも店長もその事実から目を背けず、次回にはどうするという具体策が出てくるだろう。

  それを52週継続していくだけで大きな財産になるのではないか。

更に、本部からの伝達事項や販売情報等が逐一スマホにメールされてくれば、店長の迅速な行動も起こってこよう。

  本当にスマホを活用する時代。

特に現場でプレイングマネージャーをしている店長が一番欲しがるツールではないだろうか。




| | コメント (9) | トラックバック (0)

2015年6月14日 (日)

井上陽水の世界

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近良く見る歌謡番組として、フジの「水曜歌謡祭」がある。

  毎週、歌手やテーマを決めてコラボ等が行われる。

二週間ほど前に、この水曜歌謡祭で「井上陽水」をテーマに取り上げられていた。

  井上陽水。

1970年代に吉田拓郎と双璧をなしてフォーク界、ニューミュージック界での活躍はご存知の通り。

  そして「氷の世界」をリリース。

私が一番初めに「氷の世界」を聞いた時のインパクトは相当なものだった。

  “こんな激しい歌は聴いた事がない”

それほどのインパクトを持って我々10代の世代に強烈なインパクトを持って発売された曲である。

  若者の心の叫び。

そんな想いで、若者達は一気に共感したものだ。

  “我々の叫びを代弁してくれた”

私もそう思った。

  多感な時代だった。

このどこからともなく湧き上がる不満を、なんとか表現したい。
その欲求を見事に満たしてくれた一曲である。

  ここまで我々の体内から沸き起こる心境を表現してくれた曲は無い。

そこまで思えるほどの強烈なインパクトを与えてくれた一曲である。
その後、井上陽水のファンになった私は、彼の発表した曲をいろいろ聴き始めた。

  氷の世界。
  断絶。
  人生が二度あれば。
  愛は君。
  傘がない。
  東へ西へ。
  夏祭り。

どれも、我々10代中盤から後半にかけて、多感な時代を過ごし大人になりきれ無い世代の心の葛藤を見事に表現してくれる曲であった。

  しかし、それ以上にこれらの詩がヒットした理由があった。

彼のアクの強い歌声が最大の理由だ。

  井上陽水の独特の世界観。

それは、その強烈な若者を代弁した率直な詩と同時に、彼の強烈な個性の塊の歌唱力抜群の歌声である。

  井上陽水の世界は彼以外には表現出来ない。

先日の水曜歌謡祭で、井上陽水のカバーをする現代の歌手達の歌声を聴いていてそう思った。

  この曲は、井上陽水でしか表現できない世界だな。

やっぱり、そう思ってしまう。

  井上陽水。
  山口百恵。
  美空ひばり。

等々の歌手が歌った曲をいろいろな歌手がカバーしているようだ。

  しかし、これらの歌手の曲はやっぱり彼らの為の曲なのである。

日本有数の歌手達のカバー曲。

  カバーできる曲や歌手と出来ない曲、歌手がある。

上記3人の曲は、どうしても彼らに歌ってもらわなければ感じない何かがある。

  その何かとはなんだろう。

その存在感が、その歌手達を偉大な存在として未だに代替の利かない存在として特別視されている所以なのではないか。

  代替の利かない歌手が活躍した時代。

自分の心の中に誰もが持っているのではないだろうか?。






| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月13日 (土)

店長への不安

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のてっちゃん会の自己紹介。

  今回は新規に参加された方のみの自己紹介となった。

そこで、あるメンバーの方が、今回の人事異動で初めて店長職への異動となったとい自己紹介があった。

  どんな心境なのだろうか?。

このブログに最近書き込んでいただいている「パセリ」さんも店長職としての不安等をコメントされていたので、店長という職位に対する考えを聞きたかったのだ。

  「今回の人事異動に対して、自分なりにどう考えていますか?。」

率直に聞いてみた。

  「自分は衣料品の担当からバイヤーというキャリアでした。」
  「だから食品中心スーパーの店長に対して不安があります。」

もっともな話だ。

  「一番の不安は、どういう切り口で食品部門に関わればいいのか。」

今までは、衣料品を担当し、衣料品のバイヤーを経験し、本部スタッフとして活躍してきた彼だが、食品中心のスーパーマーケットの店長という職位に今回初めて辞令を受け、赴任する。

