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2015年4月21日 (火)

インターンシップ報告

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある高校からの報告書が届いた。

  インターンシップの企業別報告。

どこの企業にインターンシップとして研修を受けた生徒たちが、その企業でのインターンシップに参加しての感想を綴った冊子である。

  インターンシップ。

高校生や中学生が、社会参加を目的に各企業に体験就業する授業の一環である。
毎年、数校の中学や高校の生徒たちが当店にも参加している。
過去にも、小学校の店舗見学や中学高校生を受け入れてきた経緯もある。

この高校は200人程度の生徒が一斉にインターンシップに参加しているようで、我々の業界であるスーパーマーケットにも多数の生徒が他店舗に研修参加していた。

  一企業に数店舗の参加。

そのインターンシップ報告であるから、どの企業のどの店舗に参加した生徒が、そこでのインターンシップ参加に対してどんな感想をもって帰ってきたのかがわかるのである。

このような報告は、中学や高校でも必ず資料として参加企業に送付してくれるのだが、やっぱり高校生のインターンシップ報告ともなると、何を学び今後にどう活かしていくかが明確に記されていて、こちらも大いに参考になるものだ。

仕事柄、小売業へインターンシップに行った生徒が気になったので、その参加報告を眺めていると見えてくるものがある。

  店長や従業員から教わった内容に言及するかしないか。

店長から、こんな素晴らしいことを学んだ。
従業員の方から、こんな事を言われて嬉しかった。

そんな内容が感想文の中に入っているということは、店長や従業員とインターンシップ生との間で、直接ミーティングや反省会でのやり取りが為されたということだろう。

  店長としてインターン生と直接関わること。

このことが、インターン生にとって、どれほど思い出の多い会話となるか。
今回、いろいろなインターン生の感想文を読んでいて、よくわかった。

  店長や従業員との関わりが記された感想文。

この関わりを記したインターン生の感想文は、感情豊かなものになっている。
この業界に初めて入った彼らにとって、店長や人生の先輩の話は、普段の学校や家庭で過ごす中で学ぶ事柄とは違って、人生を別の社会から見た原理原則を学ぶ機会であると言える。

  そして彼らにとってはその事が強烈な印象として残っているということ。

インターン生の研修期間は、せいぜい5日間程度。
この5日間で、仕事の内容を理解するということは到底不可能である。
一応、仕事のサワリとか表面上の流れを掴む程度であろう。
それより、インターンシップにとって一番大切なこと。

  それは社会の現実に触れるということだ。

社会の現実。
それは、人間社会の中で仕事を通して生きて行くということ。

  その中で一番大切なことを学ぶ機会。

私はそれをインターンシップを通して学んでもらいたいと思っている。
それとて、その期間に学べるかというと難しいかもしれない。
しかし、我々の仕事は接客業。

  接客を通して人生の一番大切なことを学ぶ。

これが、この業界にインターンシップとして研修に来る最大のメリットであるといえる。

  私は、このことを最終日前日の最後の30分で面接で話す。

そして、その検証を最終日の研修で実証してみる。
最後の1日だけでも、店長から教わったことを、店内でお客様に実践してみる。

  その検証の場という現場を持つ小売業の研修は大いなるチャンスの場。

そこで、行動するという事を学ぶのである。
そして、そのようなステップを踏ませることが、このインターン生を受け入れる企業の使命でもあろう。

そんな意識を持って、今年もインターン生を受け入れていきたいものだ。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
中学生と高校生。
確かにインターンシップと呼ぶ高校と宮っこチャレンジと呼ぶ中学の違いは大きいですね。
どちらも社会貢献ですが、高校生は数年後に社会へ出る社会人候補生。
だから、就業する直前の原理原則と人としての生き方の部分のさわりを体験させようと思っています。

投稿: てっちゃん | 2015年4月26日 (日) 22時49分

インターンシップ、まだ当社では高校生を受け入れたことはありません。選んでもらえない⁉︎(笑)中学生を受け入れるのとはまた違うのでしょうね。毎年中学生は受け入れていますので地域(社会)貢献を意識してみようと思います。

投稿: かわらい | 2015年4月26日 (日) 22時35分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
インターンシップに対しての対応。
当社も仕組みやマニュアルはあってないようなものですね。
この報告書を読んでいても、各社とも店舗の店長次第で関わる内容も違うみたいですね。それはそれで店長次第で研修店舗で学ぶ内容が変わってきてもいいとはおもいます。

投稿: てっちゃん | 2015年4月22日 (水) 08時20分

インターシップ制度も企業の社会貢献でもあり生徒の社会人としての心構えを身に付ける大切な場ですね。意外に会社としての仕組みがないのは当社だけでしょうか。店長の理解度によって職場体験から得る事も大きく異なる。事の本質を見定め短い期間で如何に豊かな職業体験をさせてあげるのか。親心的な配慮も大切ですね。

投稿: dadama | 2015年4月22日 (水) 07時09分

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