ペットフードの需要の高まり
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ペットフードの需要が依然として高まっている。
当店でも二桁近い伸び。
直近でドラッグストアが開店し、雑貨全般の売上が不振ではあるが、ペットフードに関しては上記の通りの数値をキープしている。
ペットを飼う家庭が増加している?。
それもあるだろう。
しかし、その飼い方が変化しているのだろう。
ペットの家族化である。
従来はペットと言えども、家の外で犬等を飼っていた。
しかし、近年のペットの小型化と犬から猫への移行により、家中での飼い方に変化し、更にペットとの距離も近まり家族同然により緊密により家族的にペットを飼う家庭や個人が増加してきたのだろうと思われる。
だから、より詳細な自分のペットの餌の需要が高まり、自分のペットに最適な餌の購入に走るようになってきた。
だから、高品質で高単価な餌に移行しているのである。
いわゆる、グルメタイプの餌の需要の高まり。
更にペット自体も高齢化になり、ペットを飼う人も高齢化している現実がある。
家族数が減少し、高齢のご夫婦が子育てを終え、ペットでその子育ての名残を楽しむ。
そんな構図がどんどん広がっているのだろうと思う。
自分が高齢になり、健康に気遣う年齢になり、高齢のペットにも同様の気遣いをして健康志向の餌を求めるようになる。
ペットにも長生きしてもらいたい。
長年飼ってきたペットに対しての想い入れは相当高まっているハズだ。
だから、多少高額でも健康で長生きしてもらえる餌にどんどん移行しているとも言える。
売場のペット関連のスペースは拡大傾向。
更に、アイテムも増加傾向にある。
市場が拡大し、多様化しているわけだから、店舗のスペース拡大アイテム増加は当然の成り行きであろう。
我が家でも、猫を飼っている。
その猫の名は「にゃんにゃん」。
そんな適当な猫の名前など、誰も付けないと思われる。
しかし、飼っていくうちに思い入れは高まる。
更に、可愛さもハンパなく高まっていく。
それはペットが自分になついていくから尚更だ。
だから、長生きしてもらいたい。
いつの間にか、猫の餌もワンランク高級な健康志向、年齢志向にアップしていたのだ(笑)。
そんな身近な話題からも、ペット市場が活況を呈しているのは見て取れる。
スーパーでのペット関連の品揃えはどうあるべきか。
ペットの餌を餌と捉えるか、食事と捉えるか。
餌であれば、ホームセンターでの購入に任せるべきであろうし、人間同様に食事と捉えれば人間に即した食事のシーンに近い品揃えにしていくべきなのかもしれない。
普段の食事、ハレの日の食事。
健康や年齢を意識した食事。
一年に一度ぐらいは、グルメの食事を与えてやりたい。
ウチの猫も、グルメの食事を一度与えた時以来、その袋を目にすると「これでもかこれでもか」と言わんばかりのおねだりが始まる。
このおねだり見たさに、ついついグルメの餌を与えてしまう。
そんなペットとの関係。
その延長線上に、食品スーパーのペット市場が存在するのだろうと思う。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
以外に、年配のお客様が多い地域ほど「ペットの家族化」が神幸化も進んでいるのではないでしょうか。?
投稿: てっちゃん | 2014年12月25日 (木) 23時09分
ペットを飼ってはいないのでこの辺の商品は『餌』としての扱いになっています。しかも最小限の品揃え。(笑)手づくりコーナーは面白そうですね。
投稿: かわらい | 2014年12月25日 (木) 20時34分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
「人間もペットも手作りが最高の料理であるのではないでしょうか。」
これは名言ですね(笑)。
ペット用の手作りおかずメニューのコーナー化が出来そうですね。
投稿: てっちゃん | 2014年12月24日 (水) 00時40分
ペット用のクリスマスケーキやおせちもある時代ですから。少子高齢化の流れでペットの家族化は進むのでしょう。ペットフードも人間以上の豪華さ(笑)。フルコースや減塩・低脂肪・高蛋白・・・ペットの家族化により動物愛護の精神が高まる事は良い事ですがペットに過剰な機能性食品を高単価に売りつけているような気も致します。人間もペットも手作りが最高の料理であるのではないでしょうか。
投稿: dadama | 2014年12月23日 (火) 22時11分