  おれも、てっちゃん会の他企業のメンバーの店舗に近いお店。

これもまたこの会の面白いところだ(笑)。

これが、この会のメンバーでなければそれこそお互いにガチガチで対面するのだろうが、仕事を一歩離れたこのばでは共にスーパーマーケットという枠の営業の仲間である。

  店長という情報を共有してのお互いの店舗運営。

そんなスタンスで溶けこめる仲でもある。
ただ、彼は今回が初めての参加。
この会の内情もスタンスもわからず、私と店長について話す事となった。

しかし、昨日記したように、この会に参加される方は自らの意志で高い志を持って参加下さっている方々ばかり。

  その話に周囲の店長仲間も耳を傾ける。

そして、皆からの適切なアドバイス。
その人その人なりの、店長としての取り組みやスタンスをもっていはいるだろう。

  しかし新規に店長になったときほど、この事が見えてこない。

私も、一番初めに店長となった店舗の事は、よく覚えている。
しかし、一番思い出したくない思い出でいっぱいでもある(笑)。

  それほど店長として最初の店舗は失敗の連続。

その反省を元に、二店舗目で失敗を大いに克服して徐々に自分のスタンスが見えてくるのだろう。

  新任店長の初店舗は少し短いぐらいが良い。

どうせ、概ね失敗の経験を山ほど積むわけだからだ。
そこで、失敗の烙印を従業員や部下から徹底して押されるのなら、それは短い方が本人のためにもなろう。

  逆に、二店舗目から大いに3年程度の長距離で運営させるべきだろう。

そして彼が一番不安視していた部分。

  衣料出身の僕で店長職が務まるのか?。

私に言わせれば、部門に配属されるという事は、とりあえず仮の姿を身につけること。

  鮮魚だろうが青果だろうが衣料だろうが。

どの道を歩んでも「商売」の原理原則は同じ。
だから、衣料品で学んだ四季の取り組みや旬の走り、盛り、名残の循環は食品でも同じ。

  特に青果や鮮魚ではそこを強調しなければならない。

そこに得意の衣料品の年間スケジュールとしての52週の取り組みを当てはめる事ができるのだ。

  いままでの経験は全体に無駄にはならない。

むしろ、どの部門でも徹底して商売を追求してほしいものだ。
一つの部門の奥の深さが、他の部門でも同様に存在するからだ。
だから、一つの部門で奥深く掘り下げられなかった人間は、他の部門も掘り下げられない。

  それが商売の原理原則。

それを駆使しながら、店長職に取り組んでほしいものだ。



| | コメント (22) | トラックバック (0)

2015年6月12日 (金)

「てっちゃん会」第八幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の10日。

  てっちゃん会の第8幕が開催された。

計30名を越すほどの参加。
幹事さんも私も、6月の開催でトレードショーも無い事から20名前後の参加者かと思いきや、見事に裏切られ(笑)30名を越す参加者となった。

  本当にありがたい事です。

それに先立って、てっちゃん会の有志が集まり前回同様に話題のつくばのスーパーのMRも実施した。

その後、南流山のお店、そして偶然にも当日オープンした御徒町のスーパーも速攻でMR。

  午後6時になんとか間に合って、予定通りスタート。

毎回恒例は、一人一人に自己紹介から始まるが、今回は第8幕でもありお互いの認識も十分に進んでいる事から、幹事様の挨拶、乾杯の音頭、そして私の挨拶と続いた。

  多少時間もあり、ちょっと長めに挨拶をさせていただきました。

てっちゃん会という集まりの強み。
別に、組織として競合が存在するわけでもなく営利組織として運営していくわけでは無いが(笑)、つくばへの行きすがら、この会の強みってなんなんだろうかと考えながら本を読みながら列車に乗っていた。

  そして見えてきた事。

この会に、自分が属する組織からエールを受けて送り出されてきたメンバーの方はあまりいないだろうと思う。

  「休みをとって何かするのか?。」

上司に問われて、

  「いやぁ〜、ちょっと(笑)。」

苦笑いしながら曖昧に答えつつ、この日を迎えた方がほとんどであろう。
それだけ、自ら属する組織の意向とは逆に、自分自身の意志を持って、高い志を持って参加された方がほとんどだろう。

  それこそが、この会の本質であり強みでもある。

その、個人個人の志の強さ。
組織に頼らず、自分の意志で志のある方たちとの語らい。

  自らそう呼ぶ事自体、大いに錯覚なのかもしれないが(笑)。

ただ、この会に集まってくる方たちとお話しをさせていただくと、自分の仕事に対する真摯な態度が伝わってくるのである。

  店長になっての不安。
  本部長としての不安。
  部門担当としての不満。

それらを、企業の壁を越えてお互いにエールを送り合う。

  前回の第7幕は呉越同舟の船の旅だった。

まさに、所属企業は違えど同じ船に乗り込む呉越同舟。
それがこの会の特徴であり、強みであろう。

  今回はスペシャルゲストとして水元先生も参加された。

更に、スーパーマーケットの販売面での深い話をメンバーの方達と語らっていただきました。

どちらかというと、お酒好きのオヤジの集まりというスタートから、徐々に学びの場として機能していく事が、個人個人のメンバーの強みを活かしていく事にもなるのだろう。

  次回は第九幕。

今回の会で次回幹事が決まり、次回11月開催の確認をして閉会となった。

続きを読む "「てっちゃん会」第八幕顛末記"

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月11日 (木)

