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2015年3月28日 (土)

マイナンバー制度

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会。

  人事担当者から言われた言葉。

「マイナンバーが発令されますので、自宅に届いたら大切の保管しておいてください。」

  “マイナンバー?”

それは、こういうことらしい。

「マイナンバーは、住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。
  マイナンバーは、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現する社会基盤であり、期待される効果としては、大きく3つあげられます。

  1つめは、所得や他の行政サービスの受給状況を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困っている方にきめ細かな支援を行えるようになります。(公平・公正な社会の実現)

  2つめは、添付書類の削減など、行政手続が簡素化され、国民の負担が軽減されます。また、行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関から様々なサービスのお知らせを受け取ったりできるようになります。(国民の利便性の向上)

  3つめは、行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されるようになります。(行政の効率化)」

ということらしい(内閣官房社会保障改革担当室より)。

そして、その交付は、

「平成27年10月に、皆様にマイナンバーを通知するための通知カードが配布されます。
  また、平成28年1月以降には、様々なことに利用出来る個人番号カードが申請により交付されます。」

今年の10月には配布されるらしい。

もう、そんなところまで来ているのだ。

  マイナンバー。

全ての行政の手続きがマイナンバー一つで済むというこの便利さ。
以前から思っていたことは、行政の住民票と社会保険と健康保険証、そして運転免許証等の連動が無いのかということ。

  全ては行政の管轄である。

しかしその行政自体の縦割りの存在から、行政で行う全ての把握が連動していないから、我々は全て違う行政の窓口で手続きを行わなければならなかった。

  それが全て連動して統一される。

これは喜ばしいことである。
と私が思うのだが、そうでもないらしい。

  一番のリスクは情報漏洩。

とは言っても、情報を集約しようとすれば、漏洩の可能性は高まる。
しかし、それを恐れていれば不便な社会の中で生きていかなければならない。
そうなれば、簡素な行政に進化し、行政自体のコンパクト化も図れ、税金の軽減にもつながるのではないか。

  そんな視点で今回のマイナンバーを見ていきたいものだ。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
如何に利便性を引き出すか。今後とも進化していくとおもわれますね。

投稿: てっちゃん | 2015年3月31日 (火) 00時40分

便利さと裏腹に危険性が高まる。個人個人が自分を守る手立てを考える必要があると思います。
又、税金の軽減は是非お願いしたいですね。

投稿: かわらい | 2015年3月29日 (日) 22時58分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
どのような方式になるのかは私もわかりません。番号だけなのか、磁気カードなのかICチップが埋め込まれるのか。
いずれにしても個人情報が一括管理されることで、行政手続きが便利になることを願いたいですね。

投稿: てっちゃん | 2015年3月29日 (日) 06時50分

アメリカのIDカードみたいな物でしょうか。便利になる分偽造等のリスクも増すのでしょうね。全国民が番号で管理される。時代の流れ、合理主義のなかで殺伐感を感じるのは私だけでしょうか?

投稿: dadama | 2015年3月28日 (土) 21時06分

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