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2015年3月 5日 (木)

中小の存在価値

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


3月3日のガイアの夜明け。

  多くの業界関係者の方はご覧になったと思われる。

「いちやまマート」と「とくしまる」の特集。

価格で攻めてくる大手に対して、独自のプライベートブランド「美味安心」を武器に国産の素材をメインにした美味しさや安心を徹底して打ち出して、安さという武器に対抗しながら自社の存在価値を高めている企業の特集だった。

番組では、美味安心を中心に品揃えを充実させようとする勉強会の中から、名古屋に本社を置く企業の美味安心を売り込む取り組みを通して、中小の今後の生き残り戦略を模索する姿を中心に放映されていた。

  今後の中小の生き残り戦略。

それをメインに据えたテーマのガイアの夜明けだったと思われる。
今後の日本の少子高齢化に対して、企業としてどう対応していくのか。
それを、一部の成功事例を通して描かれていたが、それとてこれからの時代に本当に生き残っていけるのかどうなのかはまだわからない。

  しかし、価格主導権はどうしても大手に敵わない。

それに対して、先手を打って、価格軸から価値軸に舵を切りお客様に対して提案しようとするスーパーとして描かれていた。

そして、その取り組みを惜しげもなく提供しようとするいちやまマートの姿勢。

  その姿勢に感化されて、素直に学ぼうとする賛同企業。

決して、大手とは言えないいちやまマートだが、規模に左右されずにこれからの時代に対応していこうとする姿勢とそれに賛同して同様に美味安心のプイライベート商品を自社に取り入れて自社を活性していこうとする企業。

そして、美味安心という決して価格競争力のあるカテゴリーではない商品を如何に売り切るか。

その為の販売技術の習得が、この企業グループの最大のメリットであろう。

  高質商品を売り切る力。

高質商品を品揃えすることが大手に勝つことではない。
高質商品を売り切る力を身に付ける事がその本質である。

今回のガイアの夜明けを見て、その部分を履き違えると取り返しのつかない失敗をしてしまうことがわかった。

  大切なのは「売り切る力」である。

どんなに高質な商品を開発品揃えしても、その商品を売り切る力が企業や従業員になければ宝の持ち腐れとなる。

売り切る力を得て初めて、開発された商品を活かせることとなる。

  そしてその本質を共有できる企業の組織化。

それが今回のガイアの夜明けのテーマ。
そんなテーマを感じた今回のガイアの夜明けであった。







  

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
結局は、基本の土台の上に立っての応用であり高質の販売であり信頼である。
全くその通りですね。
だから高質スーパーとはトータルバランスに優れ、特に基本の品揃えや欠品、鮮度接客のすべての面において高質でなければならないレベルを維持しなければならないと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年3月 5日 (木) 22時30分

高質商品、こだわり商品を売り切る力の必須条件は店舗イメージ・企業イメージとの整合性でしょうか。いくら高質商品を並べても店舗イメージが伴わねば売れない。逆説的には百貨店の商品は質が高いように見える(笑)。店舗のイメージが良くなければ売れない。店舗イメージの基本は欠品がない・新鮮・清潔・優しい・・・まずは基本の徹底から全てが始まるのではないでしょうか。更には働くメンバーが店にプライドを持って働ける環境。高質商品を売り切る力は商品力ではなく、基本の徹底と人間力にあると思います。

投稿: dadama | 2015年3月 5日 (木) 22時19分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
どんな商品でも売り切る力はその企業の販売力を位置付けると思います。
価格で売る商品だって、売り切る力は必要でしょうし、高質商品になればなるほどその技術はいろいろな引き出しを必要とする。その引き出しを作ることが販売技術であり、まずは品揃えをしていくことが第一歩でもあるでしょう。そこからの第一歩をどうきるか。まずはその行動からでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2015年3月 5日 (木) 20時11分

高質商品を売り切る力、ここが大事なんですね。いちやまさんではすでに売るのが大変な商品ではなく、自信を持っておすすめしているような感じが印象的でした。社長の強い想いが店の隅々にまで浸透しているのでしょうね。

投稿: かわらい | 2015年3月 5日 (木) 18時55分

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