これからの勝ち組
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、競合店の店長といろいろな話になった。
「これからは勝ち組の条件は『長生き』でしょう(笑)。」
彼が言うには、せっかく出世して収入を上げたり、事業を起こして成功したりしても、長生きできなければ人生の勝ち組にはなれないというのだ。
ますます、人材不足が叫ばれる現代。
定年も60歳から65歳、将来的には70歳ぐらいまで引き延ばされるのは間違い無いだろう。
そうなると、定年になってから余生をゆっくりとという人生はなくなる。
働ける間はしっかり働かなくてはならない時代。
むしろ、働かなくては余生もない時代に突入していく。
そのために我々に必要な条件とは、
健康で長生きして働けること。
それが、人生の勝ち組の条件となっていく。
長生きできて遅い余生を楽しめること。
それが一人一人の人生の条件となってくる。
だから、健康に対しての関心が高まる要因でもある。
更に、人生に勝つという認識も従来から大きく変化してきていることもあるだろう。
従来は短期的にも大きな収入を得ること。
今後は長生き出来て人生を楽しめること。
その為には、無理をして命を縮めるぐらいなら、健康を優先に長生きをしてできるだけ小さな幸せを長い時間楽しむことを優先する時代になってきたのである。
「長生きをして人生の勝ち組となる」
これがこれからのキーワードになっていくかもしれない。
そのために、稼いだ資金を投資する。
従来は、美味な食事をすることが勝ち組だった。
今後は、質素な食事で体調管理することが条件。
従来は、燃費の悪いガソリン車に乗ることが勝ち組だった。
今後は、高燃費のハイブリット車に乗りコスト削減をする。
従来は、徹夜して無休で働いて高収入を得た。
今後は、常に健康を意識して長生きすること。
要は、価値観が大きく変わってきたということだろう。
長生きすることが「勝ち組」の条件。
そのために、食品スーパーが果たすこと。
それが、食品スーパーの果たす使命となり、地域に根ざす地場スーパーの使命であり、我々が一番関心を持つべき項目となっていく。
人生の価値観に合わせた我々の商売の変遷。
そして、彼の企業はそこの部分に積極的に切り込んで行こうとしている。
医食同源。
「食べる」ということが「生きる」ということには変わりない。
しかし、従来の「生きる為」の食事から、いかに長生きするための食事の提供に我々の使命が変わったなら、我々の商売も根本的に変えていかなければならない。
人生の目的が、長生きすることを勝ち組と評するなら。
我々も、長く商売していくことを使命としていきたい。
| 固定リンク
« 演歌歌手とカバー曲 | トップページ | 果実の種 »
「生き方」カテゴリの記事
- ミッドライフクライシス②(2024.09.26)
- 幸せって、ナニ?(2024.09.27)
- ミッドライフクライシス①(2024.09.25)
- 時は平等(2024.04.06)
- 転職の季節(2024.04.02)
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
男の厄年を機に真剣になっていくだろうと思います(笑)。
それだけ、40代前半からの体の変化が、その後の健康への意識を高めていくのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2015年3月19日 (木) 07時11分
確実に健康への意識は高まってきていますね。自分の健康についてなかなか考えることはなかったんですが、健康で長生きでないと人生楽しめませんからね。自分で試しながら提案していきたいですね。
投稿: かわらい | 2015年3月18日 (水) 20時00分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今まではあまり意識しなかった自分への健康というテーマ。
しかし、よくよく考えてみれば、若く存在できて若々しく仕事ができる、生きていけるというテーマを持って生活することは人間の根源的なテーマでもあると思うようになってきた。それが今後のトレンドになっていくのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2015年3月17日 (火) 10時30分
時代と共に変化する価値観。過去は先行者利益が伴わないことが多かったですが情報氾濫時代は如何にトレンドを先取りするかが利益に結びつきますね。これからの大きなトレンドとなり得る健康・長寿の提案が見える売場・・・但し機能性表示の壁もあり個店ではなかなかチャレンジしにくい(笑)。地域性を超えたテーマは企業としての指針が必要ですし企業イメージとして定着すれば強い差別化となりますね。
投稿: dadama | 2015年3月16日 (月) 21時25分