役割をかぶらない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしております「てっちゃん」です。


役割。

  職位毎の役割とは?。

店舗内では、店長の役割、チーフの役割、担当者の役割、パートさん達の役割、アルバイトの役割。

本部では、社長の役割、副社長の役割、本部長の役割、バイヤーの役割等々。

それぞれが、明確な区切りや領域は示されていないが、なんとなくこの辺がこの人の役割の領域かというイメージはつく。

  そして、店長の役割。

頭ではわかっていても、日常からその役割に徹している店長は少ないのではないか。

  私も、ふと我に帰るとその役割が頭から離れる事が多い。

本来ならば、商品も持たず売場も持たない訳だから、店舗内で一番お客様の視点で冷静に売場を見れる立場にあると思う。

それが、売場が間に合っていないから、どっぷり品出しに浸かってしまう。
それならまだいいが、1日の大半を品出しに費やし、額に汗して充実感を味わう事を日常としている方もいるのではないだろうか。

  店長の役割。

瞬間的に人員に急遽欠員が発生して、店長が入り込む場面はあるだろうが、日常から店長の役割を他の担当者とかぶってこなしていては、絶対にいい店にはならないだろう。

  昨日は、多重人格を記した。

多重人格を有した店長。
その中でも、お客様としての人格を店舗内でどう演出するか。
あくまでも、お客様の目線で自店の売場を眺めて、もっとこうすればお客様が満足されるのではという視点は、店舗内で店長だけの役割であろう。

その役割は他の誰にも取って代わる事のできない重要な役割となる。
それを、他の従業員でもやれる仕事にどっぷり浸かってしまっていては、もはや店長とは呼べない存在ではないのだろうか。

そういう意味で、店舗内の従業員、店長、副店長、部門責任者、部門担当者、パートアルバイト、それぞれの役割をお互いにダブらないでこなしていくというスタンスは重要であろう。
ただ、それを決めつけてしまうと、もっとお客様の目線で見れる要素の高いパートさん達の声を殺してしまいかけないから、パートはパートの役割だけをやるという事ではない。

ただ、店長として、店内の問題を自ら発見して自ら解決していくスタンスは店長の本来の仕事ととして一番適任者である事は間違いない。

  しかし分かっちゃいるが出来ていない。

逆に、その部分に慣れていないから、持て余してしまう事も多い。

  課題が見えるが手の打ちようが無い。

何度言っても動いてくれない本部。
そんな言い訳が頭をもたげてくると、本来の仕事を放棄し始める兆候である。

他の従業員と役割をかぶらないで、その役割をキッチリこなす。
その姿は、部下には必ず伝わるはずである。

  そこから発生した信頼関係は崩れないだろう。

普段、売場でフラフラしているように思える存在かもしれないが、それは店長にしかできない役割を遂行し、確実に問題を解決して自分たちができない役割をこなしてくれているという信頼と安心。

それがあるから、部下は部下で自分たちの役割をしっかりこなしていこうとする意欲にもつながるのだろう。

  店長としての役割。

他の従業員とかぶらないで店長だけが遂行できる役割。

  もう一度見直してみたいものである。





| | コメント (12) | トラックバック (0)

2015年6月10日 (水)

多重人格

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃんのおすすめ本でも何冊化推薦している「田坂広志」さん。

  新たな新刊を出されました。

「人は誰もが『多重人格』」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334038565/tetu0358-22

田坂広志さんの著書では、何と言っても「なぜ我々はマネジメントの道を歩むのか」が忘れられない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569692311/tetu0358-22

その本を読んだ感想もこのブログで記事にもした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-2bdd.html

  そして、今回は多重人格。

精神の病のことではない(笑)。

  誰もが持っている「複数の人格」のことである。

一人の人間が有する人格は、ひとつではない。
いろいろな面を持っているのである。

  それを抑圧するから多彩な才能が発揮されないのである。

その抑圧とは、いろいろな人格を無意識の中で否定してしまうこと。

  “俺は店長としてこうあるべきである”

この意識が強すぎると、本来有している多彩な人格を抑圧し、その人格から発揮される意識や行動も抑圧してしまい、結果として成長の伸びしろを失ってしまうデメリットを強めてしまうこととなる。

この本に出会って初めて意識が変わった。

  店長として、こうあるべきだ。
  チーフとして、こうあるべきだ。
  男として、こうあるべきだ。

等々の、あるべき論が自分を支配していたのは確か。
そして、そのあるべき姿から逸脱することを許さない。
特に、店長になりたての頃は、そのような意識が強かった。

  なぜか?。

店長としてのスタンス(立ち位置)がわからなかったから。
部下として、何人もの店長を見てきたつもりではあったが、いざ自分が店長になってみると、部下時代の苦い思い出をすっかり忘れて、今現在放り投げられた状況に必死にもがこうとする自分しかそこには見えなくなってしまう。

これは、どんな店長でも経験があるだろう。

  いま、自分は何者なんだろう。

そんな自問自答だ。
そして、この本は、明確にその回答をしてくれた。
それは、私にとっての受け取り方であって、読まれ方全てがそう思っていないかもしれない。

それはそれでいいのであろう。
それがこの本の意図するところであるだろうからだ。

  状況に合わせて、いろいろな人格を登場させればいい。

店舗が暗い時には道化師になり、数値的に危機的状況であれば科学者として状況を分析し、リーダーとして人の心を一つにまとめ、熱血漢として率先垂範し、父親として結果にこだわり、母親として相手をねぎらう。

