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2015年5月28日 (木)

ハンドラップコンテスト2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ハンドラップコンテスト。

  第二回目が開催された。

ハンドラップ。

  あまりにも基本的な作業ではある。

お刺身や牛肉の商品化コンテストではない。
あくまでも、単純な反復作業である青果のハンドラップ。

  キャベツやかぼちゃの半切り等をラッピングする作業。

そのハンドラップ作業のパートさん達のコンテストである。
基本の作業を再度見直すことで、店長含めハンドラップに関心をもってもらい、そのスピードや商品化の技術、そしてそれに付随する諸々の問題を各自が意識化して、更にその意識を周りに広げていければとの想いから始まった第一回目であった。

  それから、半年。

第二回目が5月中旬に開催された。
そして、その単純な作業ではあるが、別の担当者が出場したにも関わらず、そのレベルは格段に向上していたのである。

  スピードと正確性の向上。

この2点に尽きる。
第一回目は、出場者の緊張感からか、ラッピング時の破れが多かった。
今回は、その破れと剥がしとリ・ラッピングがなくなり、時間内での商品化個数が全員格段に向上したのである。

  失敗に事例を克服する浸透力。

ここに、パートさん達のコミュニケーション能力が隠されていると思う。
男性社員はどうしても自分の失敗を他者に伝達するという意識は薄い。
しかし、店舗のパートさん達は失敗も含めて他者のコミュニケーションして、自分の失敗を繰り返させないように、自店の出場者へしっかり伝えているのである。

もっとも、コンテストの主催者である青果バイヤーやトレーナーの伝達力も前回の反省を踏まえた、ポイントを押さえたものに進化してきたのだろうが、前回出場したパートさん達の伝達力の賜物であることは間違いない。

ハンドラップという1日の中でも一番しようする器具の使い方のスピードが増すということは、生産性の向上に大きく役立つものだ。

  基本動作をもう一度見直す。

これからの時代に、とても大切なことだと思う。

  そのことによって、作業スピードを向上させようとする空気ができる。
  更に、その応用としての他の作業への波及効果も高まる。
  組織としてのコミュニケーションのツールとしても有効だ
  そして、出場者達の横のつながりも仲間意識と連帯感を生む。

井の中の蛙となっている各店のパートさん達の働く喜びを喚起するという意味でも有効なコンテストであった。

  そして、このようなコンテストの広がりを望みたい。

鮮魚のパートさん達によるお刺身のコンテスト。
精肉のパートさん達による挽肉の商品化コンテスト。
店長による、グロサリー商品の陳列技術コンテスト。

  等々、数えらればキリがない。

いろいろな意味で、組織の強化につながるのではないかと思われる。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
普段は日陰の存在のパートさん達の技術の祭典。喜びと同時に創意工夫の場にも発展していくのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2015年5月28日 (木) 22時46分

一石何鳥でしょうか?
今の当社にこそ必要な取り組みだと思いました。パートさん達にスポットライトの当たる最高の場ですね!

投稿: かわらい | 2015年5月28日 (木) 22時12分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
一年間だけでもいいですから、店長管理の売場を実施してみると、店長自身の店舗での販売力が激変すると思うのですが如何でしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年5月28日 (木) 21時52分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
商品力を生かすも殺すも人間であり組織であると考えると、商品と販売は車の両輪。お互いに相乗効果を発揮できる組織にしていきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2015年5月28日 (木) 21時49分

店長の陳列技術コンテストには参加したいものでね(笑)。但し他の業務に関しては当社は全てPCに移行し店内作業は陳列に特化されてしまいました。会社としては今後の人材難を想定して技術的スキルによる店舗間格差をなくす為の方針である事は理解出来るのですが各社PC化に進み商品の平準化傾向のなか、何に特化して他社との差別化を図りそれを如何にお客様にはっきりとお伝えしていけるのか?一部門でのメッセージ発信から店舗としてのメッセージ発信、そこから生まれる横串や関連販売・・・3年前にてっちゃんに言われた「店長管理の売場」がいよいよ大切な時期に来たと感じてます・・・今日も話が逸脱し申し訳けありません(笑)。

投稿: dadama | 2015年5月28日 (木) 12時02分

商品力もたいせつですが、
組織強化も通り一辺倒ではなく、
アレコレと知恵を絞って試みることは
大事ですね。目に見えないからこそ
難しいことでもありますが……

投稿: 神出鬼没 | 2015年5月28日 (木) 09時00分

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