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2014年11月 8日 (土)

偶然と必然

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この世は、偶然の連続で流れている。

  天候しかり事故しかり人生しかり。

明日は何が起こるかわからない。

  しかしそう言っていては商売は出来ないのも事実(笑)。

そして、その偶然によって、人は泣いたり笑ったりする。

  偶然の不幸に泣き悲しみ落ち込む。
  偶然の幸運に笑い喜こび舞上がる。

そして徐々に平静を取り戻していくのだ。

  今業界では鮮魚が不振部門。

我々が現役の頃は、鮮魚はイベントリーダーだった。

  お盆年末土用丑の日と鮮魚無くして語れなかった。

しかし、今やイベント時でも鮮魚の利益の大幅ダウン。
いつの間にか、店舗の中でもお荷物になってしまった感がある。

  ここに身を置いた自分を偶然として落ち込むか。
  それとも必然としてこの逆境に向かっていくか。

その姿勢次第で、その人間性が評価されるのだ。

  業績が厳しいのは自分だけではない。
  
だから、少しでも未来が見えて手を打って数値が回復したら、思いっきり目立つ存在になれるのだ。

更に、この鮮魚の構造的な不況に際して、小売としての構造改革に着手すれば、必ず業績は回復してくるのだが、それを敢えて実行して、ちょっとでも売れる仕組みを作れれば、それは大いに評価に価する対象となろう。

  皆が不振だから少しでも上がれば目立つ。

これが精肉部門であれは、二桁伸ばしたって当たり前として目にも止まらない。

  逆に、鮮魚担当者にとってはチャンスなのである。

いつの頃からだろうか、そんな天邪鬼な(笑)考え方が身についてしまったのだ。

  この偶然は必然だ。

そして、降りかかった逆境は、必ず自分を磨いてくれた。

  配属の鮮魚部門で自分の将来を憂いた経験。
  嫌な店長の下で苦労して退職を考えた経験。
  競合出店で業績低迷しもがき苦しんだ経験。

全ては、それに直面した時は、その偶然を憂いたものだ。
しかし、そこから這いつくばった後に訪れる幸運の数々。

そう考えると、現在不況の真っ只中にある鮮魚という部門の担当者は、いまこの業界で一番磨かれている存在でもある。

  これを自分自身にとって必然と思って自分を磨けるか。

私はこのような時、「どうせやるなら」、と常に思っている。

  どうせやるなら数値を作る。
  どうせやるなら一番を取る。
  どうせやるなら成功させる。

そう思うと、いい知恵が浮かび、いい売場が出来、いい業績が付いて回る。
本気になって考えた知恵というものは、神からの授かりものに等しいと思う。

  常に我々には未来が待っている。

過ぎ去った、不幸な自分をその環境を嘆いても未来にはつながらない。

  その現状からどうやって好環境に転じていけるか。

その好環境へ向かわせる知恵と行動を与えてくれたのは、偶然という見えないもの。
その偶然に感謝して、スピードを持って対応していく行動力。

そして、その中から自分と組織との関わり、自分の行動力の力強さ、全ての環境が回り好転していくダイナミズム。

いろいろなものを学べる大いなる偶然に乾杯したいものです(笑)。







  

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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
未来を全て偶然とすれば、現在の延長戦が未来であり偶然。
現在とは自分の考え方であり行動である。
そう考えると、未来は今の自分の行動で変えられるという必然の世界でもある。
そう考えて、これから自分の身の回りで起こる全ての事象を必然と捉えていくことが、自分を磨き、自信をもって行動を起こすことができるのかと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年11月10日 (月) 06時49分

偶然とは、予期せぬ事象のことでしょうか?だとすれば未来に起こる全てのことが偶然ですね。自分自身の捉え方でそれが必然になるのかな?

投稿: かわらい | 2014年11月 9日 (日) 21時57分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今日のブログは自分への戒め(笑)。
私自身、なかなかそのように必然と考えて自分のお腹に納められない。
でも人生、いい時もあれば辛い時もある。必ず交互に訪れてくれるから面白い。だから今の環境や厳しさを必然と思って努力する行動力が後々必ず実になって返ってくると信じたほうが確率的に間違いなさそうだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年11月 9日 (日) 06時25分

偶然と必然。もちろん場面にめぐり合う運・不運もあるでしょうが現実は変わらない。現実とどう向かい合うのか?ポジティブに考えねばならないのは分かっているのですがお客様のせいにしたり・会社のせいにしたり・メンバーのせいにしたり逃げ口上を考えてる自分がいます(笑)。この年になってもまだまだ修行が足りません。自分ひとりでは出来ることは限られている。お祭りだけで終わって結果が残らねば店長失格。次世代に何を残せるのか?会社に何を返せるのか?しがらみが減った反面、自分自身との戦いに喜怒哀楽のこの頃です・・・ちょっと話題からは逸れてしまいましたが(笑)。ちなみの話題の部門は会社が逃げてしまいましたから(笑)。それが正解か不正解かはまだ判りませんが、戦う武器を失った事は事実であると思います。

投稿: dadama | 2014年11月 8日 (土) 23時04分

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