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2015年5月 4日 (月)

店長としての立ち位置

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長として、いつも心がけていること。

  この問題をどの位置に立って判断するか?。

「どの位置に立ってって、店長の位置でしょう?。」

店長とて、一個人であり、企業人の前に社会人でありいろいろな経験を積んできたリーダーでもある。

そして、企業としても企業の社是があり企業倫理があり、経営理念がある。

  そこをブラすわけにはいかない。

経営理念に立脚しながらも、いろいろな課題に対して、どの位置に立って課題を捉え解決していくかが日々問われているのではないか。

  店長になりたての時は、この立ち位置が見えなかった。

だから、他店の店長の判断や行動ばかり見ていた。

  だから、店内でブレるのである。

いろいろな視点から問題を捉えること
どの視点に立って問題を決断すること

この二つは別物である。
問題には、いろいろな側面が存在する。
片一方や一面だけで判断すると、側面や裏面から反発が来る。
かといって、全ての面の意見を取り入れることは難しい。

  逆にそれはなにも解決できないことと同じだ。

店舗内にはいろいろな立場の人間が存在する。

  社員、パート、アルバイト。
  お客様、従業員、企業。
  自社、他社、政府機関。
  経営者、使用人、中間管理職。

店長にはまさにいろいろな肩書きを背負っている。
よって、その問題一つ一つにも、いろいろな肩書きからの問題解決が要請される。

  昨今、店長職に鬱等を患う方が増加している所以であろう。

真面目な店長ほど、そうなりやすい傾向があるという。

  みんなの意見を解決させたい。

そんな強い思想から、自分の内面を痛めつけてしまうのか。

  大切なのは、課題毎に自分の立ち位置を決めることだ。

自分としては、いろいろな側面を見た結果、結論として、今回はどの位置に立脚して問題を捉え、そのためにどんな判断決断を下して行動する。

  自分なりの結論を見出すことだ。

それは経営方針に立脚し、トップ企業が決断を下した内容を覆すということではない。

  経営理念やトップ判断は絶対である。

その上で、トップ判断を自店でどう進めていくか、取り組んでいくかという具体策についての判断と進め方である。

  そして、その判断基準を明確に表明すること。

どこかの視点に立脚するわけだから、必ず反発する側面もある。
しかし、明確に店長として、経営理念に立脚した中で今回はどういう理由からどの位置に立ったのかを明確に表明すれば、大抵の部下は理解する。

  よくないのは、それを伏せたり曲げたりすることだ。

特に、男性はそのような姿勢に反発し、潔く表面化することに好意を持つ。

  店長という存在、店舗内ではその存在は大きい。

それは、その組織内でのトップでありリーダーであるから、誰もが店長の動向に目を向け注目する。

  今回の件に関してはどう行動するのか?。

皆んなが注目しているのである。
だから、尚更明確に方向性と具体策を示さなければならない。

  それが店長の役割でありリーダーの使命であるから。




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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
企業をある方向性に向かわせるには、どうしても目標となる企業の姿とその姿になることによって我々従業員の生活がどう豊かになっていくのか。
それが理解できないうちはどうしても従来の姿にしがみついてしまう。
明るい未来の企業像と自分の姿が重なって初めて従業員の行動力につながるのではと思っています。

投稿: てっちゃん | 2015年5月 9日 (土) 06時47分

お題目になってしまっている企業理念、店長の通訳によって右にも左にも行ってしまう状況です。(笑)店長もどの位置に立つか困っていると思います。企業としても立ち位置を見直す時かもしれません。

投稿: かわらい | 2015年5月 8日 (金) 22時49分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
いつも思うのは、標準化を強化してチェーン化を拡大してきた企業ほど、標準化に慣れてお店の役割を特化してしまっている。もう一度商売の原点に戻って、店長=店主=店舗経営という構図で自分のお店、自分のお客様を守るという発想を持って仕事をする思考に切り替えていかなければならないのかと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年5月 5日 (火) 06時30分

私も先が見える歳となりそろそろブレない信念を持たねばいけないのですが、会社の方針が良く見えないと更に混乱は大きくなり(笑)。
当社の流れはチェーンストア理論に基づく本部主導管理から現場権限を増やそうとする流れなのですが本部に忠実であった反動として考動力を失った現場。この感覚を戻すのにはかなりの時間と労力が必要ですね。
そして感覚がある程度まともになるまではブレまくる(笑)。
しかしながらお客様に喜ばれ、認められてこそ存在が許される。これは普遍ですね。お客様に喜ばれる店作りは企業理念にも相通じる。企業理念=創業者・トップの思いをやり切ればお客様に認めて頂ける筈。企業理念は時代を超越して成り立つ物であり、理念に基づく会社のあり方は時代によって変化していくのが常なのでしょう。時代の流れを少しでも先読みし、企業理念と合せていく事が店長に求められる力であると思います。

投稿: dadama | 2015年5月 4日 (月) 21時59分

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