「マツコの知らない世界」から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、「マツコの知らない世界」を見ていたら、
ドレッシングを特集していた。
通常のスーパーにも主力カテゴリーとして品揃えしてあるドレッシング。
醤油や味噌の消費が年々減少するなか、ドレッシングはここ20年で約2倍に拡大。
そんな上昇トレンドのドレッシングを取り上げていた。
今回のゲストは、新宿伊勢丹の調味料バイヤーが登場して、ドレッシングの昨今に関して紹介していた。
どのスーパーやデパートでも、通常の売れ筋定番商品の他にも、地域ごとにスーパー毎にご当地ドレッシングも豊富に品揃えされているのが昨今である。
そんなご当地ドレッシングの人気商品も紹介されていた。
更には、ドレッシングを調味料として魚料理や肉料理に使用する美味しい活用の仕方等も紹介されていた。
ドレッシング。
ドレッシングに人気ベスト3。
一位 キューピー深煎りごまドレッシング。
二位 ピエトロ和風ドレッシング。
三位 リケンノンオイル青じそドレッシング。
上記がベスト3らしい。
なるほど。当店も上記3品は常時下段で展開の商品が多い。
約1000種もある日本のドレッシングの中でも、一位のキューピー深煎りごまはその10%、年間で6000万本を売上げるというからすごい商品ではある。
マツコは、この深煎りごまドレッシングはしゃぶしゃぶのタレとして使用しているらしい(笑)。
番組では、通常のドレッシングの使用法として、野菜に振りかけて食べる以外にも、調味料としての食べ方にも注目していた。
二位のピエトロ和風ドレッシングを鶏のもも肉の下味として絡めてから唐揚げとして食べると、さっぱりすっきりした美味しさが味わえるとしている。
三位のリケンノンオイル青じそは、浅漬けの素としての使用や豆腐にかけても美味しいらしい。
このようにみても、ドレッシングというとどうしても野菜に振りかけるというイメージではあるが、人気商品だけを見ても、通常の使用法以外の美味しい消費方法があるから人気商品としていまだにベスト3を確保しているという。
更に、伊勢丹のバイヤーはドレッシングの料理メニューとしての使用法を幾つか案内してくれた。
これが驚きなのである。
まず深煎りごまドレッシングを使用した「サバの味噌煮」。
生サバに深煎りドレッシングと酒少々で簡単に美味しく「サバの味噌煮」が出来てしまう。
味噌が入っていないから味噌煮とは言わないのだろうが、深煎りゴマの濃厚な風味はサバの煮物に合いそうだ。
そして黒酢たまねぎドレッシングで作る「アジの南蛮漬け」。
これは、マツコも美味しいを連発。
黒酢のさっぱり感と強烈な酢の味がアジの南蛮漬けによくあるらしい。
更には、カルパッティオに合う青ネギドレッシング。
そして冷奴に合う濃厚ゴマドレッシング等々。
ドレッシングはもはや野菜サラダに振りかけるだけの調味料ではないのである。
いろいろな料理を作る上で、バランス良く和えられた調味料として使用する方法を知れば、ますます料理が楽しくなるという賢い番組だった。
「マツコの知らない世界」。
なかなか面白い内容を取り上げているようだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
ドレッシングを調味料として使用する新しい利用の仕方。
これは私にとって衝撃でしたね。
その方面で今後新たな関連販売が模索できるかもしれません。
投稿: てっちゃん | 2014年12月 3日 (水) 08時15分
なるほどと言うよりは、やられたなと言う内容でしたね。
放映の時点で時すでに遅し。このような情報に機敏に対処できる組織作りを急ぎたいですね!
投稿: かわらい | 2014年12月 2日 (火) 22時22分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
確かに当店でも品薄状態(笑)。
そして、いろいろな料理メニューへの使用法も面白かった。
ドレッシングという名調味料への広がりがまた一つ販売手法に加わりましたね。
投稿: てっちゃん | 2014年12月 1日 (月) 06時22分
この翌日からピエトロ和風ドレッシングが売場から消え去りました(笑)。キューピー・リケンはメジャーですからお客様も慣れ親しんでいるのでしょうが、ピエトロは日頃はマイナーの売上だけに在庫量も少なくセンターも欠品したようです。メディアの影響力を改めて知らされました。あの番組は要チェックですね・・・ドラマは見なくても(笑)。
投稿: dadama | 2014年12月 1日 (月) 00時48分