  いろいろな人格を磨きながら状況に合わせて登場させる。

時には、部下の前で涙を見せることも大切だ。
そこで、組織は必ず一つになれるからだ。

  それが許される。

この本を読んで、そんな安心感を得たのである。

  リーダーになられた方に読んでほしい本である。






| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月 9日 (火)

コンパクトシティ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、カンブリア宮殿で「コンパクトシティ」を取り上げていた。

  夕張市の取り組み。

東京都の職員の方が、派遣された夕張市。
そこでの地域住民の方達とのふれあいがきっかけで、夕張市の市長となった若干30歳の市長を取り上げた番組だった。

  そこでの彼の取り組みがコンパクトシティ。

小さい町。

町や市のインフラは、かっての人口に比例した規模で建設された。
しかし、人口減少により、今ではその町や市にかっての人口は存在しない。
にもかかわらず、下水道施設等は同規模で稼働させなければならない。

  結果として莫大な維持費を捻出しなければならない。

同市長は、人口をある一定の地域に集中して集めようと図る。
そうすれば、ある地域は人口をゼロにして設備の維持を放棄することができ、ある地域には人口が増加して、かっての設備を有効に稼働することができる。

そのような取り組みを地域の住民の方とのやりとりを重ねながら現実のものとして成功させてきているという取り組み報道。

  人口減という大きな課題。

それは単に、消費低迷という表面上のストーリーだけでなく、町や市のインフラ事業への在り方をも根本的に見直さなければならない状況を迎えようとしているのだ。

それは、いずれ我々小売業にも及んで来るのだろう。
いや、及んでいる地域もすでにあるだろう。

  地域の過疎化に伴う弊害。

店舗が維持できない。
店舗を縮小しなければならない。

大型店舗が出店する大きな話題とは裏腹に、より多くの店舗は人口減へ向けてコンパクト化していかざるを得ない現実の問題。

  一つは、地域一番店として存在し続ける戦略。
  二つは、特定のお客様を対象としたニッチ戦略。
  三つは、減少した人口に対応したコンパクト戦略。
  四つは、現実を受け入れてこの際撤退する戦略。

どの戦略を採るのかの選択。

  夢と希望を失わずに一か二を選択する戦略が理想だろう。

それが企業を明日へと向かわせることができる。

  しかし現実に三か四の選択も存在してくるハズだ。

閉店を余儀なくされて、不幸にもその店舗で閉店処理をされた経験のある店長もいるだろう。

  そして現実として多いのは三のコンパクト戦略。

特段、コンパクト戦略と称して対応している場合は少ないが、コストをかけずに既存店を運営しようとする戦略店舗が既存店の大方を占めているのも事実である。

  いかにコンパクト化を図るかを見える化していく時代。

人員採用を抑えられ、ロス対策をメインに利益確保を使命され、店舗損益優先に数値予算を組まれているのが実態だろうが、明確にコンパクト化を見える化した戦略を採ることで現場の共有化と意識化が生まれ、より競争力のあるコンパクト化が図れるのである。

  ややもすると何もしてくれない本部という不満がたまる現場。

それを、コンパクト化という意識化に結びつけることによって、現場の人間たちが一致団結して部門意識を取り壊し、店舗としてのチームワーク作りに向かうにも、現場の共有化は絶対に必要であろう。





| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月 8日 (月)

繋げる能力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


商品の流通に関しての店舗での役割。

  最終段階で直接お客様に商品を販売する役割。

そう位置付けることができる。
我々の仕事は、上記の通りに、最終的に直接お客様に店舗で販売するのが役割であり、我々の生業(なりわい)である。

  しかし流通業という大きな枠で捉えることもできる。

我々小売業も流通業であり、問屋や仲卸、荷受、そして物流も流通業である。
メーカーや農家、漁師達が生産、栽培した商品を、流通業がお客様の手元に運んでいく。

  そして最終的にお客様に販売する我々も流通業。

そう考えると、流通業の中で我々の役割とは、意図を持って生産栽培された商品を、その意図を断ち切ることなく繋げたままで、お客様に最終的にお渡しするのが主たる役割とも言える。

  生産者の商品価値をそのままお客様に繋げて完結する仕事。

これが、小売業の本業とも言えるのではないか。

そう考えると、その小売業の総支配人である店長の本業とは?。

  商品本来の価値をお客様に断ち切らずにそのまま届けること。

商品本来が有する商品価値。
その価値を知り、価値を伝え、価値を提供するのが、我々小売業の仕事であり、販売者が意図を持って、そのタイミングに商品価値を提供し続けて52週を繰り返す。

  そう考えた時の店長の本来の仕事とは?。

商品本来が有する価値がお客様に伝わっているのか、という最終チェックとその一歩手前での価値訴求の提案なのかもしれない。

  そう考えると、まだまだ価値を伝えきっていない現実に出くわす。

もっともっと突っ込んだ商品知識を有して、売り込む商品の商品価値を体験しなければならないのだろう。

店長業務も多岐にわたる。
しかし、流通業としての店舗の最大の役割である、「商品価値をお客様に繋げる」という目的に関しては、やはり販売面での店長の最大の使命ではないのだろうか。

