母の日の似顔絵
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ゴールデンウィーク、そしてその後の母の日。
そして、毎年この時期の思うこと。
“ゴールデンウィークは毎年暑いなぁ〜”
そう、毎年のことであるが、ゴールデンウィーク期間に入るか入らないかの時期から、春の長雨が影を潜め安定した初夏の気候が続くのである。
今年もまさに例年通りの気候が到来した。
しかし、私の店舗は長期連休になるとお客様が減少する地域である。
“今年は失敗すまい”
そう思って臨むゴールデンウィークでもある。
失敗しないように抑えて臨むイベント。
我々にとって、こんなに寂しいことはない。
“思いっきりご馳走売場を展開したい”
“徹底してバーベキューの提案をしてみたい”
“涼味としてのかつをを大陳してみたい”
そんな従来のゴールデンウィークを経験してきたものにとって、ゴールデンウィークは涼味とご馳走、そして焼肉材料を徹底して売り込む時期であるのに、今年は手をくわえて見ているだけ。
多少の売場作りは必須であるが、やり過ぎると必ず後で反動がくる(昨年は思い切り反動が来た)。
そんなわけで、商品動向を見ながらのゴールデンウィーク商戦の始まりである。
とは言っても、最近日曜日の需要が上がってきているので、イベントには最大限の力を注ぎたいとは思っている。
そして、今年初めて実行したこと。
母の日の似顔絵を付近の幼稚園にお願いに回ったこと。
すでにやっている企業はたくさんあるだろう。
今年から店長の近隣への積極的な関わりの一環として始めた行為。
従来から、店舗内では母の日の似顔絵を募集して、専用の画用紙も店内で配布し、母の日前から掲示をしてその後返却と同時にプレゼントをお渡しするという流れ。
外の保育所や幼稚園から大量の似顔絵が届くということも無かった。
しかし、似顔絵が掲示されると、それを見にお客様が来店される。
同時に、母の日のご馳走商材の買い物もしていただける。
そんな構図から多くの企業は店長が外商していたのだろう。
遅ればせながら当社も追いつこうということ。
本来は、新任地に赴任当初から、近隣の幼稚園、小学校等の所在は車で走って回って調査しておくべきことであり、更には運動会時にも訪れて、弁当の中身等をお願いして写真に収め、次年度からの売場の参考にすべきなのだろう。
ようやく今からその一歩を踏み出したということだ。
それにしても、幼稚園の近いこと。
“こんな近くに二つも三つも幼稚園があったとは”
はやり、店舗周辺をしっかり調査しておかなければ、店長としては失格である。
競合店は何度も見に行くのだが(笑)。
競合店も大切だが、もっと大切なのはお客様の暮らし。
そこに正確に焦点を当てて、正しく掌握しておかなければ、競合店に振り回され続けることになる。
競合以上にお客様の暮らし。
もう一度、基本に戻り一番大切な仕事の原点を取り戻そうと思うのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
以前、お店を拝見した時に(2月)に店内に小学校の生徒さんの絵がところ狭しと飾ってあったのを記憶しております。
あんな賑わいも地域の店舗の使命かと思います。
投稿: てっちゃん | 2015年5月 7日 (木) 09時58分
母の似顔絵、当社でも今後は取り組んでいきたいですね。今年の子供の日は一店舗ですが親子コトPOP教室を開催し好評だったようです。日本人みんなが旅行に行くわけではないのでこういった親子参加イベントは地道に取り組んでいきたいですね。
投稿: かわらい | 2015年5月 6日 (水) 22時08分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
似顔絵ではなく感謝状ですか。
それもいいアイデアですね。感謝状ではある程度の年齢にならなければ書けないから小学校入学後の児童が対象でしょうか。
お母さんにとっては嬉しい報告ですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年5月 3日 (日) 21時56分
当店でも母の日感謝状を書いてもらい貼り出しているのですが、お母さん同士がスマホに撮っている姿を良く見かけます。商品提案での差別化、独自化が完璧ならば良いのですが、子供が集まるお店になれば親が同伴し結果客単価に好影響を及ぼしてくれるのではと思います。更には子供と接する事で自然と笑顔も増える。お店を明るい雰囲気にする為も子供の力は多大ですね。
投稿: dadama | 2015年5月 3日 (日) 20時10分