リーダーの勝負強さ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
個人戦と団体戦。
我々スーパーマーケットは店舗同士の団体戦。
店舗という団体であり組織であるチームを率いて、スーパーマーケットというお店対お店として、競合店と競い合い、お客様の引っ張り合いから売上を積み上げ、結果として売上高とその前年比の競争をしていくわけである。
個別には強いのに店舗計だと負けてしまう。
そんな場合もあり得る店舗対店舗の競争。
鮮魚が強みの店舗であっても、
結局、お客様は鮮魚の商品群だけを購入する目的で来店するわけではない。
食事の支度を目的とすれば、鮮魚以外の調味料やそれ以外の食事のシーンにまつわる商品の買い出しも含まれるわけであるかが、店舗トータルとしての信頼出来る品揃えとその維持、更には店舗としての活気も含めて魅力ある店舗という存在が必要になってくる。
そこに店長としての手腕が問われることとなる。
そして、その一端として、店長の勝負強さも競争に勝てる要因として備えなければならないということだろう。
店長として勝負強いということはどいういうことだろう。
個人としての勝負強さ。
組織としての勝負強さ。
いずれも重要だと思われる。
“店長なんだから組織として勝負強くなれれば良いんじゃないの”
そう思われるだろうが、私はそうではないと思う。
まずは個人が勝負強くなることである。
それはなぜか?。
組織人は必ずリーダーを見るからである。
特に、窮地の陥った時の組織の構成員は、相手を見ること以前に自分の組織のリーダーを見る。
これは厳然たる事実である。
この窮地に陥った状況の時に、我がリーダー(店長)はどのような判断を下して、組織をどう導くのか?。
このことを固唾を飲んでじっと見ているのである。
だから、まずは店長が勝負強さを見せなければならない。
そのことによって、部下は安心するのである。
“このリーダーに付いていけば間違いない”
そんな部下の意識が、組織を一体化させ、まとまり、チームとして勝負強くなっていく一つのきっかけになるのであろう。
その為には、状況に応じた行動が重要となる。
どのタイミングで行動するのか。
競争する相手(店舗)という存在に対して、一番痛いタイミングにこちらの一手を打って、一番効率の良い策を講じて行動する。
状況には必ず流れがある。
その流れの中で、ここぞというタイミングが存在する。
このタイミングを見逃さずに、手を打つ。
その眼を養うことが大切なのだと思う。
そして、その連続が、お客様にとっても実に面白く安心して買い物に行けるお店として定着してくるのだろうと思われる。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
店長の勝負強さ。
これを如何に組織的に強化できるか。
大きな課題ですね。
投稿: てっちゃん | 2015年1月22日 (木) 07時13分
店長の勝負強さ、これこそが相手と闘うための唯一の武器ですね。いかに企業規模が違っても一対一の店長同士の闘いですからね。
投稿: かわらい | 2015年1月21日 (水) 23時11分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
知識商人という称号。
この称号に相応しい人材がところ変われば武闘派とか熱血漢とも呼ばれる現実。
dadama流人材育成。
今後ともよろしくおねがいいたします(笑)。
投稿: てっちゃん | 2015年1月19日 (月) 23時37分
背中を押される話題ありがとうございます(笑)。標準化が通用しなくなってきた今、現場力、個店力の回帰に向かっていくのでしょうね。店長の評価も自ずから変化せざるを得ない。武闘派や熱い店長が会社を支える時代の到来を信じて後輩の尻を叩いていかねば。もちろん時代の流れも受け入れながら(笑)。
投稿: dadama | 2015年1月19日 (月) 20時59分