表現力という人間の魅力
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人は、たくさんの表情を持っている。
その表情を豊かに表現できる人ほど魅力的だ。
地球上の動物で、豊かな表情を持つのは人間だけだという。
そして、その豊かな表情を持って私たちの祖先は進化してきた。
人間同士が表情で語り合い連携してきた。
言葉を持つ相当以前から、表情で語り合い表情で意思疎通を図り表情で人間社会がまとまってきた。
だから、豊かな表情を持つ人間ほどリーダーと言えた。
豊かな表情を持つ人間ほど、周囲からもわかりやすく、そのわかり安さが安心感と信頼感を生むのだろう。
逆に表情の無い人もいる。
無表情で自分の内面を表そうとせず、その内面が読み取りにくい。
そのメリット、デメリットを考えると、圧倒的にデメリットの方が多い。
それは、その人間を取り巻く周囲との関係においてはなおさらだ。
読めない、わからない、疲れる。
そう周囲から思われ始めたら、相手から近づかなくなっていく。
益々孤立していくのである。
豊かな表情を持つというメリットを享受するためにも、表情豊かな生き方を心掛けなければならない。
特に、我々店長等の組織のリーダーは、そのことを心がける必要がある。
役割とは言え、組織のリーダーとして人を率いなければならない。
リーダーは分かりやすくならねばならない。
それを言葉で表現しようとしても、長くなるだけで無理がある。
言葉と表情で表現すること。
これが一番相手に伝わる表現であり、それが部下にわかり安さを提供し、部下の安心と信頼を得る。
嬉しかったら笑えば良い。
悲しかったら泣けば良い。
辛かったら歯を食いしばれ。
驚いたら目を丸くしろ。
人間が人間らしくというのは、言葉の無い時代に他の動物達から抜きん出て生き延びてきた豊かな表情で会話を交わすということなのだろうと思う。
人間らしく生きる。
それは、豊かな表情で仲間と共に生きていくこと。
そこに、自分一人で孤立することなく、仲間と共に協働で生きていく術があるのだと思う。
それは、言葉やコミュニケーション術が高度に発達した現代でも変わりは無い。
そして、その豊かな表情を得るために、いろいろな体験をしなければならない。
体験や経験こそが豊かな表情を生む原動力となる。
特に、辛い経験が、人の表情を豊かにさせる。
人間は、生まれてくると人が寄ってくる。
そして、赤ちゃんは笑うと周囲も笑う。
小さい頃から笑顔の大切さを得ていくのである。
だから、赤ちゃんには笑顔で接して、赤ちゃんの笑顔を引き出し、それで周囲が喜ぶという経験が絶対に必要なのである。
人間が味わう、その都度その都度の経験。
その経験をしっかり積んで、自分で自分の感情を引き出せる訓練を通して、人は豊かな表情を得ていくのであろう。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
怒が出せて魅力的、ということは、喜も大いに出しているということだと思います。怒だけの人だったら決して魅力的には映らない。創業者とは総じてそのような方が多いですね。
投稿: てっちゃん | 2015年5月 9日 (土) 06時49分
なるほど、当社社長は表現力豊かですね!怒の部分は特に豪快に出るようです。(笑)だから魅力的なんですね。喜怒哀楽を鮮明に出せる方が良いとするなら自分自身も『怒』の部分を出せるようにした方が良いのか⁈苦手分野です。
投稿: かわらい | 2015年5月 8日 (金) 23時09分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
部下が黙ってリーダーに着いていく時代はとっくに終わっているのでしょう。
だから、リーダーの存在とその手腕が大いにものを言う。
表情でも人間的にもわかりやすいリーダーに人はついていく時代なのだと思います
投稿: てっちゃん | 2015年5月 6日 (水) 21時53分
私は表情が豊か過ぎる=単細胞(笑)。男は黙って・・・を学ばねばならないかも(笑)。しかしながら基本スタンスはこちらから心を開いて相手に飛び込んだり・近寄る者拒まずの気持ちがあればおのずと雰囲気は明るくなりポジティブな行動を起こせると信じています。
投稿: dadama | 2015年5月 5日 (火) 23時17分