店舗内での人材の採用と育成、さらには基本的なマネジメントであり店舗施設の管理運営面での役割もあろうし、地域のお客様の把握や競合店対策等、山ほどの領域をマネジメントしていかなければならない。

  それと同時に、上記役割が入り込んでくる。

しかし、最終の流通業としての店舗の最高責任者としての、販売面での使命は、何と言っても「商品価値のお客様への繋ぎ役」。

この繋ぎ役を忠実に施行するかしないかでは、お客様にとっての利便性は全く異なってくるであろう。

何れにしても、流通としての店舗の役割と店長としての使命を考慮すると、そこでの店長としての差別化が最大の使命であること言えるのではないか。






| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月 7日 (日)

2015総選挙から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


AKB選抜総選挙が終わった。

  終わってみれば、「やっぱり指原か」。

地元の強みを思いっきり発揮しての19万票。

  圧倒的な強さでの勝利。

恐れ入りました、というところか。

  推しメンのまゆゆが3位。
  もしやのゆきりんが2位。

この段階で、一気に力が抜けていくのがわかるほどの開放感。

まゆゆが3位コールで登場した時に、思いっきり開放感のある笑顔で登場したのが印象的だった。

  連覇宣言をしていたまゆゆ。

しかし、その裏側ではプレッシャーとの戦い。
その開放感からの笑顔とそのスピーチは、従来のまゆゆとは一線を画しての変化があった。

  一皮も二皮も向けたまゆゆの存在感。

従来は、AKBへの献身という一途な面ばかりを強調していたが、今年はスピーチに内容に、余裕が感じられた。

  大人としての一人の女性を感じさせる存在。

そんな二面性を有したような佇まいである。

  そんな生き生きとした女性の香りが備わってきた。

そして、ゆきりんこと柏木由紀。

こちらも、呼ばれなければセンターという相当な緊張感から開放されたゆきりんの笑顔は全ての人を癒してくれる。

  よくぞ2位まで上り詰めたものだ。

共に、第3期生としてAKBのチームBを引っ張ってきたまゆゆとゆきりん。

  大人として成長した二人の貫禄にアッパレである。

そして、サッシーこと指原梨乃。

  やっぱり地元の利は強かった。

柏木との差が約3万票。

  圧倒的な勝利である。

これでは、負けたゆきりんやまゆゆが吹っ切れるのもわかる。

それだけ、地元九州博多の強みを活かしたのと、指原の地元での信頼の証であろう。

  九州出身の「てっちゃん会」メンバーも大喜びのことであろう(笑)。

そして、その指原が率いるHKTも躍進している。

  更に4位は総監督こと高橋みなみ。

最後に、小嶋陽菜等の票も獲得しての有終の美と言ったところであろうか。

  この一票には、kazuさんの票も混じっていることだろう(笑)。

終わってみれば、意外にベテラン勢も健闘してくれた。
特に、新潟の女になる宣言した北原里英の選抜入りは嬉しい限りである。

  新潟でひと花もふた花咲かせて欲しいものだ。




| | コメント (12) | トラックバック (0)

2015年6月 6日 (土)

後輩への挑発

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は、日々の中で売場を作り営業している。

  日々同じ売場は二度と作れない。

部門毎に見れば、今日と同じ売場を明日も作れることはあるだろう。
特に、グロサリーは発注すれば同じ商品が入荷するから、同じ陳列をすることにより昨日と同じ売場を作ることは可能である。

  しかし店舗全体でみるとそれは不可能なことだ。

特に、青果鮮魚に関してはほとんど無理だろう。

  相場により売り込む商品が異なるから。

更に、平日と週末での売場作りは大きく変化する。
そして、日々季節は変化し旬も異なっていく。

  日々変化していく中で同じ売場を作ることの難しさ。

だから、今日の売場は今日の中で勝負して明日を迎える。

  その繰り返しがスーパーマーケットの売場である。

だから私は、日々の売場で「これぞ」という売場は積極的に写真を撮って残すことにしている。

  二度と同じ売場を見ることは無いから。

二度と見ることが出来ない売場であるならば、それは記録としてしっかり残してやるべきであろう。

  それが店舗を預かる店長の責務であるとも思っている。

そして、売場を写真として残す理由。

  後輩への挑発である。

我々は、遅かれ早かれ、いずれこの現場から引退していく。
しかし、同じ店舗の同じ売場は世代を超えて脈々と受け継がれていく。

  この売場を受け継ぐ後輩への挑戦状。

それが、今日のこの売場である。
それを記録に残して、後輩への挑戦状として送りつける。

  “後輩よ、この売場を超えてみよ”

その繰り返しが、企業のレベルを年々引き上げ、後を引き継ぐ後輩達の売場作りの意識を高めていくのである。

売場の担当者は、店長のそんな意図を汲み取ってくれるものだ。

  我々の売場を最高のものとして記録に残したい。

そんな信頼関係が出来てくると、写真を撮って記録に残そうとする店長と、最高の売場で記憶に残そうとする担当者の競争関係が出来上がり、黙っていてもいい売場が出来上がっていくものだ。

