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2015年4月 7日 (火)

販売の妙

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


3月31日(火曜日)。

  サントリー食品から「レモンジーナ」が発売された。

当店でも当然ながら大陳しての販売。
3月31日〜4月1日で約500本ほどが売れた。

  これは、久しぶりに大きな売れ数ではあった。

そして、数日後にサントリー食品からのコメント。

  「安定的な供給が出来ない為」

発売休止となった。

より詳細な理由として、

「今年12月末までの販売計画100万ケースをわずか二日間で125万ケース出荷してしまい、予想を遥かに超える販売量の為、定供給ができないため、生産体制が整うまで出荷を休止する」

というものだ。

  “在庫はいっぱいあるじゃん”

現場の店舗ではそんな感じだった。
おそらく、当初の数量交渉の段階で、バイヤーがこの状況を見越して大量に仕入れ計画を立てたのも一因となっているのだろう。

  が、しかし、である。

幾ら何でも、年間計画の見込み100万ケースに対しての出荷数量が125万ケースだったという見解の、100万ケースという数量の見込みに関してはどうなのだろうか?。

メーカーが販売中止を宣言した段階で、当店での在庫は十分すぎるほど持っており、バイヤー見解も十分に確保したというメッセージであった。

  “これは意図があるかな”

そんな感じでこの販売中止の宣言を聞いた。
それ以前、2012年に発売された「オランジーナ」。

  大ヒット商品である。

このオランジーナの最終年間計画数量は800万ケース。
それに比べれば、レモンジーナの年間目標100万ケースという数値はどうなのだろうか?。

  そして、当時を知るバイヤーや問屋がこぞって仕入れる。

当然、そこまでメーカーは予測するだろう。
あまりにも急激に、各企業が囲い込みをしてしまったというキライはある。

  しかし、発売三日目での発売中止という話題性。

そして、そのメッセージが消費者に方々に届いた翌日から、再び消費に火がついてしまった。

我々販売側から見れば嬉しい悲鳴ではあが、この発売中止宣言も少し露骨だったのではないか。

モノが過剰にある時代に、「希少性」や「限定性」「品切れ」というキーワードを積極的に引用した販売戦略。
そんなお客様心理を引き出して、消費を継続拡大させていく。

  そんな戦略に、まんまとやられたという感想。

見習うべきか、これきりにするべきか。
そして私は、高カロリーな飲料の飲み過ぎで腹周りが少したるんできたような(笑)。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
こればかりは、失敗をどんどん積み重ねてください(笑)。
そして、その屈辱を忘れず次回に生かすこと。
その屈辱が人間を育てていくのでしょうし、私の幾度屈辱を味わった事か(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年4月 8日 (水) 20時02分

最近では珍しい程の大ヒット。いつも通りの発注。皆さんのFBを見て慌てて追加したものの、既に手遅れ、あっという間に完売。(笑)何の恨みつらみを言ったところで惨めなだけです。感覚を磨くしかないですね。(笑)

投稿: かわらい | 2015年4月 8日 (水) 18時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まだまだ小売には在庫があるからでしょうか。
更に突っ込んで言えば、最後まで在庫を保有していた企業と組んだ仕掛けかもしれないということでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2015年4月 8日 (水) 10時14分

今日は簡潔明瞭に。販売休止の商品なのにCMがまだ流れている・・・常識では考えられません。

投稿: dadama | 2015年4月 7日 (火) 22時24分

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