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2015年2月12日 (木)

自然界は春だが

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は2月12日。

  暦(こよみ)の上では立春も過ぎて春である。

しかし、しこたま寒い(笑)。
こちらでもまだまだ最低気温はマイナスである。

  しかし自然界では春の訪れを物語る商材が出回っている。

生わかめ、生かつお、菜の花、ふきのとう等々。
自然界では着実に春の訪れを告げる植物や海産物が水揚げされたり収穫されたり。

  しかし最低気温はまだまだマイナスを記録している。

このギャップを売場にどう導入するか。

  春の訪れを売場に表現しつつ現実はホットメニュー。

それが今の売場と人間達の暮らしぶりではなかろうか。
先週末の競合各社のチラシを比較してみると、大々的に「春の訪れ」をチラシに導入して春の商材を特集している企業もあれば、サラダとシチューでくくる企業、更には春の山菜とおでん鍋煮物でくくる企業と様々だ。

  逆に言うとこの時期に企業色が出やすい時期なのだろう。

旬の先取りをMDに掲げる企業、人間の体感温度をMDに掲げる企業、歳時記をMDに掲げる企業。

  そのMDの特色がチラシのテーマにダイレクトに反映される。

一時は、「チラシはお客様への招待状」と題して、そのテーマであったり特売品であったりを一番目立つ場所で展開し、お客様を迷わせないとい命題を掲げて売場作りをしていた時期もあった。
だから、テーマがなければチラシ商品の羅列で平場が決まってしまうという販売計画もありだったが。

  現代は、テーマを持って平場を計画する時代。

だから、チラシのテーマは各店の平場を決定づける根拠となり、数値動向に直結するテーマとなる。

  よって、そのテーマの持ち方で業績を左右するとも言える。

そして、各企業とも旬の先取りをこぞって競い合うようになっていった。

  まだまだ寒い季節なのに春を大胆にテーマとして。

確かに、自然界では春の息吹が芽生えているのだろう。
それを売場に提案して春を打ち出すのも良い。

  しかし、主と従を間違えてはいけない。

主はまだまだホットであり、従が春であろう。
その関係をどう売場レイアウトに落とすか。

  それを本部が「作」として提案しなければならない。

それを、52週MDと称して需要も少ないのに主として情報化するから間違った方向に進んでしまうのだろう。

  私的には、本格的な春の訪れは「ひな祭り」以降だろう。

ひな祭り以降から、サラダであり寿司であり刺身でありかつおでありの春商材がひな祭りの桃色と共に売場を彩る季節になっていくのではないだろうか。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
ある意味、一番賢い「作」かもしれません。それはそれで間違いではないでしょう(笑)。
しかし、季節感をどう感じさせるか。
両面のマネジメントが必須でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2015年2月12日 (木) 22時36分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
1店舗から企業を動かす。
これこそワクワクドキドキの職位。
店長の理想であることは間違いないこと。
ただし、組織人であることも周囲は退いてはくれない。難しさも倍増でしょうがそこを飛び越えるパワーを発揮してほしいと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年2月12日 (木) 22時33分

旬の提案、当社では一番最後に登場させて一番最後まで引っ張る。(笑)ようするに売れる時しか売らないと言うことです。本部の作の部分の強化を企てる今日この頃です。

投稿: かわらい | 2015年2月12日 (木) 21時55分

さて、弟子が何日坊主で終わるか(笑)。私の記録を超える事を期待して(笑)。因みに私の場合は季節の先取りより売場&部門の壁の破壊が優先事項ですね。会社の都合からお客様の都合に合わせた売場の試行錯誤の日々が続きます。

投稿: dadama | 2015年2月12日 (木) 20時25分

m-kiyoさん、コメントありがとうございます。
何事も「徹底」してみることは大切ですね。
特に、その商品がこのタイミングで購入される方にどんな美味しさを提案できるのかという部分を訴求すると、「そんな風にして食べてみたい」という気持ちにさせる力がその売場にあるかどうかだと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年2月12日 (木) 13時33分

てっちゃん今日は‼︎
三年間 北海道に赴任して、春がこんなに待ちどうしいんだ!と感じた事を思い出しました。
赴任中は「春告魚」や「春告草」を意識して部下に提案をさせていました。結果はソコソコでしたが・・・。
春告魚は、メバル又はニシンだと言われています。ニシンはNHKのマッサンで今年は行けるかもしれませんね!鮮度の良いニシンが入手出来れば刺身も美味いですよ!北海道人でも余り食べた事が無いようですが!
梅のディスプレイで春告草と呼ばれている事を事POPで知らせて、春告セールなどはどうですか?
今年は我が事業部はコトシンク、コトトーク、コトPOPで商品提案をして、更に店頭で二十四節気を徹底的に提案してみようと思っています。(笑)すいません本題から外れてしまいました。

投稿: m-kiyo | 2015年2月12日 (木) 11時36分

神出鬼没さん、毎日のコメントありがとうございます(笑)。
見せ筋と売れ筋。
以前はそんな言い回しで利益を取る源泉と未来への投資を区別して考えていましたが、52週MDの本部主導の弊害が出てくるとそのバランス崩れるという問題が発生する。
そのバランスを調整するのが現場なのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年2月12日 (木) 09時03分

来店していただいているお客様に
支持していただける要因をどれだけ
自分が提供させていただいているのだろうか。
ずっと心に秘めながら業務にあたらせて
いただいております。

できるだけ売り場に出てお客様の服装やカゴの中身、会話などに耳を傾け、
自らの売り場レイアウトやフェース取り、
商品アイテムの選択、陳列方法……

これがベストなのかを常に考え、課題を見つけ
どう、解決していけばよいのか試行錯誤を繰り返しながらの毎日です。

まだまだ多くのしがらみで次善策ばかりではがゆいですが、これはどこへいってもついて回るもの。そう考えできるだけポジティブに意識化し、MDに沿うフリをしつつ、現在の打ち出し商品の主従関係をハッキリとさせ売り場に反映しているつもりです。まだまだですが…(笑)

投稿: 神出鬼没 | 2015年2月12日 (木) 08時36分

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