  そんな相乗効果も大いに期待できるようになる。

後輩への挑戦状。

  その為に現場がひとつになれる。

それは、競合店という敵と戦う以上に、高いプライドを有し、今このチームで最高のものを作り上げようとするチームワークを生むことになる。

  そんな意欲を持って日々の仕事をしていきたいものである。







  

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月 5日 (金)

幹部教育

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


幹部教育。

  ベストな幹部教育とは?。

とくに、このスーパーマーケット業界における幹部教育とは?。

  商売というベースと組織というベース。

その両立を計りながら、将来のチーフや店長職を全うしていただく従業員の教育とはどのように進めていけばいいのだろうか。

  私の持論は「現場で叩き上げられていくもの」。

しかし、それが本当に理想の幹部教育とは言いがたいものがあろう。

  それじゃ、本人の資質に任せるのか?。

そいういう理屈になってしまう。
本人の資質は重要だが、それほどの資質を持ち合わせた人材が豊富に存在する業界など無いだろう。

  ある程度の人材をある一定のレベルに確実に育てる教育方法。

そこに現場での経験と連動されて、現場に強く、将来的に企業理念を備えた幹部候補生として、企業で共有されたマネジメント手法を用いて組織をマネジメントできる人材の教育法が理想の姿なのであろう。

しかし、私も今までいろいろな教育を見てきた。

  そして、想うことは。

数値管理=マネジメント の構図で幹部教育を初めからスタートすると必ず失敗する。

  なぜか?。

数値という怪物は、いろいろな要素から成り立っているものである。
その要素一つ一つが、現場に隠されている。
それを、つぶさに一つ一つ自分の目で確認して潰していくという手法。

更に、その数値という魔物は、原理原則という現場での確実な運営に基礎を置き、商売感という個人の能力と組織力の掛け算の力によって左右されるという仕組みを理解することによって初めて達成させることのできるものだからである。

その仕組みを理解するまでには、相当の年月を要する。
そして、その仕組みを組織力に立脚してマネジメントしていくことを論理付けなければならない。

私も若い頃は、マネジメントの本を読み漁ったりもした。
それはそれで、いろいろなマネジメント手法を学び、現場で実践もできたわけだから、有意義ではあった。

  しかし最終的にはそれは基本である。

だから、応用はまったく効かない。
それは、マネジメント本に書かれたと同様の組織や状況などほとんどないから。
だから、それはその場に応じて自分が学んだ手法を自らの経験に置き換えて対応して、更にその状況の下での手法を学んでいくしか方法は無い。

  その繰り返しで人間は幅を得ていくのであろう。

マネジメントを学んだら、現場で活用して自分の体で身につけていく。
この繰り返しが、更に個人の能力を高めていくのだろうと思う。

  マネジメント手法は使ってナンボ。

実際に自分が身を置く組織で使ってみて身につく技術である。
そして、そこには必ず人間が存在して人間を通して組織を運営していくものだ。

まだまだ、今日の記事には自分なりに整理できていないのであろう。

  内容に統一性が無いことをお詫びいたします(笑)。








| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月 4日 (木)

一年の我慢

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある競合店の店長と話す機会があった。

  「いやぁ〜、帰りたいですよ。」

しみじみと語った。

  単身赴任の彼が言った。

近隣に競合店が出店し、彼のお店が影響を受けている。
そして、上層部から叱咤激励が飛ぶ。

  「数値をなんとかしろ!。」

彼が言うには、競合が出店する以前よりもしっかりした売場維持と鮮度管理をしているという。

  しかし、数値が付いてこない。

よくある話ではある。

  こんな時の店長職は本当にブルーである。

いろんなことが、店長に集中砲火されてくる(笑)。
店長は従来にも増して、いろいろな対策を実施するが、ほとんどは空振りに終わり数値効果が見えてこない。

  「何をなっているんだ!」

そんな努力を本部スタッフは知らずに叱咤する。
店長は益々、ブルーに落ち込む。

  “俺の手腕が足りないのか?”

しかし、私から言わせれば、数値が行かない時は行かないものだ。
何をやっても、当面の数値は大きくは改善しない。

  数値とは、そういうものだ。

決して後ろ向きの話をしているつもりは無い。
企業の幹部の方が見たら、激怒するかもしれない。

  しかし、こんなことで店長だけが悩んではいけない。

この期間は、いろんなことをやりながら、店舗内で売場とお客様の葛藤が発生しているからだ。
いろいろな対策は、即数値に反映されるわけでは無い。

  特に特売以外の対策はタイムラグが発生する。

品揃えを変えた、鮮度を良くした、接客を良くした、店舗レイアウトを変えた等々の対策を講じても、それがお客様に知れ売上に反映されるのには数ヶ月のタイムラグが発生する。

