店内照明
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
店内照明。
このブログでも何度か取り上げてきた。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-daa3.html
店舗設計上、店内の照明は必要十分条件の上に設置されているものだ。
だから、どの照明をとってみても無駄に設置されているものは無い。
東日本大震災時等の非常時での節電。
これは政府要請上必要であり節電への協力として店舗内の数カ所を消灯して対応したが、本来は全ての照明が店舗レイアウト上必要箇所に設置されており、そのどれを取っても商品や通路、そして店内デザインを有効に活かすためのものである。
そして、一番の目的は、商品を活かすと言うことである。
商品を活かす照明。
その為に、企業内では、バイヤーが事前計画し取引先と交渉し店舗担当者へ部会を通じて伝える。
店舗担当者はその想いを受け継いで、自店で販売計画を立案し仕入れ加工して陳列する。
その過程で多くの人材が関わる商品。
そして、最終的に店舗の店内でお客様に購入される。
最後まで最高の状態で販売すること。
これが、その店舗の店長に課せられた課題であろう。
そう考えると、商品を最高の状態でお客様に提案するために、店内照明の切れを防止するのも店長の仕事の一つと言える(代替えとして副店長の役割でもいいのだろうが)。
そんな持論を久しぶりに記してみた。
そして当店の店内照明はどうだったか(笑)?。
明日閉店するのか、と思うほどの天井の照明切れ(笑)。
それは、以前に本部の設備担当者の方から、将来的にLEDに変更するので店内の照明切れに対応するな、との指示を受けていたからだ。
それでもその次の指示が途絶えていたので、再度問い合わせたら、「キャンセル」になったということだった。
早速、設備担当者に店内照明の切れを説明して、先日100%復元していただいた。
天井照明故に、どちらかといえば、店内の通路の明るさがかなり増したと思われる。
すると、その直後から不思議な現象が起こり始めた。
夜のお客様の増加。
不思議なことに、店内照明を全て入れ替えて全灯にした数日後から、夜6時以降のお客様が増加し始めた。
“何かの偶然だろう”
そう思っていたが、この春の気候と日暮れ時間の繰り下がりからというのもあるが、昨年の時間帯別客数と比較しても、顕著に数値上も現れてきた。
逆に夕方4時〜6時が若干減少しているが(笑)。
それが、約10日前のことであるから、店内照明の全灯が夜のお客様の増加につながっていることは、季節的な部分もあるだろうが因果関係はあるだろう。
店内照明。
東日本大震災時から比べれば、店内は本当に明るくなった。
それに伴って、夜のお客様も変化してきてくる。
商品だけではなく、やはり照明は重要なファクターであることがわかる。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
夜の客数増加は単なる偶然でしょう(笑)。
ちなみにピーク時のお客様がずれ込んでいるという事実( ; ; )。
投稿: てっちゃん | 2015年3月25日 (水) 10時17分
昨年の夏に2店舗の店内照明がLEDになりました。常に玉切れの蛍光灯と格闘していたので実に快適!(笑)電気代はそれでも横ばいですが。それでも当社は夜の客数は伸びませんでしたけど。(笑)てっちゃんの店の夜の客数が伸びているのは店が良くなったからでは⁈
投稿: かわらい | 2015年3月24日 (火) 22時35分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
経費も大事。
でももっと大事な商売の追求。
本来の我々の仕事を置いといて、経営のテクニックを優先させる方針に現場も離れていくという組織心理が働くことに気づいてほしいですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年3月23日 (月) 20時57分
当社でも節電の大義名分のもと経費節減のための節電を推奨しておりましたが電力量は減ってもデマンドが上がっているので経費節減効果はあまり実感出来ません。電力量は照明よりも冷蔵・冷凍ケースやバックヤード庫の方が遥かに多いですし。お客様に不のかかる節減はいずれ店の店舗力にかかわってくる。売上が低迷してくると経費節減に目が向きがちですがお客様に不を与える節減には勇気をもってNoという事も必要であり、結果店舗力も伴ってくると思います。ちょっと脱線気味のコメントですみません(笑)。
投稿: dadama | 2015年3月23日 (月) 18時43分