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2015年1月21日 (水)

ストアコンパリゾン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ストアコンパリゾン。

  要は、競合店のリサーチ。

よく、MRとも言う。

  MarketResearch。

通常の近隣のMRであれば、いつも見るポイントは心得ているため、コンコース沿いに一周してから、中の食品等のエンドや催事場を見て終わる。

  主に生鮮で何を打ち出しているのか。

そこがMRの目的となる。
先日の店長会で、ストアコンパリゾンとして全員で実施した。

  自社のあるお店と競合しているお店の比較。

これを、全店長が役割を決めて詳細に自社と競合店の品揃え、価格、品質、販促、媒体、その他を調査した。

  青果なら、国産柑橘。
  鮮魚なら、まぐろ。
  精肉なら、しゃぶしゃぶ。

部門の中でもカテゴリーを決めて、より深く比較して調査。

  私は得意の果実に立候補(笑)。

二人一組となって同じカテゴリーを調査した。
私の相手は、元青果出身の店長である。
発表の段階で、彼の報告を聞いていると、同じ視点と違う視点での商品の見方や媒体の見方、更には売り方、そして一番心に映った部分などが見えて来る。

  “やっぱり専門家の見方は違う”

いくら自分が得意と思っていても、その部門出身の店長の見方はより詳細である。

  商品の中身や産地に突っ込んだ私見が出される。

そして、それが鮮魚、精肉、惣菜、グロサリーと、カテゴリーを現在の旬や主力カテゴリーに絞って調査して報告していった。

  これは勉強になった。

各カテゴリー毎に、その部門の出身者が担当したため、その経験から繰り出される自社と他社の比較が、自分でちょっと見て感じた比較とは比べ物にならないほどに、その違いが伝わって来る。

それらを順次聞いていると、両店のある大きな違いに行き着いていく。

  マーチャンダイジングの差。

マーチャンダイジング。MDとも表される。
要は、商品や価格、そして品質等、売場に陳列されている品揃えだけではなく、今が旬の商品カテゴリーや季節のテーマをどう販売しているかという販売技術や販売手法の差が、各担当の店長の言葉から伝わってきたのである。

  自分の視点と他者の視点。

この違いを、より専門家の視点を参考に比べてみると、如何に自分の視点の狭さや少なさが見えて来る。

  競合店調査以上に学べた時間であった。

そして、見えてきたMDの差。

  今、何を、如何に、売るか。

この一連の販売活動の両社の差。

  この大寒という一年で一番寒い季節。
  この受験シーズンという緊張の季節。
  この1月後半国産柑橘の出回る季節。

このタイミングは一年で一度きり。
このタイミングで何をどんな手段を使って販売しているか。

そこに、このタイミングを捉える両社の違いがはっきりと見えてくる。
 
  ストアコンパリゾン。

企業として取り組む競合店MR。
出身部門の店長の私見を聞きながら、競合他社を見るポイントが見えてきた。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
一口に競合店調査といっても、いろいろな切り口がありますからね。
品揃えと価格がメインになってきますが、これからの時代、競合店のMD、特に格上スーパーのMDに学ぶ姿勢は重要かと思います。

投稿: てっちゃん | 2015年1月23日 (金) 06時22分

競合店調査、当社ではほぼ皆無に等しいです。(笑)話題になってもそれぞれの切り口で自由に発言。やはり企業としての基準を作らないと行けませんね。

投稿: かわらい | 2015年1月22日 (木) 21時34分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
個人個人では競合店をそれぞれの価値観から見ているのでしょうが、組織として統一された基準があると、そこから見えて来る課題も同じ基準で露出してくると思われますね。

投稿: てっちゃん | 2015年1月22日 (木) 07時25分

競合調査と言っても調査すべき知識が無いと価格だけを見て調査した気になるメンバー。
会社として競合調査の教育やフォーマットが必要ですね。実は当社にはありません(笑)。競合の分析手法も知らない店長・・・確かにおかしいですよね。今度トップに掛け合ってみます(笑)。

投稿: dadama | 2015年1月22日 (木) 00時28分

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