  その葛藤の時間がこの時期だからである。

だから、いろいろな対策が数値に反映されるのは3ヶ月以降からだろう。
その期間に、実にいろいろな叱咤を受けるのだが、それに対していかに賢く防御するか。

  賢い店長はその防護の仕方も賢い。

いわゆる、「やっているフリ」を上手く振舞うこと。
時には悩み、時にはハツラツと、時には激怒しながら、やっているフリをどう演出するか。

そして、もっと大切なのは、そんなこんなで過ぎ去る一年のあっという間の早いこと。

  一年経てば、数値は黙っていても回復してくる。

さらに、悩みもがきながら実施してきた対策の効果がメキメキと現れてくるのだ。

  対策効果は一年経過後に思いっきり現れてくるものだ。

そこまで、どう店舗内の実力を育みながら持ちこたえるか。
ぜひ、前出の店長にも実行してほしいことである。






| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月 3日 (水)

面接〜私の流儀

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、コンサルとの食事会で出た話題を一つ。

  採用面接に関して。

正社員の入社時の面接は本部の人事で担当しているが、店舗のパートさんの採用は基本的には店舗の店長や副店長が担当する事となる。

  よって店長毎の面接の流儀が明確に出る。

まず、店長自身が採用をどう考え、そのための面接をどう考えるかという認識が明確に出るのが、面接であろう。

現在の欠員状況を踏まえて、採用活動を行い、結果として応募のあった方と面接の日程を決めて面接を実施する。

  その過程の中で、店長個人のスタイルが明確に出る。

それは、店長が他の店長のスタイルを見る機会は無い。
副店長時代に自分の店長のスタイルを見て学んでいく。

  良い部分悪い部分を見て学んでいく。

それは何も面接の場面だけでは無いだろう。

  すべての店舗運営の機会を学んでいくのであろう。

特に採用というどこにも属し無い店長固有の役割に関しては、その個人のパーソナリティーが大きく発揮されるのだろう。

その面接に関して、4人で話をしていた時に、ふと私の面接スタイルについての話に及んだ。

  どうも私の面接も特異な部類らしい。

何が特異なのか?。

  面接から採用までが極端に短いということ。

彼らの話によると、私が面接をして翌日から働かせたとか、極端には数時間後に白衣を着て働いていたとか(笑)。

彼らの話によると、通常は面接をして、翌日以降に採用不採用の電話を掛けて、更に後日に採用の手続きをしてから採用日に勤務するというパターンらしい。

  私の場合は多少異なる部分がある。

それは、面接当日に採用不採用を決め、採用の場合はその場で契約書を作り、その他の手続き書類と一緒に渡して、入社当日に持って来ていただく方式だ。

  面接当日に契約を交わす。

それで本当に、その人の人間性がわかるのか?。
そう思われる方も多いだろう。

  私から言わせれば、どの程度の時間を費やせばわかるのか?。

と問いたい。

私の場合は、サービスカウンターで応募者と会い、そこから面接場へ向かうわずか数分の時間で基本的な面接は終了しているのだ。

  その数分で基本的な面接を完了させる。

面と向かっての面接は、相手の経歴や家族状況、そして就業時間等の具体的な話題へ移行していく。

  “この人はこの業界に向いているかどうか”

その視点で見た時に、概ね問題なければ、採用へと繫げる。
実際に、採用後に力を発揮してくれるかどうかは、実際に仕事に就いてからでなければ分からない場合がほとんどだからだ。

それよりも、頑張ってくれそうな方が面接に来て、考えを変える前に契約書を交わして採用を確実なものにした方が間違いなく採用につなげられるという経験からである。

更に、人材が困窮している場合はさっきの話の翌日からとか当日から働いていたという場面もあったかもしれない(笑)。

面接で、じっくり相手の人間性を見る。
それは当然としても、どの程度の理解ができるのかといえば、それはなんともいえない。

  じっくり考えて採用してもすぐ辞めたり期待はずれだったり。
  逆にちょっと不安でも採用後に前向きに仕事をしてくれたり。

千差万別であるからだ。
だから、私は、採用後の本人の能力開発のほうが重要だと思っている。
そうやって、実際の仕事を通して慣れていってもらいながら、その人の人間性や適性を見ていく。

それが最良の方法とは思わないがその手法だから採用数は比較的多いのではないかと思われる。

いくら教育を唱えても、教育する人材がいなければ論外なのである。



| | コメント (10) | トラックバック (0)

2015年6月 2日 (火)

向き不向きより前向き

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「魔法の言葉」を記した。

  今日は、別の「魔法の言葉」。

Facebook仲間の「コトPOP」の山口先生(http://www.pop-school.com/)が記した言葉があった。

  「向き不向きより、前向き」

これは、朝倉千恵子さんの「すごい仕事力」に記されている言葉らしい。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2581%2599%25E3%2581%2594%25E3%2581%2584%25E
4%25BB%2595%25E4%25BA%258B%25E5%258A%259B-%25E6%259C%
259D%25E5%2580%2589-%25E5%258D%2583%25E6%2581%25B5%25
E5%25AD%2590%2Fdp%2F4884748107&ei=Fw5lVbXeDIX5mAXs4oD4BA&usg=AFQjCNF7DQKSG81LhQIB_sUb-JJEpPBHIw&sig2=7-EwhR4I68EyvpoQZT0zpQ&bvm=bv.93990622,d.dGY&cad=rja

