ブルーボトルコーヒーの進撃
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「ガイアの夜明け」。
話題のブルーボトルコーヒーの開店を放映。
2015年 2月6日にオープンしたブルーボトルコーヒーが話題である。
コンセプトは「個人の香りがするコーヒーチェーン」。
創業者のジェームス・フリーマンさんは日本の喫茶店文化に「ブルーボトルコーヒー」は大きな影響を受けたと話している。
その影響を受けて、一杯一杯にバリスタ個人の香りを感じさせるパーソナリティ溢れるコーヒーショップを出店させたいという願いを込めてのチェーン化らしい。
よって、海外初進出が日本ということも、このような日本のおもてなしの文化に感謝の印であるという。
アメリカに出店しているブルーボトルコーヒーには、常時順番待ちの行列が出来ている。
なぜか?。
そこに、ブルーボトルコーヒーの徹底したこだわりとその美味しさに隠されている。
ブルーボトルコーヒーのこだわりの一つは「焙煎後48時間以内ものしか提供しない」こと。
更に、独自に買い付けてきた“オーガニック・フェアトレード”の豆を自家焙煎。
そして、一杯一杯をバリスタたちが丁寧に淹れてくれるというこだわり。
新鮮な豆、そして焙煎48時間以内の提供、コーヒーのプロ“バリスタ”の一杯一杯の手淹れ、これらが「ブルーボトルコーヒー」のこだわりであり、これらが全て徹底されるから、その美味しさは半端ではないのだろう。
私も、コーヒーは飲む方だ。
特に、酸味がなく深煎りのコーヒーが好きで、コーヒー店から独自に仕入れて購入しているものを毎日飲んでいる。
この朝の深煎りコーヒーがたまらない。
また、休憩時にも休憩室の自動販売機のコーヒーではなく、自分で煎れたコーヒーでなければ満足しないタチになってしまった(笑)。
しかし、その煎れ方までにはこだわりは無い。
ブルーボトルコーヒーには、豆だけでなく、その美味しい豆を更に美味しく煎れるため、プロ“バリスタ”の一杯一杯の手淹れを売りとする。
その為、バリスタのプロを養成するプログラム。
それが、この番組では放映されていた。
相当の技術を要するプロのバリスタ。
その為、今回の日本上陸での開店に際しては大手コーヒーショップの店長経験者などが転職により、ブルーボトルコーヒーのプロバリスタとして入社してくるほどだ。
こんな放映されたら続々入社希望者が出てくるだろうなぁ〜。
それほど、魅力的であることを感じさせる職業。
そういう職業観が我々業界にも欲しいところだ。
こだわりの店舗運営の為の販売技術。
そのために厳しい修行を強いられる社内教育。
それによってプロの販売者としての社会的な認識と自己実現への世界。
そんな世界が我々業界にも必要なのだが、なかなか従来のイメージが払拭出来ないでいるのが現状であろう。
一人一人がその業界に就業したいという仕事観を持ちたくなるような業界。
そんな業界を目指して、我々現役メンバーが如何に意欲的に現場の仕事を行えるか。
ブルーボトルコーヒーの開店を見ていて強く思うのであった。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
是非、明日からでもドリップコーヒー党になってみてください。やめられなくなりますよ(笑)。
そうなると、朝の一杯が病みつきになってしまう。あの香りが朝のボヤッとした頭を切れのある思考に引き戻してくれるから嬉しいものです。
投稿: てっちゃん | 2015年2月23日 (月) 00時12分
缶コーヒーを旨いと言って飲んでいるかわらいです!(笑)
マニュアルを作り誰でも出来る店作りをしてきたスーパーとは真逆の考えですね。人材確保の観点からも、何処かに尖りをもった店作りをしないといけませんね。
投稿: かわらい | 2015年2月22日 (日) 23時29分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
価格は1年後には必ず廃れてしまう。
何度この定説に挑戦して敗れていった店舗がいたことか(笑)。
基本と応用の磨き込みを忘れた企業はいつの世でも最下位を走ることになることを覚悟しなければならないでしょう。
投稿: てっちゃん | 2015年2月22日 (日) 00時16分
価格はお客様に対して強烈なアピールではあるけれども全てではない。価格はそれだけで勝敗は決まってしまう。だから残れるのは一番安い店。
品質・拘り・安心・おもてなし・・・
ここには従業員の働き甲斐、価値観、プライドが存在する。我々はそこにチャレンジしていく事が使命なんだと思います。
投稿: dadama | 2015年2月21日 (土) 21時39分