競合店の出店
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、私の自宅からわずか10分程度の場所に競合店が出店した。
私が以前所属していた企業の新店。
以前は大きな工場があった場所であり、とてもとてもスーパーが出店しても道路事情が悪く、渋滞は必須であろうと思われた地である。
“ここに出店しても渋滞を招くだけだろうなぁ〜”
そう思っていた。
しかし、
いざ出店してみると、その道路事情は一変し、しっかり道路幅が増幅され左折直進右折レーンが確保され、四方からの流入も考慮され主婦でも駐車場に入りやすい設計になっていた。
“便利になったなぁ〜”
流石である。
出店するということは、このような条件を揃えなければ、リピーターが期待出来ないとうことを十分に考慮した設計である。
そして、売場。
特に惣菜の充実ぶりは目を見張る。
「だんらんデリ」
「おうちデリ」
そして、今回は更に、
「冷凍デリ」
が売場を占めていた。その他にも、
「レンジ対応商品」
の充実ぶりが特筆ものである。
どんどん進化するデリカ商品群。
素材で勝負する時代から、あっと言う間に商品構成が変化していく。
それを、青果、鮮魚、精肉の素材を販売する部門がそれぞれに開発していく。
その充実ぶりが特に目に付いた開店であった。
それを思い知らされた店舗である。
そんあ想いで売場を見ていたら、ある女性と会って、お互いに敬礼をしてしまった(笑)。
以前労働組合で共に活動した女性だった。
今では、執行役員をしているエリアの女性リーダーの方。
今回の新店の開店の為に、遠方から応援に来られたらしい。
もともとは鮮魚のパートさん。
そんな方を店舗のリーダーとして掘り起こし、能力を発揮させていく企業運営は、言うは簡単だがなかなかやれるものではない。
そんな土壌が整っている企業。
こんな企業は強い。
いろいろな視点を持つ企業。
特に女性が主体となる組織のコニュニケーション能力は高い。
良くも悪くも伝わる組織。
だから、情報伝達は我々男性社会よりも相当早い。
そして、徹底される。
これが女性が主体となる組織。
だから、男の組織と女の組織が縦横斜めから組織化されると崩れない。
そんな店舗がまた一つ近くに出店してきた。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
かれこれ20年も前からその取り組みを始めたわけですからいろいろな試行錯誤の連続だと思います。
取り組みの一番初めは失敗でしないですから慎重に人選すべきだと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年12月 7日 (日) 23時09分
益々隙がなくなっていく、厄介な存在。(笑)女性主体の組織、その重要性が当社でも急浮上しております。そう簡単にはいかないと思いますが進めていきたいですね。
投稿: かわらい | 2014年12月 7日 (日) 22時39分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
企業が強くなっていく仕組み、店舗が強くなっていく仕組み。そんな仕組みが張り巡らされているかどうかで、一人一人が自ら考えて行動していく体質が変わっていく。現場の一人一人がそんな行動をしてくと強くならないわけがないですね。
投稿: てっちゃん | 2014年12月 7日 (日) 07時07分
強い企業は強い訳があるのですね。当たり前ですが、(笑)。パートの戦力化を仕組で出来る企業、当社は形だけで機能しているとは言い難い。パートさん達が作業で終らず人生を捧げる職場環境の構築。これからの成長には欠かせないと感じています。
投稿: dadama | 2014年12月 6日 (土) 21時17分