  「向き不向き」

自分が果たして、この仕事に向いているのか向いていないのか?。

  私も入社当初は大いに悩んだ。

自分が一生を託す仕事であるから、できれば自分に合った仕事を得て、一生の仕事としていきたい。

  人はだれでもそう願うものである。

その方が、もともと自分に合った仕事であるから、苦労も少なくやりたい分野で仕事が出来、その事で悩む機会も少ないだろう、という思いからだろう。

その結果、大きな間口に立ち、自分に合った仕事をとっかえひっかえ変えていき、いつまでも見つからないまま自分探しの旅を続けるのである。

  一つの道で壁を乗り越えていく事を知らないままに。

しかし、この歳になって私が思うのは、間口が広いほど集中できなくなり、結局隣の芝生が綺麗に見えてしまう事はない。

  要は、決めたらその道を一途に突き進め、という事だ。

熟慮して決めた自分の道ならば、絶対に諦めてはいけない。

  道を絞れば、狭い範囲の世界を見るだけで済むからだ。

小売業、スーパーマーケット業という狭い範囲の道を進むのであれば、少ない経験でより有効な技術を習得する事ができる。

  一年52週の繰り返しを学ぶだけで良い。

お店での仕事も、担当者からチーフ、店長というキャリアアップを重ねていけば、店舗運営を商品面とマネジメント面を学んでいけば良い。

より狭い範囲だから、同様の問題に対して前回の失敗を克服していけば、次回はなんとかなるものだ。

  途中途中でぶつかる壁も同じ類いのものの連続であろう。

そのような苦労と努力を繰り返していくと、少ない努力で多くの技術を得ていき、結局は少ない努力でより近い階段を登っていけるものである。

  原理原則を学んでその範囲を広げていく。

だから、「向き不向き」を自分に問う事ではなく、その道で「前向き」に仕事をしていくことが、人生にとっては素晴らしい未来がまっているのだろ思う。

とはいえ、私だってその経験を積んでこなかったら、言えないことだ。
結果として、今こうしてその経験を積んだからこそ、そのメリットを語れるのである。

  しかし、未経験の方は、大いに参考にできる経験談であろう。

新入社員の方々は、入社して2ヶ月。

  そろそろ、自分の仕事に疑問を持ち始める頃であろう。

今日記した事を、何かの機会に思い出していただければと思うのである。




| | コメント (8) | トラックバック (0)

2015年6月 1日 (月)

魔法の言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、フジのめざましテレビで面白い企画をやっていた。

  「魔法の言葉」

これは、今話題の「ビリギャル」の原作者を取り上げたテーマだった。

  「ビリギャル」。

学年でビリのギャルが、一年で偏差値を40も上げて、慶応大学に現役合格した実話である、らしい。

  その原作者の「魔法の言葉」に迫った。

まず、原作者が取る聞き方のスタイル。

  腕組みをしない。
  リフレーミング。

この二つを絶対に守る、ということから始めるという。

  腕組みしない。

これはなんとなくわかる。
腕組みするということは、相手をシャットアウトすることだという。

  腕組みしない、足組みしない。

これによって、オープンスタンスになるという。
相手は安心して思いを語ることができる環境が整う。

  そして魔法の言葉が「リフレーミング」。

それは、「後ろ向きの言葉を受けて前向きの言葉として返してあげる」という行為。
これが、リフレーミングということらしい。

例えば、やる気にムラがあり、そのムラを解消したいという悩み。

  「それをムラだと勝手に思っているだけなのかもしれない」

先生は、こう返す。
自分は、ムラだと消極的に思っていても、ムラのある日に勉強する時間はそれでも5時間程度は取っている。

  ゼロではない。

それは必要不可欠の充電の時間だと考えればいいのではないか、と問う。

  それによって、相手の心理は大きく傾いていくという。

自分自身に自信を持つようになる。

  “自分はダメ人間ではないんだ”

そう思うことで、勉強に対しての緩急をつける手法を身につけ、自信を持って日々を過ごせるようになったという。

  ネガティブな心理を如何にポジティブに変えられるか。

これが、魔法の言葉を生む原理である。

  モチベーションが下がっているという認識から、
  モチベーションを休憩させているという認識へ。

まず、自分が問題としている視点を変えてやるということだ。

自分の人生で、何度か出会う「魔法の言葉」。

  魔法の言葉を発する立場の私たち。

別にこれも、テクニックではないのだろうが、上記のような話を聞くと、それでもその言葉には原理原則があるような気がしてくる。

魔法の言葉に後ろ向きはない。
  
  常に前向きで人生を見ていくこと。

そこに、人はしっかり前を向き、自分の進む道に自信を持って堂々と進んでいけるのではないだろうか。

  誰でもない、自分の推進者は自分の足であるのだから。




| | コメント (7) | トラックバック (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年7月 »