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2015年2月18日 (水)

勝った負けた

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店の出店。

  競合は自店を磨く砥石。

だから、競合店の出店によって、自社や自店を更に磨いて競争力をつけていく。

  その通りではある。

そして、競争対策として対策チラシを撒いたり、価格を合わせたりしながら当面の対策を施す。

その結果、いっとき(2週間程度)は数値が予想以上に良く、競争に勝ったと思ってしまう。

  しかし、この程度で喜んではいられない。

競合店との競争はようやく幕を開けられたばかり。
この後から、長い長い競争の世界が待っているのだ。
その結果が、1年後に競合店が一周した後にやってくるのだ。

  それまでは長い長い見えない競争の世界を走り続けるわけだ。

どこかで今までの競争の結果をまとめなければならない。
しかし、その段階で出た結果を持って、この戦いを勝った負けたと結論づけるのは早すぎる。

  水前寺清子の「いっぽんどっこの唄」。

「勝った負けたと騒ぐじゃないぜ。あとの態度が大事だよぉ〜」
その通りで、一時の締めで出た結果が全てではない。

  競合店との競争は永遠に続くのである。

それでは、いつまで続くのか?。

  相手が降参するまでだ。

要は、競合店が撤退するまで。

  “えっ、相手が撤退するまで続くの?”

そう、相手が撤退して初めて、この競争が勝ったのか負けたのかの結論が出される。
それまでは、この戦いが続いているのだ。

  それを意識するかしないか。

意識すれば、常に相手の撤退を念頭に置きながら自社や自店の現状の戦い方に自ら興味を持ち、その手法を日々検討していく。

  その連続が結果として、相手の撤退につながるのだ。

それまでは、長い長い戦いの連続。
だから、一時の勝ち負けは、それまでの自らの手法の評価にはなるにせよ、勝った負けたと騒ぐほどの結論では無いということ。

しかし、どうしても我々は競合店が出店すると、出店された側からすれば早急に結果を求めたがるものだ。

  競合出店後、数値が落ちていない。

それを以って、この競争に勝ったとかどうとか。
しかし、残念ながら新店とは、内部側からみれば最低の状態でのスタートとなる。

  従業員の能力からみれば最低の状態。

その状態からスタートする新店が、その後どう成長していくのか。

  企業としての成長ストーリーの有無がその後を左右する。

最低の状態から成長ストーリーを描いて、新店を二年目三年目に繋いでいきながら、その店舗が地域のお客様の支持を高めていく成長ストーリー。

それを新店の店長を中心に従業員が成長ストーリーを理解して地道に取り組んでいく。

  これも永遠に続く戦いでもある。

新店を受け入れる店舗での戦いでもあり、新店出店した店舗も自店の成長という戦いを負いながら成長を続けていくのである。

  何との戦いか?。

結局は、カッコいい言い方をするわけではないが、自分との戦いとの連続ということだろう。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
そこらかしこらで始まるY社の進出。
今一番旬な企業かもしれませんね。
当社も本格的に定点観測が始まりました。

投稿: てっちゃん | 2015年2月21日 (土) 07時15分

つい先日始まったつくばでの戦い、再び今度は牛久でも始まりました。YB社とK社の激しい戦いに否が応でも飲み込まれる当社です。がっぷり四つにと言うわけにもいかず、のらりくらりといきたいところです。(笑)

投稿: かわらい | 2015年2月20日 (金) 22時20分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
売場に正解は無いですからね。
だから最善も無い。
あるのは仮設と意志に立脚した明確な売場。
その売場で日々勝負するのが我々の仕事。
だから仮設を立てて意志を持って仕入れて作った売場は、その後は売り切るのみ。
この売り切るという仕事が現場だけが有する特性なのかもしれません。

投稿: てっちゃん | 2015年2月20日 (金) 00時43分

自分との戦いとの連続。
おっしゃる通りですね。

地域のお客様の暮らしぶりを知り、
流れをつかみ、自らの経験を積み上げ
つつも、売り場は常に試行錯誤の連続。

最善でなくとも、せめて次善である手を
打てるよう日々、自己を磨き上げていきたいものです。

投稿: 神出鬼没 | 2015年2月19日 (木) 17時18分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
「店舗に在籍出来る期間が限られるサラリーマン店長が成すべき事は、同じ店で一生を終えるであろうパートさんの力をつける事なのでしょう。」
全くその通りですね(笑)。
見事なコメントです。

投稿: てっちゃん | 2015年2月18日 (水) 23時18分

相手が倒れるまで続く闘いですか。確かにその通りですね。ならば一店舗に在籍出来る期間が限られるサラリーマン店長が成すべき事は?
同じ店で一生を終えるであろうパートさんの力をつける事なのでしょう。パートさんの力をつけるには店長もパートさんに信頼されるだけの知識を持たねばならない。でないと誉めるにも誉めれない(笑)。店長が交代して数値がぶれるのは基礎固めが出来ていない証でありいずれ店を去る店長がせねばならない事は競合に負けない人間力をどれだけつけれられるかだと感じています。

投稿: dadama | 2015年2月18日 (水) 23時10分

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